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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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淡路島に渡ってすぐのレンタサイクル『トモチャリ』を利用してみた!

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の利用イメージ写真

関西の自転車乗りの皆さんにとっては、
アワイチ(淡路島1周サイクリング)でおなじみの淡路島

神戸・明石方面から淡路島を訪れる際の玄関口になっている、淡路島北端のまち「岩屋」に、便利なレンタサイクルがありますよ。

私と友人の2人で、実際にレンタサイクルを利用してみたので、その日の様子や感想などを含めてご紹介します。

  • 今回の自転車はミニベロではなく、レンタルしたクロスバイクです。
  • 雰囲気をお伝えするインスタグラム動画も埋め込んでいます。
MEMO

この記事は「POTA BIKEの公式サイト」で公開している記事と同様の内容を、当サイト向けに再編集・転載したものです。(どちらも同じ筆者が編集)

もくじ

淡路島・岩屋のレンタサイクル『トモチャリ』

今回ご紹介するのは、淡路島の『トモチャリ』というレンタサイクル屋さん。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の公式サイトスクリーンショット画像

とても便利な場所にある

レンタサイクル『トモチャリ』は、淡路島岩屋港にあります。

ジェノバライン乗り場の横です

その場所は、淡路島と明石を結ぶ高速船「ジェノバライン」の乗り場のすぐ横

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の店舗外観

ジェノバライン)で淡路島を訪れる人は、まさに「渡ってすぐ」のところにあるので、手ぶらで淡路島にやって来ても、すぐに移動手段として自転車に乗れます。

立体駐車場の1Fにあります

また、『トモチャリ』は「車の立体駐車場」の建物の1階部分にあります。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の店舗外観

(マイカー)で淡路島を訪れる人も、立体駐車場に車を置いてすぐにレンタサイクルが利用できるので、こちらも便利ですね。

◎駐車場の利用は有料です。

MEMO

  • 淡路島には他にもレンタサイクルを借りられる施設が複数ありますが、その中で一番北にあるレンタサイクル店です。
  • 神戸・明石方面から淡路島を訪れる人にとっては、もっとも近い・すぐに利用できる場所にあるといえると思います。

こんな時に便利

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の利用イメージ写真

レンタサイクル『トモチャリ』は、例えばこんな時に便利です。

  • 自転車を淡路島まで運ぶのが難しい時、手ぶらで淡路島に行ってサイクリングを楽しめる
  • サイクリング用の自転車を持っていない人も、淡路島でサイクリングを楽しめる
  • 車での旅行のついでにサイクリングを楽しめる
  • 淡路島観光の時、岩屋港からの移動手段として使える

などなど、淡路島・岩屋港から自転車に乗りたい時に、用途に合わせて活用できます。

色んな車種が利用できる

レンタサイクル『トモチャリ』では、色々なタイプの自転車が用意されています。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の店内、色々な種類の自転車が並べられた様子

クロスバイク」や「ママチャリ」の他、ちょっと変わった「小径車」などなど。

電動アシスト付きの車種」も多いので、脚力に自信がない人も安心です。

MEMO

  • 淡路島は風が強いことがあるので、風でサイクリングがしんどい時には「電動アシスト付きタイプ」を選ぶと楽に自転車を進めることができます。
  • ママチャリタイプの自転車は「大きなカゴ」を装備した車種も用意されているので、観光やお土産などで荷物が多い人も、荷物を積んで走れますよ。

気になる車種ピックアップ

トモチャリにある自転車の中で一番面白そうなのが、パナソニックの電動アシスト付き自転車「EZ」という車種。

パナソニックの電動アシスト付き自転車「EZ」の写真(メーカー公式画像の引用転載)
©Panasonic Corporation

20インチのミニベロで、ハンドル周りは「BMX」の様な形状。タイヤはオフロードも走れそうな「ブロックタイヤ」。車体の前後には荷物が積める「キャリア」が装備されています。

さらに、最長50km程度走れる「電動アシストユニット」が搭載されているので、「色んな要素を全部乗せ」したような自転車ですね。

車体重量はけっこう重たい(カタログ値:22.5kg)ので、電動アシストを使いながらドッシリ・ゆったりと走る自転車といえそうです。タイヤが太いので乗り心地は良いはず。

今回のレンタサイクル利用では他の車種を選んだので、「EZ」にはまた次の機会に乗ってみたいと思っています。

事前に予約ができる

『トモチャリ』のレンタサイクルは事前に予約ができるので、利用の予定がある人は、事前に希望の車種を確保することが可能です。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の公式サイトスクリーンショット画像
(公式サイト:ご利用案内のスクリーンショット)

