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お知らせ

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こんにちは、ふじたひであき(@VegeFish_Tw)です。

今回は、大阪の老舗自転車ショップ「イトーサイクル」のオリジナル商品である

ブロンプトン用キャットアイライトブラケットを購入された方へのお知らせです。


一定の条件下において問題が発生する可能性があることが判明したため、

そのご報告と、今後の対応についてお知らせします。

◎すでに有効な解決策の準備が進んでいて、近日中にこの問題は解消されます。

◎これまでに購入された方には、無料でアフターサービスが提供されます。

◎対策が完了するまでの間、一時的に販売を休止しています。


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1.概要とまえがき

このアイテムは、2016年7月からイトーサイクルで販売されていて、

たいへん便利なアイテムだったことから、2016年10月にはこのブログでご紹介させてもらいました。

関連記事ブロンプトン用キャットアイライトブラケットの紹介記事はこちら

さらにその後、製作に必要な材料が入手困難に陥ったことを受け、「材料の調達」と「早期の販売再開」に協力させてもらいました。

関連記事「ブロンプトン用ライトブラケット」を部品の調達から携わって販売再開を実現

各部解説つき画像s

ぼく自身もこのアイテムのユーザー・消費者の1人であり、これまでに約6ヶ月に渡って使用してきました。おそらく誰よりも長期間、ハードに使ってきたはずです。

その結果、ある条件下において不具合が発生する可能性が判明したため、

イトーサイクルに問題点を報告するとともに、今後の対策を提案しました。

本記事では「判明した問題点についての説明」と「今後の対応」について、

イトーサイクルに代わって読者・ユーザーの皆さんに説明・報告を代弁します。

◎当ブログからお知らせする理由
このアイテムはイトーサイクルのオリジナル商品であり、僕は責任者ではありませんが、体裁上は関係者でもあります。

僕がこのアイテムをブログで紹介したことで、多くの皆さんがこのアイテムを購入されたこと、そして製作や供給にも協力してきたという関係上、

問題点についても共有・対応していく必要があると思うので、本件についても皆さんにご報告し、問題解決に向けて対応していくことにしました。




2.問題点についての説明

◎以下、「ブロンプトン用キャットアイライトブラケット」を「パーツ」と表記します。

▼判明した問題点

一定の条件下において、パーツの取り付け位置が下方にズレたり、最悪の場合はパーツが落下する可能性がある。

ただちに発生するわけではないが、条件が揃えば上記の問題が発生する可能性がある。


▼問題事象の発生条件

【1】パーツを車体に固定する際にナットの締め付けが不十分な場合

【2】悪路を走行するなど、通常想定されるよりも著しく激しい振動を連続的に加えた場合

◎上記1・2の一方または両方の条件を満たす場合に、問題事象が発生する可能性があります。


▼問題が発生した場合に起きること

もし問題事象が発生した場合にどうなるか?

それはブロンプトンの車体にフェンダー(泥除け)が装着されているか否かによって結果が異なります。

フェンダーが装着されている場合

フェンダー付きの車体の場合は、問題発生時にパーツはフェンダーの上に乗るため脱落することはありません

ただし、上記の発生条件を満たす場合においては、取り付け位置がズレるという問題が発生する可能性があります。

フェンダーが装着されていない場合

フェンダー無しの車体の場合は、問題発生時にパーツがどこにも留まることなく脱落・落下する可能性があります。

万が一パーツが脱落した場合、パーツはまずはタイヤの上に落ち、次に地面に落下することになるでしょう。ライトが装着されていれば、落下によりライトが破損する可能性もあります。


