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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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カジュアルな見た目の自転車ヘルメット『キャンバス・アーバン』を買ってみたインプレ

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普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真

筆者は1年に1個くらいのペースで自転車用ヘルメットを買っています。

最近購入したのは、OGKカブトの『キャンバス・アーバン』というヘルメット。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の製品本体と外箱を並べた写真
カラー:マットブラック

このヘルメットは2021年春に発売された製品で、私は発売前からチェックしていたのですが、当時はキャンバス・アーバンと同時期に発売された帽子型ヘルメットを購入しました。

OGKカブトのヘルメット:DAYS(デイズ)の写真
前回購入したヘルメット

最近になって再び、
普段着にも合わせやすい、カジュアル寄りの無難なデザインのヘルメットが欲しいな~」と考えた結果、2022年春に『キャンバス・アーバン』を購入しました。

普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真

実際に使い始めて、とても気に入ったので、「もっと早く買っておけばよかった」と思っているところです…(笑)

ということで今回は、カジュアルな見た目の自転車用ヘルメット、
OGKカブトの『キャンバス・アーバン』について改めてご紹介します。

購入しないと解らない「製品のディテール」や「実際の使用感」なども含めてお伝えしてみます。

こんな人にオススメです
  • ロードバイクユーザーがかぶっているようなスポーティーなヘルメットが苦手
  • スポーティーな見た目のヘルメットは自分には似合わないと思う
  • 普段着に合わせやすい落ち着いたデザインのヘルメットがほしい
もくじ

キャンバス・アーバンはこんなヘルメット

『キャンバス・アーバン』は、シンプルなデザインのヘルメット。

OGKカブト「キャンバス・アーバン」の公式カタログページのスクリーンショット画像
メーカー公式ページのスクリーンショット画像(価格表記は記事制作時点のもの)

カラーラインナップは「普段着に馴染む色」と「街に映える色」が取り揃えられている印象ですね。

『キャンバス・アーバン』には、帽子のツバのようなバイザーが付属していて、バイザー部分は着脱できます。

普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真。前端にバイザーが付いている。
アルファベットが書かれた部分はデカール。デザインのアクセントとして採用されたようだ。(左前のみ)

このヘルメットをカテゴリーに分類すると「ストリート系」とか「アーバンスタイル」に該当すると思います。

気張らないシンプルな見た目は普段着にも合わせやすく、街乗りなどの普段使いにマッチするので、カジュアルなデザインと言えるでしょう。

普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真

落ち着いたデザインのヘルメットが欲しい人に向く

一般に、ロードバイクにはスポーティーなヘルメットが似合いますが、ミニベロ・クロスバイク・ママチャリなどの場合はどうでしょう?

ヘルメットだけが「本気」だとアンバランスになってしまいますよね。服や自転車にヘルメットが似合わないことが多いと思います。

また、ロードバイクでもクロモリフレームのクラシカルな車種の場合は、スポーティーな見た目のヘルメットは似合わないことがあります。

折り畳み自転車ブロンプトンとヘルメットを並べて、カジュアルな自転車には、スポーティーなヘルメットが似合わないことを示した写真
スポーティーなヘルメットと、落ち着いた見た目のヘルメット。カジュアルな自転車にどちらが似合うかは一目瞭然。

ライフスタイルが人それぞれ違うように、自転車のスタイルにも「スポーティー」と「カジュアル」があると思います。

のんびり走る系の人や自転車には、このような「落ち着いたデザインのヘルメット」を組み合わせると、ヘルメットが悪目立ちしないので、ちょうど良いかんじに見えます。

カジュアル寄りのスタイルを好む人に、「キャンバス・アーバン」はちょうど良い選択肢の1つですね。

ディテールをチェック&使用感を解説

普段着に馴染むシンプルで主張しないデザイン

『キャンバス・アーバン』の外観は、デザイン性や機能性を保ちながら、絶妙にシンプル。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の写真。

凹凸が少なく平面的で、トゲトゲしていないのが良いですね。

表面はマット塗装されているので、テカテカ・ピカピカしていないのも好印象。

光沢がないので衣服との馴染みが良く、悪目立ちしにくいですよ。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の写真。

後部にはアルファベットを使ったデザインが配されています。

完全な無地を好む人もいると思いますが、シンプルな中に文字装飾でデザイン性を加えることは、Tシャツやアメカジでも一般的な手法だと思います。

  • カラー名に「マット」の文字を含む色(例:マットブラック)がマットカラーです。(この記事執筆時点では全カラーがマット仕様)
  • マット仕上げの表面は傷や油膜が付くと目立つので気を付けたい。

バイザーが付属:あり・なしを選択できる

先述の通り、『キャンバス・アーバン』には帽子のツバのようなバイザーが付属します。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の製品本体とバイザーを並べた写真