下記リンク先ページの最下部に「予約申し込みフォーム」と「電話番号」の案内があります。

MEMO

  • 予約なしで訪れても、当日店頭にある自転車(予約が入っていない車種)を利用できます。
  • ただし、繁忙期などは台数が残っていないことがあるので、早めに予約しておくのが良いと思います。

その他の情報メモ

レンタサイクル『トモチャリ』について、その他の情報をかんたんにまとめておきます。

2019年4月にOPENしました

『トモチャリ』は、2019年4月にOPENした、まだまだ新しいレンタサイクル店です。

私は2019年4月に『トモチャリ』のOPENを知って以来、ずっと利用してみたいと思っていましたが、なかなかその機会がなく…、2020年にようやく利用することができました。

淡路島のホンダが運営しています

『トモチャリ』を運営しているのは、淡路ホンダ販売株式会社

自動車メーカー「ホンダ」傘下で、淡路島における営業拠点を担っている会社であり、

鉄道がない淡路島で、昔から島民の交通を支えてきた会社です。

淡路ホンダ販売株式会社のホームページのスクリーンショット画像
(公式サイトのスクリーンショット)

◎詳しい沿革はこちらで紹介されています

近年、淡路ホンダ販売株式会社は、淡路島におけるモビリティ(移動・交通)を総合的にサポートしていく「トータルモビリティサービス」という概念を掲げて、

その文言を略した「TOMOVIS」(読み:トモビス)というブランドを立ち上げました。

淡路ホンダ販売株式会社のブランド「TOMOVIS」のロゴ画像

『トモチャリ』の「トモ」は、この「TOMOVIS」から付いた名前なんですね。

実際にレンタサイクルを利用してみた

『トモチャリ』で実際にレンタサイクルを利用した様子のリポートをお届けします。

クロスバイクをレンタル

この日は、友人と2人で「クロスバイク」を2台お借りしました。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」のクロスバイクの写真

今回はシンプルなクロスバイクを選びましたが、「電動アシスト付きのクロスバイク」も選べますよ。

  • このクロスバイクは、汚れやメカトラブルの心配が少ない「ベルトドライブ+内装変速機」を採用した車種。
  • 自転車のフレームサイズは複数用意されていて、基本的には「乗る人の体格に合ったサイズ」を利用します。

ヘルメットなども借りられる

自転車と一緒にヘルメットも借りられるので、安全のために着用するのがお勧めです。

色々な種類のヘルメットが並べられた写真

また、自転車に乗ってお尻が痛くなるのが心配な人向けに、サドルにクッションパッドを装着できる「サドルカバー」も用意されているので、お好みで利用できます。

淡路島の海辺をポタリング

『トモチャリ』がある岩屋港から、淡路島の東岸方面へ自転車を走らせると、すぐに海が見えてきます。

海辺を走る様子

ヤシの木が並ぶ道路

もう少し進むと、こんどは道路沿いに「ヤシの木」が見えてきます。ヤシの木が立ち並ぶ景色は「島の雰囲気」や「南国感」が感じられますね。

走行映像+海を眺める様子

このあたりの歩道は自転車も通行可能(=道路標識があります)なので、歩道をゆっくり通行すると、車道を走るよりも海を間近に感じられます。


海がよく見えるところで、自転車を停めて海を眺めました。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の利用イメージ写真

晴天の日の潮風は気持ち良いですね。

海をバックに記念写真を撮ると、思い出になります。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の利用イメージ写真

明石海峡大橋&道の駅あわじに立ち寄る

自転車で淡路島の北部を走るなら、ぜひ立ち寄りたいのが「明石海峡大橋&道の駅あわじ」。

明石海峡大橋が見える「道の駅あわじ」の風景

明石海峡大橋が間近に見える風景を眺めたり、写真撮影を楽しめます。

明石海峡大橋が見える風景をバックに撮影した自転車の写真

MEMO

岩屋港の「ジェノバライン乗り場」付近から「明石海峡大橋&道の駅あわじ」へは、歩いて行くと結構遠いのですが(片道2km・往復4km)、レンタサイクルがあれば数分で行けます。

ソフトクリームなどのグルメも満喫

「道の駅あわじ」では、ソフトクリームやハンバーガー、海鮮丼などのグルメが楽しめます。

「道の駅あわじ」で食べられるソフトクリームの写真

「淡路島産のミルク」と「淡路島産のビワ」の風味を一度に両方味わえる『びわミックスソフトクリーム』が私のお気に入り。

また、淡路島産の玉ねぎや牛肉を使ったハンバーガーもオススメです。

「道の駅あわじ」で食べられるハンバーガーの写真

MEMO

  • 道の駅あわじの売店周辺には、あちこちにテーブル&チェアが設置されているので、自転車をそばに置いて屋外で飲食が可能です。
  • 食べ物を購入する前に、席を確保しておくのがオススメです。