▼問題が発生する確率は低い

この問題は適切に取り付けられた状態での通常使用においては発生することがない問題です。

僕はこれまで約6ヶ月に渡りこのパーツを使用してきましたが、

通常使用において問題が発生したことは1度もありませんでした。

また、これまでに他のユーザーさんから問題が発生したという報告はありません。

したがって、現在このパーツをご使用中の方は、基本的には安心してお使いいただきたいと思うと同時に、余計な不安を煽るつもりはありません。

しかし、発生条件を満たす場合に問題が発生する可能性があることは事実であるため、

そのリスクは解消する必要があると僕からイトーサイクルに提案しました。




3.どのようにして問題点が判明したか|実体験より

これは「めったに起きない問題である」とはいうものの、1度だけ実際に起きたのです。

ブロンプトンで激しいダート路面を走行した結果、問題発生

先日、ぼくはブロンプトンで砂利や泥だらけの場所を走行しました。

マウンテンバイクで走りたくなるようなガタガタの路面を、振動に耐えながら進みました

ブロンプトンのホイール、フレーム、あらゆる部分が路面にあわせて激しく振動したことでしょう。

ふと、前輪のフェンダーがタイヤと接触していることに気付きました。ガリガリと音がするのです。

しかし、どうしてフェンダーがタイヤに近づいてしまったのでしょうか?


ズレたパーツがフロントフェンダーを押し下げていた

よく見ると、「ライトブラケット」の取り付け位置が下方にズレて、フェンダーを押し下げていたのでした。

フェンダーがあるため、パーツはそれ以上ズレることはなく、脱落・落下は免れましたが、

著しく激しい振動によって、パーツの取り付け位置がズレる可能性があることが判ったのでした。

また、フェンダーが無ければパーツが落下していたかもしれないこともすぐに理解しました。

◎さらに、パーツを取り付ける際のナットの締め付けが甘ければ、より小さな振動で問題が発生する可能性があることは考えれば明らかです。


同様の問題が発生する可能性はゼロではない

「ブロンプトンでダート走行」という馬鹿なことをした結果浮かび上がった問題でしたが、

初めて「問題が起きる可能性」をこの目で見ることになりました。

前述の通り、これまで6ヶ月に渡り使用してきて、通常使用においては問題が発生することはありませんでした

長期間使用しても、ふつうはこの問題は起きないということです。

しかし、条件が揃えばこのような問題が発生する可能性があるということがわかった以上は、そのリスクを解消すべきだと思いました。

◎その後すぐにイトーサイクルに問題を報告し、対策の実施について提案をした結果が、現在お伝えしているこの記事の内容となります。




4.今後の対応策と流れ

問題を解消する「対策部品」を提供します

問題の事象は、
  1. 「一定の条件下においてパーツが下方にズレること」と
  2. 「ズレが発生した場合、最終的に脱落・落下する可能性があること」です。

したがって、パーツが下方にズレることを防止すれば、すべての問題が解消されます

パーツのズレを防止する「対策部品」を製作しご提供します。

パーツの取り付け部分に「対策部品」を追加することで問題が解消されます。


◎すでにご購入された方には「対策部品」を無料で提供

すでにパーツを購入された方、現在ご使用中の方には「対策部品」が無料で提供されます。

イトーサイクルの店頭で購入された方」は、店頭で対策部品を受け取ることができます。

Amazonで購入された方」は、購入時の配送先に対策部品が送付されます。

(※2017/01/07現在、提供はまだ開始されていません。)

対策部品を入手されるまでの間もパーツをお使いいただくことは可能ですが、いま一度取り付け状態をご確認いただき、パーツに異常が無いか注意してお使いください。


◎今後販売する商品には「対策部品」を付属

今後販売される商品は「対策部品」が標準付属品となります。

これにより、今後はズレたり・落下する心配がない製品になります。


◎対策部品の提供が開始される時期

この記事の公開日(2017/01/07)現在、対策部品の準備が進行しています。

設計&テストが完了し、これより金属加工メーカーに対策部品の製造を発注する段階です。

2017年2月上旬頃より対策部品の提供が開始される見込みです。(前後する可能性あり)