購入時、バイザーは装着されておらず、ヘルメット前部の内側には「通常のインナーパッド」が付いています。

インナーパッドとバイザーを付け替えることで、バイザーの有り・無しをチェンジできます。(バイザーにもインナーパッド相当のパッドが付いている)

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」に付属のバイザーがインナーパッドと交換できることを示した写真

バイザーを装着すると「目もとの日除け」になるので、朝夕の低い太陽が眩しい時や、日中の強い日差しを少しでも遮りたい時などに役立ちます。

バイザーは単に「見た目のアクセント」であるだけでなく、「日よけ」という実用性があるので、必要な人には嬉しい付属品ですね。

エアフローは良好、通気性はそれほど悪くない

ヘルメットの前面・上面・後部には通気口が設けられているので、通気性はそれほど悪くありません。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の写真。前から後ろにかけて2列の通気口があることがわかる。

もちろん、一般的なスポーティーなヘルメットと比べると、シンプルなデザインと引き換えに、通気口が少なくなっているのは確かです。

しかし、OGKカブトのヘルメットはエアフロー(空気の流れ)についてよく考えられているので、前から入った風が後ろへとスムーズに流れていきます。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」を斜め後ろから見た写真。後部にも複数の通気口がある。
ヘルメット後部には、複数の空気の出口が設けられている

そのため、通気口が少ない割には、蒸れや暑さを感じにくいです。

一般に、街乗り系のヘルメットは、シンプルなデザインと引き換えに通気性が非常に悪いものも多いです。その点、この『キャンバス・アーバン』は通気性・快適性を大きく損なわないことに成功していると思います。

しいて言えば、発汗・発熱量が多い「ハードなライド」や「蒸し暑い季節」には、通気性に不足を感じる可能性がありますが、通常の街乗り・ポタリングなどでは十分な通気性だと私は感じました。

  • ちなみに「寒冷時」には、一般的なスポーティーなヘルメットの場合、「通気性が良過ぎて頭が寒い」という問題が起きますが、この『キャンバス・アーバン』の場合は通気口の数が少ないぶん、頭が寒くなりにくいと思います。
  • エアフローや快適性は、髪型(特に前髪の有無)や毛量によって多少変わる可能性があります。
  • 雨の時には「ヘルメットカバー」をかぶせることで、通気口からの雨水の浸入を防げます。

アジャスターが優れる

後側下部には、ヘルメットと頭のフィット感を調節するアジャスターダイヤルがあります。(通常のスポーティーなヘルメットと同様の構造)

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部の写真。アジャスターダイヤルがある。
中央のダイヤルを回すとホールド感を調節できる

アジャスターダイヤルを回して適度に締めこむことで、ヘルメット内部に張り巡らされたアジャスターバンドを引き締めて頭部をホールド、ヘルメットが頭から外れにくくなります。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側の写真。アジャスターバンドが見える。

このアジャスターの効きを「自分の頭」に合わせて調節するためには、アジャスターバンド後部の高さを頭に合わせて調節する必要があります。

ヘルメット後部の内側、アジャスターバンドが固定されている部分は「2段階」で上下位置を調節できます。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側後部の写真。アジャスターバンドの高さを切り替える部分がある。
上・下いずれかの高さを選択できる

「アジャスターダイヤルを締め込んでも、後頭部への掛かりが悪い」という場合に、位置を下げると、頭がい骨と首の境目の段差に上手くフィットする、というかんじです。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」をマネキンに装着した写真。アジャスターバンドの高さが適切に調節されている。
自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」をマネキンに装着した写真。アジャスターバンドの高さが適切に調節されている。

基本的な構造は、OGKカブトの従来の自転車用ヘルメットと同様だと思いますが、私がこれまでに使ってきたOGKカブトの他のヘルメットよりもアジャスターのホールド感のレベルが上がったように感じました。改善されているのかもしれません。

ヘルメット着用時には「あごの下に掛けるストラップ」の長さ調節もしっかりと行う必要があります。

ヘルメットの重さ:約300g=少し重め

公称重量は290g。たくさんの通気口を持つスポーティーなヘルメットと比べると「肉抜き」されていないので、そのぶん少しだけ重量が増えている印象です。

そして、バイザーのあり・なしで重量が変わります。実際に計ってみました。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の重さをデジタル秤で計測した様子。バイザーなしの場合は299gを示している。
バイザーなし(インナーパッドのみ装着)では、299gでした。
自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の重さをデジタル秤で計測した様子。バイザーありの場合は320gを示している。
バイザーありの場合は、320gでした。

