ミニベロで行く秋の淡路島 140km|【後編】西浦~花さじき
この記事は「ミニベロで行く秋の淡路島140km|【前編】岩屋~福良」から続く後編です。
ツーリングの前半では、淡路島の「東岸」「南岸」を走り抜けて、南あわじの「福良」で美味しいお昼ご飯を食べました。
ここからの後半は淡路島の西側を走り抜けて、コスモスの花咲く「花さじき」を目指します。
◎ルートマップ等は記事の最後にあります。
西浦のサンセットラインを行く
どこまでも続く、穏やかな風景
淡路島の西側の風景は、東側とはまた一味違った雰囲気があります。
西風が強く吹く日には波が飛び散る荒々しい風景に豹変しますが、天気の良い日には、どこまで行っても穏やかなパステルカラーの風景が続きます。
淡路島は大きな島です。海が見えないところを走っていると、そこが島であることを忘れてしまう瞬間もあります。
西浦のこの辺りの風景は、どこにいても大体海が見えるので、いかにも離島らしい雰囲気がありますね。
カメが歩いてた
道路に何か大きなものが落ちていると思ったら「カメ」でした。
「車に踏まれたら大変、助けなければ」と思いましたが、私が近づくと動き出して、道路を横断して草むらに入っていきました。
どこまでも続く海岸線の道を、のんびりと走りました。
途中の「五斗崎」で見た風景。海岸線を真横から見る、こんな場所も面白いなと思いました。
地獄のヒルクライム
「富島」から山道へ
「富島」の【淡路高校前交差点】から山側の道に入ります。
ここから続く山道は長く、勾配がどんどん急になるので、なかなかキツいです。舗装の状態がとても良いので、ヒルクライムが好きな人にはお勧めできるルートです。
美しい「棚田」の風景
平らな所が少ないので、この辺りの農地はほとんどが「棚田」になっていますよ。
棚田のある風景は、緑が多くて素敵ですね。
急坂を登る
景色は綺麗なのですが、坂は容赦ないキツさです。写真(下)のこの勾配でまだ序の口です。
以前、真夏にここを登った時は、あまりの暑さに死ぬかと思いましたが、秋になり気温が下がったこの時期でも、やはりヒルクライムは汗だくです。
息を切らして「ひぃひぃ」言いながら、長い長い坂道を登り切りました。
秋の「花さじき」を楽しむ
激坂の上の楽園
山道を登り切り、【あわじ花さじき】に到着。
ここからは道路ではないので自転車を降りて押して歩きました。
ここの風景はいつ見ても気持ち良く、空気は美味しく、花の蜜の香りがします。
「花さじき」は、こうして自転車で訪れるのにちょうど良いスポットに思えますが、ここまでの坂がキツイので自転車でやって来る人は少ないです。
景色が良いので、自転車を停めて写真を撮ると「絵」になる場所が多いですね。
自転車に乗ってここまで来るのは結構大変ですが、上り坂が平気な人にはお勧めしたいです。
このサイクリングの2年後、2016年秋に訪れたところ「自転車持ち込み禁止」になっていました。注意書きを見たかんじでは、おそらく「乗らずに押して歩くのもダメ」のようでした。
新たに「自転車置き場」が設置されていたので、自転車で訪れた場合はそちらを利用しましょう。
その他にも「これは持ち込み禁止」「コスプレの人は入園禁止」というかんじで、以前はなかった禁止事項がアレコレ増えているようです。注意書きをよく読んでお気を付けください。
淡路ビーフ
花さじきのとなりの農場では、いつも黒毛和牛が草を食べています。
動物がいる、こんな風景も良いですね。
「コスモスの花」を撮る
花畑の中を歩き回って、「自転車とコスモス」が一緒に撮れそうな場所を探しました。
今回は、こんなかんじで写真を撮ってみました。コスモスの花はかわいいですね。
夕陽に染まるコスモスの花がそよ風に揺れるたび、花畑らしい良い香りがするのでした。
「びわミックスソフトクリーム」を食べる(必須)
「花さじき」を訪れたら必ず食べておきたいのが【びわミックスソフトクリーム】です。
「ビワだけ」や「ミルクだけ」よりも、両方ミックスのほうが美味しいですよ。
花がある風景を満喫し、美味しいソフトクリームを食べて、「花さじき」をあとにしました。
花さじきを出ても、コスモスは続く
かわいいコスモスの道
「花さじき」を出て走り出すと、道路脇の植え込みにはたくさんのコスモスの花が植えられていて、ピンク色の帯がずっと先まで続いていました。
この時、時刻は16時半。ゆっくり過ごしていたらあっという間に夕方になっていました。黄色い夕陽が眩しかったです。
まだまだ遊ぶ
山を降りながら横目で風景を眺めていると、いいかんじの草むらを発見。
自転車を停めて写真を撮ることにしました。
草むらのむこうにはコスモスの花が雑草と一緒に伸びていて、むこうから夕陽が差していて、なんとも秋らしい色合いの風景が広がっていました。
この場所で【秋を感じる1枚】が撮れました。
「花さじき」の花畑のように手入れされた花は綺麗ですが、こんなふうに草花が自由に伸び放題な様子も美しいですね。
山から海辺へ
超スピードのダウンヒル
「花さじき」まで激坂を登ったぶん、帰りの下り坂もすごいです。長~い急な下り坂が続きます。
◎かなりスピードが出るので注意が必要です。高速走行に向いていない自転車や、ブレーキが弱い自転車などではスピードを控えましょう。
発電風車と一緒に撮る
下り坂の途中で、また写真撮影。
風力発電の風車って、止まっているように見えても、よく見ると非常にゆっくりでも回っているんですね。
岩屋へ帰着
坂道を下り切ると【淡路ハイウェイオアシス】の観覧車の下に出ます。ちょうどイルミネーションが点灯したところでした。
夕陽に染まる明石海峡の風景
【淡路インターチェンジ】前から、明石海峡の風景を眺めてみる。私の地元「舞子」の町や「明石海峡大橋」が夕焼け色に染まっていました。
岩屋から帰路へ
「淡路ジェノバライン」で海上輪行
帰りも【淡路ジェノバライン】で海上輪行。淡路島から明石側に戻ります。
大蔵海岸で明石海峡大橋を見る
淡路島の岩屋港から明石港に着いた後、それから大蔵海岸へ。
明石海峡大橋がレインボーカラーに変わったところで写真を撮りました。
きれい。「旅のフィナーレ」ってかんじですね。
ということで「ミニベロで行く秋の淡路島の旅」の様子を【前編・後編】続けてお伝えしてみました。
淡路島の景色や美味しいグルメ、あなたも楽しんでみてはいかが?オススメです。
今回の走行記録
走行距離
- 淡路島島内:約140km
- 明石市街等:約10km
- 総計:約150km
走行ルート
◎地図画像をクリックすると詳しい地図が表示できます。
まとめ
以上、ミニベロで行く秋の淡路島 140kmツーリングのもようをお届けしました。
ご紹介した内容が、淡路島でのサイクリングをイメージする参考になれば幸いです。
ぶらり淡路島へのサイクリング、おすすめですよ。