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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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自転車が何度も繰り返しパンクする?7つの原因が考えられるよ

自転車のタイヤがパンクしている写真と「何度もパンクする」の文字

自転車のタイヤがパンクしたら困りますよね。

ところが、何度も繰り返しパンクするという人もいます。

その原因はいったい何でしょう?

パンクを繰り返す時に考えられる「7つの原因」とその解決方法を紹介します。

連続パンクのお悩み解決や、パンク予防の参考になればと思います。

追記:7つの原因に加えて、さらに1項目を追加しました。

もくじ

自転車のタイヤが何度もパンクする時、考えられる7つの原因

原因1|タイヤの空気圧が低い

「空気圧が低い」というのは、要するにタイヤに入っている空気が足りていない状態

空気圧が低いとタイヤは柔らかくなり、ちょっとした段差などでグニャっと潰れます。

すると、タイヤとリムに挟まれた内側のチューブに穴があきます。これを「リム打ちパンク」といいますよ。

友人が自転車の後輪を外してパンクを修理している写真。
リム打ちパンクをした友人、道端で修理中です…

一度しっかり空気を入れたとしても、タイヤの空気は自然に少しずつ減っていきます

空気が抜けていく早さは、タイヤの直径や太さなどによって異なりますが、空気を入れた1週間後や1ヶ月後は、元の空気圧よりも確実に低下しています。

そのため、定期的に空気圧をチェックして、空気が減っていたら入れる必要があるのです。

空気圧をこまめにチェック&調節することで、パンクする確率を下げられます

下記のページで「空気圧のチェック方法」や「知っておきたい基礎知識」などを解説しているので、あわせてご参照ください。

初心者向けアドバイス

ロードバイクなら5日に1度、ミニベロなら4日に1度、クロスバイクやママチャリなら1週間に1度程度が空気圧をチェックするタイミングの目安です。空気圧が低下していたら、適正空気圧まで空気を入れて調節しましょう。(やり方等は上記ページを参照)

原因2|同じチューブを長期間使っている

タイヤもチューブも使っているうちに傷みます。

タイヤ内部でタイヤとチューブが擦れるところはチューブが磨耗して薄くなり、穴があくようになります。これを「内部磨耗パンク」といいます。

磨耗が進んだチューブは何度修理しても繰り返しパンクするということが起きやすいです。

新品のチューブに交換することで磨耗をリセットできるので、
パンクが連続する時は「あいた穴をふさぐ」のではなく「チューブを交換する」のが正解です。

初心者向けアドバイス
  • 自転車屋さんに修理を依頼する時は「チューブを交換してほしい」と伝えれば新しいチューブに交換してもらえますよ。
  • 「チューブ交換」は「穴をふさぐ修理」よりもコストが割高ですが、パンクする回数が減れば結果的に安く済みます。

原因3|同じチューブを何度も修理している

パンク修理には、

  • 「チューブにあいた穴をパッチでふさぐ方法」と
  • 「チューブを新品に交換する方法」があります。

1度や2度なら穴をふさぐ方法でも問題ありませんが、何度も何度もずっとパッチ修理を繰り返すのはNG。ツギハギだらけのチューブは弱いのです。

穴をふさぐ方法はあくまでも応急処置であり、元通りにはなりません。

直してもまたパンクするなら、早めに新しいチューブに交換しましょう

すでに「何度もパンクと修理を繰り返している」ということは、パンクの根本的な原因は他にもあるはずです

「パンクする→修理する」を繰り返すのではなく、原因を無くしましょう。

原因4|タイヤに異物が刺さっている

タイヤに刺さった異物が貫通してチューブを傷つけるとパンクします。

異物の種類はさまざまで、よくあるのは「金属片」や「ガラス片」など。道路に落ちてるんですよね。

せっかくパンクを修理しても、パンクの原因になった異物がタイヤに残っているとまたパンクする可能性が高いです。

パンクを修理する時は、タイヤの内側・外側に異物が残っていないかチェックしましょう。

「これが原因だ」と言える異物を見つけたなら、取り除けばOKです。

初心者向けアドバイス
  • 異物を探す時は、外側は目視で・内側は手触りで。もし鋭利な金属片だった場合は手で直接触れると危険なので、軍手を着けて擦るようにするとよいでしょう。
  • 自転車屋さんでパンク修理してもらう場合、お店によってはパンクの原因を追究せずに、ただ修理だけを終わらせるお店もあるので注意しましょう。