対策部品の準備がととのい次第、この記事内・この下に追記し、

ぼくのTwitterおよびこのブログのFacebookページでもお知らせします。




その他の情報

以下は当該アイテムおよび問題事象に関連する情報と、僕の個人的な考察です。

これらも僕からお伝えできる情報ですので、この項にまとめて記しておきます。

◎取り付け部分の形状がネックに

問題が発生する直接的な原因は「取り付け時の締め付け不良」および「想定外の激しい振動」ですが、

それにより取り付け位置がズレたり、落下する可能性があることには、パーツの形状も関係しています。

このパーツの車体側取り付け部分にはブレーキのシャフトが通るようになっていて、その形状は「丸穴」ではなく「U字型スリット」になっています。

万が一、問題の発生原因が揃ったとしても、「丸穴」であれば問題は発生しません。「U字型」だから起きるのです。

このことは、慎重に考えれば想定できることでもありますが、「U字型」でも通常使用においては問題が発生することはないというのも事実です。

そのためイトーサイクルさんは「U字型」で問題はないと判断されたのではないでしょうか。

さらに、「U字型」であることには次のような意味やメリットもあります。


◎「丸穴」か「U字型」か

現状は、取り付け部分の形状が「U字型」であることにより、パーツの取り付け作業が比較的簡単にできるようになっています。

一方、「丸穴」仕様の場合、パーツを取り付ける際のクリアランスがじゅうぶんに確保できず、結果的に「取り付け作業の難易度が高くなること」や「フェンダーを傷つける可能性があること」が確認されています。

問題が起きないのであれば、「U字型」を採用することは有力な選択肢です。

しかしこのたび、問題が起きる可能性が浮上したため、その対策を実施することになったのでした。


◎最初から潜んでいたリスク

このパーツは、現在のもので2代目です。2016年7月から販売されていたものが初代。その後、2016年12月から販売しているものが2代目です。主要部品の金具が新しくなりました。

この新型金具を製作するにあたって、素材選びから始まり、形状や寸法の見直しを重ねてバージョンアップを行なったわけですが、

その中で「取り付け部分の形状をU字型から丸型に変更する」というプロセスはありませんでした。

基本的な形状は、初代のものを忠実に再現したのです。しかし今回、その形状に問題発生の可能性が浮上。

新型金具は、初代の基本形状を受け継いだ結果、リスクも引き継ぐ格好になっていたのです。

つまり、この問題は新型金具を使った2代目特有の問題ではなく、初代が生まれたその時からリスクは潜在していたということです。


◎今後のさらなる改良に期待

イトーサイクルでは、これまで様々なオリジナルアイテムを作り出してきたと同時に、必要があれば常に改良を続けてきました。

今後、このアイテムをさらに改良してゆく過程で、取り付け部分の形状を「U字型」から「丸穴」に変更する可能性もあるでしょう。

あるいは、今回の一件から「対策部品」が標準付属品になり、その結果「取り付けし易さというユーザービリティ」と「安全性」が両立できます。この形態を持続するのも選択肢の1つになります。

今後検討を重ねて、最良の選択をしてゆくことになるでしょう。




まとめ

◎2017/01/07時点のまとめ

ひとまず、現在お伝えできることは以上です。

▼今後「対策部品」の準備がととのい次第、情報を追記します。

▼さらに、「対策部品」の提供が開始される際には改めてアナウンスします。

以上、イトーサイクルに代わって問題報告&対策部品の提供についてお伝えしました


最後に

ぼくもまた皆さんと同じ消費者・ユーザーの1人です。

ぼく自身が誰よりもこのアイテムを使ってきたからこそ、図らずも一番に問題を発見する役を務めてしまいました。

そして、このブログを見てこのアイテムを購入してくれた人をガッカリさせたくないという思いから、

今回このような形でぼくも対応に当たらせてもらいました。

これからも「行動力」や「発信力」が必要な時には、できる範囲で協力したいと思います。

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