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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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折りたたみ自転車ブロンプトンがあって良かった|コロナ禍で困った時の移動手段

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マスクを付けたブロンプトンの写真

今回は、筆者の最近の個人的な話題の中から、

折りたたみ自転車BROMPTONがあって良かった!

と思った出来事・エピソードをご紹介します。

新型コロナウイルス感染症が広がる渦中、美容院に行く、ただそれだけのことにも難しさがあり、BROMPTONに助けられた。というお話です。

もくじ

新型コロナの渦中、美容院に行くことに

緊急事態宣言が解除された

2020年5月下旬、私が暮らす兵庫県においても、新型コロナウイルス感染症に関する「緊急事態宣言」がようやく解除されました。

5月・6月のカレンダーの写真

とはいえ、いまだ「コロナ渦中」。新型コロナウイルスの問題は収束したわけではありません

ウイルスや感染者がゼロになったわけではないので、緊張感を保ち、1人1人が対策を続ける必要があります。

ずっと行けなかった美容院に行くことに

過去数ヶ月、「外出自粛」「不要不急の外出をしない」を頑張ってきたので、すっかり髪の毛が伸びてしまいました。

毎月行っていた美容院も、コロナ渦中においては「密」な空間。濃厚接触が避けられません。

相互の感染リスクを恐れて行き辛くなっていました。

緊急事態宣言が解除されたら行こう」と考えていました。

そして、ようやくその時が来たので、ひさしぶりに髪を切りに行くことに。

移動手段に困った

しかし今回、髪を切りに出かけるだけでも、いくつかの障壁がありました。

1. まだ公共交通機関を避けたい

私が長年通っている美容院は、神戸の元町にあります。自宅からは20kmくらいの距離があり、これまでは電車に乗って行くことが多かったです。

電車の駅の風景
途中の「須磨駅」のホーム風景

しかし今、感染症リスクを下げるためには、公共交通機関の利用機会を減らすことが望ましい。

  • お互いに近い距離にならざるを得ない閉鎖空間で、誰から誰にウイルスが移るかはわかりません。
  • また、手すりやつり革などを持たざるを得ないこともありますよね。そういう不特定多数の人が触るものが怖い。

だから、いまは電車やバスなどの公共交通機関の利用機会を減らす必要があります。

コロナ禍においても電車通勤などをしている人たちから見れば、「電車くらい乗ればいいじゃないか」と思われるかもしれません。

しかし、私は持病の喘息があるため、新型コロナウイルスに感染してしまったら、命にかかわる可能性が高いので、本当に感染を恐れています。

2. いまは輪行も避けたい

電車に乗る時、「家から駅まで」と「駅から目的地まで」などの電車以外の部分を、
私はBROMPTONで効率化・時間短縮する習慣があり、BROMPTONを折りたたんで輪行することがよくあります。

しかし、前項「1」の通り、いまは電車などの公共交通機関の利用機会を減らす必要があります。

つまり、輪行もなるべく避けたほうが良さそうです。

3. 自転車で往復するほどの時間はない

家から美容院までの道のりは「たった20km」なので、自転車で全行程を自走して美容院に行ったことは何度もあります。

神戸の中心部に自転車で行く様子

しかし、それほど暇でもないので、今日のところは髪を切るために往復40kmの時間を浪費するつもりはありません

自宅から神戸元町までは信号が多いので、20km移動するのに1時間半くらい、往復3時間かかります。(私がブロンプトンで走る平均速度において)

さらに前項「2」の通り、今回は電車輪行で途中をショートカットすることもできません。

ということは、家から自転車で行くというプランは今回は使えないことになります。

4. 車で移動すると駐車場から歩くのが難しい(怪我のせいで)

こうなると、マイカー移動という手段が現実的

  • 車を使えば、電車や自転車を使わずに家から神戸の中心部まで行けるし、
  • 車で移動中は他人と接触することもありません。

私は車で神戸の中心部に出かける時、ほとんどの場合「神戸ハーバーランドUmie」の駐車場に車を置いて、そこから元町・三宮方面に歩いて行きます。(もちろん、Umieで買い物もする)