原因5|リムテープが傷んでいる

タイヤとチューブがはまっているリム、その内側にはニップルホールの鋭利な段差があり、リムテープが段差を隠してチューブを保護しています。(一般的なクリンチャータイヤの場合)

自転車のホイールリムと、リムテープの写真。リムの内側にニップルホールが見える。
写真の黄色いものがリムテープ。リムテープにも色々な種類があり、製品により色や材質は異なる。

リムテープは経年劣化や摩擦で切れたり、凹んだり、ズレたりします。するとリムの段差が露出して、チューブと擦れるようになります。

その結果、摩擦でチューブが薄くなったり傷が付いて、最終的に穴があきます。

これも「内部磨耗パンク」の一種で、何度修理しても繰り返すパンクの原因になりますよ。

傷んだリムテープとチューブを両方新しいものに交換することで解決&予防ができます。

初心者向けアドバイス
  • 自転車屋さんでパンク修理してもらう場合、「リムテープが傷んでますね~、交換をお勧めします」と言ってくれることは少ないでしょう。リムテープが傷んでいると思われる場合は、自分から確認や交換をお願いしましょう。
  • 筆者は「コットンリムテープ」を好んで使っています。コットンリムテープは、交換が簡単で、ズレにくく、切れにくいのが特徴です。
  • リムテープは、リムの内幅に合ったものを使う必要があります。

原因6|チューブが粗悪品

タイヤチューブの品質はどれも同じではありません。品質が悪いものもあります。品質が悪いチューブは、それ自体がパンクの原因になります。

タイヤチューブの写真

製造時のゴムの融着が不十分で「空気を入れたら裂ける」とか「少し使ったら穴があく」みたいなレベルのチューブも存在します。

低品質なチューブがよく使われるのは、通販や量販店やホームセンターなどで売られている「激安自転車」。

「買ったばかりの自転車がパンクした」なんて話はよくありますが、その大半は高価なスポーツ自転車ではなく、安価な自転車で起きていますね。

ちゃんとしたメーカー製のまともなチューブに交換すれば、「チューブの品質が原因のパンク」は解消できます。

この場合も、「あいた穴をふさぐ」よりも「チューブを交換する」ほうが根本的解決になることが解りますね。

原因7|イタズラ

何度もパンクする場合、その原因は「イタズラ」ということもあります。残念ですが。

駐輪されている自転車の写真

いたずらパンクには次のようなパターン・特徴がありますよ。

  • 駐輪中にパンクしていた
  • いつも同じ場所でパンクに気付く
  • タイヤの側面に切り傷や穴がある

上記のいずれか1つでも当てはまる場合、そのパンクはイタズラの可能性があります。

また、イタズラによるパンクは一般に次のどちらかの方法によって空気が抜かれていると思います。

  • キリや刃物でタイヤを刺して穴を開けられている
  • 空気を入れるバブルの部分をイジって空気が抜かれている
    (これは正確にはパンクではない。空気を入れれば元に戻る。)

バルブから空気を抜かれるというのは、私も過去にやられたことがあります。(犯行現場を押さえました)

タイヤを損傷せずに、バルブから空気が抜かれている場合は、空気さえ入れれば走れるので、まだマシと言えるかもしれません。

いたずらパンクは対策が難しい

イタズラと思われるパンクが繰り返し起きる場合は、駐輪する場所を大きく変えるか、警察に相談するなど冷静な対処をしましょう。

また、「目立つ自転車」はイタズラのターゲットにされやすいです。見た目が派手だったり、ちょっと良い自転車に乗っている人は気を付けましょう。

学校や職場なら、そのイタズラは無差別ではなくあなたを狙った「いじめ」や「嫌がらせ」の可能性もあります。心当たりがある場合は、まずは頼れる人に相談を。

「駐輪しないこと」がいちばんの解決策

あなたにとって自転車が大切な存在なら、「目の届かない場所に自転車を駐輪しないこと」がいちばんの解決策になるでしょう。

例えばですが、「折りたたみ自転車」なら建物に持ち込んだり、屋内保管することが容易なので、イタズラや盗難の心配がなくなりますよ。打開策の1つとして覚えておくとよいでしょう。