レンタサイクルでも淡路島を楽しめる

とういうかんじで、岩屋港から『トモチャリ』のレンタサイクルでポタリングしてみたところ、
淡路島の景色やグルメを思いのほか楽しむことができました

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の利用イメージ写真

淡路島の北部をのんびり走って、海を見たり、写真を撮ったり、ご当地グルメを食べたり充実した時間を過ごせましたよ。

そしてやはり、自転車を持たずに「身軽」に淡路島を訪れてサイクリングを楽しめるというところが、レンタサイクルならではのポイントですね。

MEMO

私も友人も、普段は「自分の自転車」でサイクリング/ポタリングをしていますが、場合によってはレンタサイクルという手段もアリだと思っています。

ちなみに

『トモチャリ』のレンタサイクルには、POTA BIKEオリジナル商品の「ステムサイドポーチ」が付いていますよ。

レンタサイクルのハンドル付近に「POTA BIKE ステムサイドポーチ」が装着されている写真

「ステムサイドポーチ」は、サイクリング中に「飲み物のボトル」や「スマートフォン」などを収納して便利に使えるアイテムです。

レンタサイクルを利用する人がより快適にサイクリングを楽しめるように、POTA BIKEはトモチャリさんに「ステムサイドポーチ」を無償提供しました。

『トモチャリ』のレンタサイクルにステムサイドポーチが装着されている様子

2020年8月下旬の時点で、『トモチャリ』の店頭のレンタサイクル全車にステムサイドポーチが装着されています。

ということで、『トモチャリ』のレンタサイクルをご利用時には、ステムサイドポーチもお使いいただけますよ。

『トモチャリ』ご利用のヒント

『トモチャリ』のご利用を考えている人、特に初心者さん向けに、私からお伝えできるヒント・アドバイスは下記の2点です。

トモチャリのレンタサイクルで淡路島1周はできる?→ちょっと難しい

もちろん、体力に自信がある人ならアワイチも可能だと思います。

淡路島1周で走る淡路島南部の海岸線の風景
(淡路島南部の海岸線の風景)

しかし、レンタサイクルでのアワイチがお勧めかというと、あまりお勧めはできません。

理由は次の通りです。

  • 乗り慣れた自転車でも長距離を走るのはしんどいものです。そのため、その日初めて乗るレンタサイクルでの長距離走行は通常よりも難易度が高くなります
  • トモチャリで用意されている自転車は、安定性重視の車種が多いので、重量が重めです。スポーツ走行や長距離走行にはしんどい場合があります。
  • 電動アシスト付きのクロスバイクもありますが、淡路島を1周するにはバッテリーが持ちません。
  • トモチャリの営業時間は9時~17時で、17時までに返却する必要があります。通常、アワイチで9時に出発して17時に帰着するのはギリギリまたは困難と考えられます。

以上をご参考の上、走行計画を考えていただくと良いかと思います。

MEMO

  • 事前に相談すれば、1泊2日のレンタル(当日に返却せず、翌日の9~17時の間に返却)も可能だそうです。
  • そのような利用の場合は、レンタサイクルでアワイチなどのロングライドも完走できる可能性があります。

トモチャリは、どちらかというと近距離での利用にオススメ

『トモチャリ』の自転車は、近距離での利用に便利なレンタサイクルだと思います。

淡路島北部の海岸線の風景

例えば、

  • 淡路島の北部をサイクリングしてみたい
  • 長距離を走れる自信はないから、短い距離をのんびり走りたい
  • 岩屋港から、ちょっとだけ淡路島の海辺を走ってみたい
  • 岩屋港から自転車に乗って、徒歩では行けない場所まで行ってみたい

という場面で、とても便利に使えるのではないでしょうか。

実際に私と友人も、今回は淡路島の北部をのんびり走っただけでしたが、ちょっとした「観光気分」を体験できました。

淡路島の北部だけでも、フォトスポットやグルメスポットはいくつもあるので、自転車での観光・ポタリングはそれなりに楽しめると思いますよ。

まとめ

今回は、淡路島へ渡ってすぐのレンタサイクルトモチャリ』についてご紹介しました。

淡路島のレンタサイクル「トモチャリ」の店舗外観

みなさんも今後、淡路島での観光やサイクリングを計画する際に、
「レンタサイクル」という選択肢をプラスしてみてはいかがでしょう。

以上、淡路島×自転車の楽しみ方・アイデアの1つとして参考になれば幸いです。

公式ページはこちら

最新情報はSNSで

「トモチャリ」および「TOMOVIS」の公式インスタグラムはこちらです。

トモチャリの最新情報を含む、いろいろな内容が投稿されています。


さいごに

  • 当サイトは「トモチャリ」さんを応援しています。
  • この記事は、掲載依頼や金銭の授受を伴わずに、応援の精神によりお届けしているものです。
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