神戸ハーバーランドUmieの駐車場付近からの風景
Umie駐車場の連絡通路からの眺め

前項「1~3」をふまえて、今回は車でUmie駐車場まで行って、駐車場から元町まで歩こうと思いましたが、今回はそれが難しいのです。

私は現在、左足首を軽く捻挫しています

軽い捻挫を起こしている左足首の写真

軽度なのでギプスなどはしておらず、歩行はできるのですが、連続して数百メートルも歩くと痛みが出てきます。なるべく安静にしていなければなりません。

ということで、駐車場~美容院間の往復4kmを歩くのは難しいです。

ちなみに

美容院の近くのコインパーキングなどを利用するという選択肢もあったと思いますが、私は「いつもUmieの駐車場」と決めているので、他の駐車場を利用するというプランはありませんでした。

誰にでも「お気に入りの駐車場」「いつも使う駐車場」「安心できる駐車場」というのがありますよね。

1つだけ良いことがあった

今回、「コロナ渦中の移動」そして「足を怪我した状態での移動」という難しい条件が重なって、
いろいろ困ってしまいましたが、1つだけ救いがありました

歩くと痛いけど、ペダリングは痛くない

前項「4」でお伝えした「捻挫した足首」は、歩くと痛みや不安定さが出てきます。

しかし、ペダリングでは痛みが出ないということに気付きました。

私は家で仕事をしている日、運動不足にならないように時々「エアロバイク」を漕いでいるのですが、捻挫した後も「ペダルを踏む動作」では足首は痛くならないのです。

家の中のエアロバイクの写真
エアロバイクのハンドルにセットしたiPhoneで、ペダリングしながらKindleの本を読むことが多い

そこで、今回の移動手段について、
やっぱり自転車かな」と思いました。

ブロンプトンのペダルに足を乗せた様子

◎写真のスニーカーは「ティンバーランドのパーカーリッジ」。硬めのソールがペダリングしやすくて気に入っています。

BROMPTONで解決!

今回私の頭を悩ませた「コロナ渦中」の美容院訪問、そこにある問題をすべて解決してくれたのはBROMPTONでした。

車+ブロンプトンで、美容院に行けた

今回、最終的に私が選んだ移動手段は「車+ブロンプトン」という組み合わせでした。

折りたたんだブロンプトンの写真
  1. ブロンプトンを車に積んで、いつものUmie駐車場まで移動。
  2. ブロンプトンを組み立てて、駐車場から元町にある美容院まで移動。

これなら、

  • 電車に乗らずに家から神戸の中心部まで移動できるし、
  • 痛い足を引きずって歩かなくても街中を移動できます。
折りたたんだブロンプトンを車の荷室に積んだ様子
車のラゲッジスペースに積んだBROMPTON

これは「自転車なら何でもOK」というわけにはいきません。

BROMPTONをはじめとする、かんたんにコンパクトになるタイプの折りたたみ自転車でないと、こういう使い方は難しいです。

駐車場の外に置かれたブロンプトンの写真
駐車場からブロンプトンを持って出る様子

そうして、車に積んで行ったBROMPTONに乗って、駐車場から美容院までの道のりを、足を痛めることなく移動。

ブロンプトンに乗って元町方面へ移動する様子

私は無事に元町にある美容院まで行くことができました。

美容院付近までやって来たブロンプトンの写真

さらに、BROMPTONはもう1つの問題をクリアします。

ブロンプトンと一緒にお店の中へ

自転車に乗ってどこかお店に行ったとして、自転車を「そこらへん」に駐輪するのは良くないです。

歩道上に駐輪された自転車
歩道上に駐輪された自転車
  • ビル街のお店のほとんどは、スーパーマーケットのような駐輪場所を持っていません。
  • しかし、高価な自転車を路上に駐輪することは、盗んでくださいと言っているようなもの。
  • 街頭に設置された駐輪施設から自転車が盗まれるケースもあります。

私は、原則として目の届かないところに駐輪することはありません。

ではどうするか?