追加1|虫ゴムが劣化している(英式バルブ)

◎こちらは、ママチャリや一般自転車に多く採用されている「英式バルブ」に該当する内容です。

英式バルブは、上部のナットを外すと中に「ムシ」と呼ばれる小さなパイプ状の金属部品が入っています。このムシの下部に付いているゴム管が虫ゴム(ムシゴム)。

自転車のタイヤの英式バルブを分解した様子。ムシと呼ばれる筒状の金属部品に、虫ゴムと呼ばれるゴム管が付いている。
筒状の部品(ムシ)の下半分に付いている黒いのがムシゴム

虫ゴムも経年劣化するので、劣化してヒビ割れたり、最終的には千切れてどこかに行ってしまうことがあります。

虫ゴムが傷むと、空気が漏れます。すると「タイヤやチューブに穴は開いていないのに、空気が抜けていく」ということが起きます。

虫ゴムの劣化が原因で英式バルブから空気が漏れている場合は、虫ゴムを新しいものに交換するとすぐに解決できます

虫ゴムの交換は、ゴム管を挿し替えるだけなので、タイヤ交換やチューブ交換と比べると非常に簡単です。(※作業時に空気が全部抜けてしまうので、空気入れも必要です)

超簡単な作業なので、自転車屋さんでもワンコイン程度の料金でやってくれます。

もしあなたの自転車のタイヤの空気が抜ける原因が「英式バルブからの空気漏れ」の可能性がある場合は、まず一番に虫ゴムの交換を試してみるのが良いかもしれません。
(別の原因が考えられる場合はそちらを対処してください)

虫ゴムの劣化によるバルブからの空気漏れは、正確にはパンク(タイヤやチューブに穴)ではないため、この記事の執筆当初は「虫ゴム」の話をあえて含めませんでした。

しかし、虫ゴムの存在やバルブからの空気漏れについて知らない人が非常に多いことが解ったので、「7つの原因」に加えてこの説明を追記しました。参考になれば幸いです。

パンクの応急処置ができる用品

実際にパンクが起きた時に、パンク修理など自分で解決できる人はいいのですが、自分ではどうにもできない人もいますよね。

また、自分でチューブ交換などのパンク修理ができる人でも「手っ取り早く応急処置ができる方法があるといいな」と思うことがあります。

そんな時には「瞬間パンク修理剤」という選択肢がありますよ。

ママチャリ等、英式バルブの自転車用

ロードバイク等、仏式バルブの自転車用

このようなパンク修理剤を使うと、応急処置として「とりあえず走行可能な状態」に復帰させて、なんとか自転車屋さんまで走って行けることがあります。

上記のパンク修理剤を私も試しに使ってみたことがあって、小さな穴であればちゃんと塞がると思いました。(わざと穴を開けて試した)

なお、パンク修理剤で走行可能になった後、そのまま自転車屋さんに行かずに乗り続けてしまう人もいますが、あくまでも応急修理なので、近日中にチューブ交換等のちゃんとした修理をしたほうが良いですよ。

  • 上記のような「ボンベ単体のパンク修理剤」は、ママチャリやロードバイクなど、タイヤが大きい普通の自転車に使用できます。(普通の金属スポークのホイールに対応)
  • ミニベロ・折り畳み自転車等、ホイール径が小さい自転車では、スポークの隙間が狭くてボンベがまっすぐにセットできないため使用できない場合が多いと思います。(無理に押し込むと、液が漏れます)
  • ボンベにホースが付いたパンク修理剤」なら小径車にも使えるのですが、近年品薄状態が続いているようで、私も購入できなくて困っています。

まとめ

今回は、自転車が何度も繰り返しパンクする時に考えられる「7つの原因」と、その解決方法をご紹介してみました。

心当たりのある原因から1つずつクリアしていけば、パンクに悩まされる回数は減っていくはずです。

パンクを予防して、安全&快適に自転車に乗りましょう。

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