およそ300グラムという重量は、自転車のヘルメットの中では平均よりやや重めの部類に入ると思います。

頭にかぶった時に「重たいなぁ」と感じるほどの重さではありませんが、私はスポーティーな超軽量ヘルメットも持っているので、比べると重さの違いを感じますね。

とはいえ、街乗り程度では、約300グラムの重さはそれほどストレスにはならないでしょう。

ただし、「前傾姿勢」+「長時間の使用」という条件が重なると、頭を支える首の後ろ側の筋肉の疲労につながると思うので、そのようなガチな走行をする人は、通常のスポーティーなヘルメットを選ぶほうが良いかもしれません。

  • ヘルメットの重量は製品・グレード・サイズによって異なります。OGKカブトのスポーティーなヘルメットの重量は概ね250g以下です。
  • 通常のスポーティーなヘルメットの通気口の数を半分くらいに減らすと、50g程度増えるのではないでしょうか。重さの差は「通気口の数」によるものだと私は考えています。

リフレクターが付いている

ヘルメット後部には、再帰反射シールを使用したリフレクターが貼付されています。気が利いていますね。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部にリフレクターが付いていることを示した写真。
黄色の★印で示した箇所がリフレクター

「明るい色のヘルメットには銀色のリフレクター」「暗い色のヘルメットには黒いリフレクター」という様に、ヘルメットカラーに合わせて銀・黒いずれかのリフレクターが貼付されているようですよ。

私のはご覧のとおり「黒のヘルメットに黒のリフレクター」の組み合わせでした。

そして、光が当たると、光源の方向に光を反射します。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部のリフレクターが光を反射している様子。

周囲が暗い状況で、ヘッドライトを点灯している車やバイクなどからは、このリフレクターの反射光がはっきりと見えるはずです。

「自転車通勤」や「長時間走るロングライド」などで暗い時間帯に走行する場合には、ヘルメット後部のリフレクターが安全レベルの向上に役立ってくれそうですね。

テールランプが装着しやすい

『キャンバス・アーバン』は、後部にテールライトを装着しやすい形状をしています。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部の写真。テールランプが取り付けしやすい形状である。

自転車通勤やロングライドでは、後方からの視認性向上のためにヘルメットにテールランプを装着する人も多いですよね。私もロングライドの時に付けることがあります。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部にテールランプを装着した様子。

『キャンバス・アーバン』はテールランプの装着を想定したデザインになっているようで、ヘルメット後部の中央に非常にスッキリと収まります。(ラバーバンドによる装着)

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の後部にテールランプを装着した様子。

ちなみに、写真のテールランプは「キャットアイのウェアラブルミニ」です。

ヘルメットにテールランプを装着しようと思った時に、上手く付けられないヘルメットもあるので、テールランプが付けやすい形状になっているのは嬉しいですね。

少し気になったところ

アジャスターの高さ切り替えがめちゃ硬い

上でご紹介した「アジャスター後部の高さを切り替える部分」。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側後部の写真。アジャスターバンドの高さを切り替える部分がある。

自分の頭に合わせてフィット感を出す時に、必要に応じてアジャスターの高さ(上下位置)を変更しますが、これが非常に硬いのです。

この部分は、アジャスター側の突起をヘルメット本体側の凹みに刺すことで固定されています。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側後部の写真。アジャスターバンドの高さを切り替える部分を外した様子。
調節箇所をヘルメットから外した様子。頭に合わせて、上下いずれかの凹みに刺す。

そして、アジャスターの高さを変更する時は、この固定されている部分を「外して、ズラして、再び刺す」という手順です。(通常は、ただスライドするだけで調節できるのが一般的です)

初めて外す時、非常に硬いので、おそらく多くの人にとって「あれ?なんで外れないの?」「は?こんなに硬いの?」と感じられる硬さだと思います。

思い切って引けば外れる

アジャスターバンド等の部品は簡単に破損することはないので、遠慮せずにグッと引けば固定箇所が外れます。

私も初めは「これ以上やると折れそう…」と思いながら、思い切って力を入れると「パチン」と音が鳴って外れました。そして、位置調節が済んだら固定箇所にグッと押し込めば「カチッ」と鳴って固定されます。

アジャスター等の取り扱いについては、製品の説明書にも記載されているのでよく読んで作業すると良いでしょう。

バイザー/インナーの着脱が面倒&硬い(→その後改良された)

追記

その後、バイザー/インナーの形状・取付方法が見直されて、改良された形状に更新されました。そのため、現在はもっと簡単に着脱できるようになっています。

別売されている「バイザー部分単体」の商品写真をご覧いただくと、下記の写真とは形状が変わっていることが解ると思います。

以下の内容は、改良前の初期仕様に関するものです。

バイザーあり・なしを変更する時や、インナーを水洗いする時に、バイザー/インナーを着脱しますが、これが面倒&硬いのです。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」に付属のバイザーがインナーパッドと交換できることを示した写真