BROMPTONのようにコンパクトになる折りたたみ自転車なら、お店に持ち込むことが可能です。

折りたたんだブロンプトンを持ち上げる様子

ということで今回も、BROMPTONと一緒にお店のドアをくぐって、店内のスペースにBROMPTONを置かせてもらいました。

美容院の店内スペースに置かれたブロンプトン

私が通っている美容院では、以前から「BROMPTON」や「New World Tourist」の持ち込みを歓迎してくれていて、お店の人も折りたたみ自転車が欲しいと言っています。

ちなみに、この美容院のすぐ近くに『BROMPTON JUNCTION』がありますよ。

折りたたみ自転車の「持ち込み」という活用法

自分が訪れたお店や建物の人に、折りたたみ自転車の「持ち込みの可否」を確認して、問題なければ、手荷物として持ち込みができます。

お店・建物の中に持ち込めば、路上に放置することも、盗難のリスクにさらされることもありません

お店の入り口ドアの写真

このような「折りたたみ自転車をお店や建物に持ち込む」という利用については、むやみに推奨するものではありませんが、周囲の理解が得られる場合には、必要に応じて実践できる活用法です。

下記のページで「マナーや心がけ」について解説しているので、あわせて参考にしていただければと思います。

まとめ

ということで今回は、筆者の最近の個人的な話題の中から、
折りたたみ自転車BROMPTONがあって良かった!」と思った出来事・エピソードをご紹介しました。

折りたたんだブロンプトンの写真

折りたたみ自転車BROMPTON(ブロンプトン)は、

  • 外出時の「持ち運べる乗り物」になったり、
  • 別の移動手段の代替手段になってくれることがあります。
神戸港で撮影されたブロンプトンの写真

どこかに移動する場面で、その方法・プロセスに困った時は、
「BROMPTON」や、同様に「コンパクトになる折りたたみ自転車」を活用すれば解決できることがあります。

とりわけ、サイクリングや旅行など大きなスケールの用途よりも、「日常の足」といえる場面でこそ、その便利さが際立つように思います。

暮らしの中で、折りたたみ自転車を便利に使っていきたいですね。

折りたたみ自転車を活用することで、解決できる悩みや、効率化できることはたくさんあるのです。

おまけ

最後に、今回の「寄り道」のもようをお届けします。

神戸メリケンパークへ

今回、ブロンプトンで「駐車場」と「美容院」の間を移動する途中、神戸港にある広い公園「メリケンパーク」に立ち寄りました。

メリケンパークの風景
神戸メリケンパークの風景

前回メリケンパークを訪れたのは、3月上旬。前に来た時とは景色の色が違います。

「BE KOBE」モニュメント

自転車に乗ってメリケンパークを訪れたら、写真を撮っておきたいのが「BE KOBE」モニュメント。

メリケンパーク「BE KOBE」モニュメントの前で撮影した写真

いつもは人だかり・行列になっているこの場所も、この日は人が少なくて広々していました。

メリケンパーク「BE KOBE」モニュメントの前で撮影した写真

ここは「神戸ポタリングの記念写真」にぴったりな場所なので、神戸を訪れた時にはぜひ立ち寄ってみてほしいです。

神戸メリケンパークの「BE KOBE」について詳しくは下記ページでご覧いただけます。

神戸港の青い海

今回の最後の1枚は、神戸港の風景。

海は青くて、日射しがとても暑かったです。

神戸港の風景、青い海とメリケンパークオリエンタルホテルが見える

人混みを避け、不要不急の外出を避けている間に、季節は春から初夏に変わっていました。

これから本格的な夏が来るのですね。

こちらの記事もぜひ参考に

記事中の写真に出てきたアイテム

記事中で「エアロバイク」のハンドルに装着している「スマートフォンホルダー」は、下記のページでご紹介している製品です。

2つ持っているので、1つをエアロバイクに付けています。

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