一般に、バイザー/インナーは面ファスナーでヘルメット内側に貼り付ける仕組みです。

さらに本製品では、面ファスナーに加えて「両端の穴にアジャスターバンドを通して固定」する設計になっています。(OGKカブトの他のヘルメットでも採用されている)

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側の写真。インナーパッドの端にアジャスターバンドを通して固定されている様子。
インナーパッドの端の穴に、アジャスターバンドを通して固定するようになっている(左右とも)

そのため、バイザーとインナーを交換する時や、インナーパッドを取り外して水洗いしたい時には、その度に毎回、左右のアジャスターバンドを取り外す必要があるのです。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側の写真。アジャスターバンドの端を外した様子。
アジャスターバンドを外さなければ、インナーパッドを外すことはできない

しかも、この部分の固定方法は上記の「アジャスターの高さ切り替え部分」と同じ仕組みで、着脱がめちゃ硬いです。

私はヘルメットを着用した後に汗が染みたインナーパッドをほぼ毎回手洗いしたいのですが、このような作りによって「洗う度に面倒&硬い」ので、ちょっと悩みどころですね。

◎アジャスターバンドの「着脱の硬さ」には個体差もあるかもしれません。また、何度も着脱を繰り返すうちに硬さが少し和らいだ気がします。

私はこう対処した

この「毎回の着脱が面倒&硬い」という問題は、バイザー/インナーパッドの装着時に「アジャスターバンドを通さずに装着する」という方法で解消できます。

自転車用ヘルメット「キャンバス・アーバン」の内側の写真。インナーパッドの端にアジャスターバンドを通しさずに装着した様子。

面ファスナーだけで装着することになるので、バイザー/インナーパッドの脱落・紛失には注意する必要がありますが、私は他のヘルメットも含めてインナーパッドの脱落・紛失を経験したことはないので問題ないと考えています。

そして、本来アジャスターバンドを通す部分の長さが余って邪魔になりますが、上手くねじ込めば気になりません。どうしても気になる場合は、自己責任で両端をハサミで切ってしまうのも良いのではないかと思います。

追記

この項の初めに追記した通り、その後、バイザー/インナーの形状・取付方法が改良されたので、上記のような面倒は解消され、もっと簡単に着脱できるようになっています。

以上のような、ちょっと気になる部分もありますが、大きな問題ではないので、私はこのヘルメットを気に入っています。

マイナスポイントよりも、良いところのほうが多い製品だと思いますよ。

まとめ

今回は、OGKカブトの自転車用ヘルメット『キャンバス・アーバン』のインプレ記事をお届けしました。

普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真

『キャンバス・アーバン』は、競技用ヘルメットではないので、特にズバ抜けて優れた点はありませんが、
細部を見ると「気が利いた部分」もあり、多くの人にとって「概ね満足できる、普段使いしやすいヘルメット」なのではないでしょうか。

普段着に合うカジュアルな見た目の自転車用ヘルメット「OGKカブトのキャンバス・アーバン」の写真

私はこのヘルメットに現時点では非常に満足していて、最近は「メインのヘルメット」として使っていますよ。とても気に入りました。

以上、この記事の内容が、あなたのヘルメット選びの参考になれば幸いです。

今回ご紹介した製品はコレ

姉妹製品

『キャンバス・スポーツ』は、キャンバス・アーバンと同時に発売された姉妹製品です。(メーカーカタログページはこちら

姉妹製品なのでよく似たデザインで、『キャンバス・スポーツ』のほうが好みだという人もいると思います。

キャンバス・アーバンとの主な違い
  • バイザーが付属しない(ただし、別売でキャンバス・アーバンと同じバイザーが用意されているので、バイザーを追加することもできます)
  • マットブラックだけが艶消しで、それ以外は光沢があるグロスカラー(この記事執筆時点のラインナップ)
  • アルファベットを使ったデザイン装飾が異なる

ヘルメット購入に関するメモ
  • 通常、スポーツタイプのヘルメットには複数のサイズが用意されていますが、『キャンバス・アーバン』は1サイズ(頭囲:57-59cm)のみです。(2022年5月の時点において)
  • OGKカブトのヘルメットは、日本人の平均的な頭の形にフィットするように作られていますが、ヘルメットと頭のフィット感には個人差があります。頭囲が適合範囲内であっても、頭の形が合わない場合があるので、購入前によく検討しましょう。
  • ヘルメットは自転車用品店で試着して選ぶのがベターです。ネットで買うなら「返品・交換可」のお店で買うのがお勧めです。
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