
イギリス製の世界一有名な折り畳み自転車「ブロンプトン」。
ブロンプトンの最大の特長は、素早く&コンパクトに折り畳めること。
折りたたみ自転車を頻繁に「折りたたんで収納」したり、「電車で輪行」するようになると、
「1秒でも早く折りたためると便利」ということに気付きます。
そこで私は、ブロンプトンの折り畳み&組み立てが少しでも早くできるように練習しました。
その結果、かなり素早くできるようになったので「動画を撮影」してみましたよ。
ということで今回は「ブロンプトン早たたみ&早組み立て」の手順やコツを紹介します。
1.まずは動画を見てください
こちらは筆者がブロンプトンを素早く折り畳み&組み立てする様子の【動画】です。
合計4チャレンジを1本の動画にまとめました。
- 折り畳み1回目(6.95秒)
- 組み立て1回目(7.84秒)
- 折り畳み2回目(6.60秒)
- 組み立て2回目(8.80秒)
◎タイムはあともう少し縮められそうです。
時間の計測方法
動画における時間の計測方法(スタート&ストップ)は次のように決めています。
折りたたみ
- スタート=折り畳みヒンジのレバーに触れた瞬間
- ストップ=折り畳んだブロンプトンを持ち上げる瞬間
組み立て
- スタート=ブロンプトンを地面に置いた瞬間
- ストップ=組み立てたブロンプトンを押して移動する瞬間
2.「ブロンプトン早たたみ」のやり方
まずは動作をよ~く見てみてください。
インスタグラムに投稿した動画をループ再生して繰り返し見れば、動作がよくわかると思います。
「早たたみ」の手順&コツ
手順1
「折り畳みヒンジのレバー」を2箇所一度に緩める
手順2
「リア三角の折り畳み」と「メインフレーム折り畳み」と「ステム折り畳み」を3つ同時にする
手順3
流れるような動作でクイックレバーを緩めて、サドルを下げて、クイックレバーを締める
手順4
左側「折り畳みペダル」を一瞬で折り畳んで持ち上げる(右側ペダルが下になるように)
「早たたみ」その他のポイント
◎画像クリックで動画を再生
折りたたみ前の準備動作
「キックスタンド」を装着している場合は、折り畳む前に上げておきます。
「クランク」は左側が前になるようにしておきます。
ヒンジのレバーをスムーズに回す
「折りたたみヒンジのレバー」は初めに半回転、次に3~4回転まわせばヒンジが曲がるようになります。
- レバーは初め硬くしまっているので半回転は握って回します。
- レバーが緩んだあとは指1本で円を描くようにすると早く回せます。
- スムーズに回すことと、無駄に回しすぎないことがポイントです。
3.「ブロンプトン早組み立て」のやり方
こちらも、まずは動作をよ~く見てください。
インスタグラムに投稿した動画をループ再生して繰り返し見れば、動作がよくわかると思います。
◎「ブロンプトン早組み立て」をYoutubeで見るならこちら
「早組み立て」の手順&コツ
手順1
流れるような動作でクイックレバーを緩めて、サドルを上げて、クイックレバーを締める
手順2
左側「折り畳みペダル」を一瞬で元に戻す
手順3
ハンドルを持ってステムを立てて、「折り畳みヒンジのレバー」を締める
手順4
「リア三角」と「メインフレーム」を同時に広げて、「折り畳みヒンジのレバー」を締める
早組み立てには「カスタムクランプ」がオススメ
ブロンプトンのフレームの折りたたみヒンジを固定する「クランプ」。
ブロンプトンの標準クランプは、組み立て時に勝手に回ってしまったり、ヒンジに挟まるなど、ストレスになることがありますよ。
そこで、私はクランプを「カスタムクランプ」に交換しています。
詳しい記事:ブロンプトンの組み立てがスムーズになるカスタムクランプ2製品を紹介
クランプを交換しなくても早たたみは可能ですが、早組み立ては上手くいかないことが多いです。
常に最速で折り畳み&組み立てしたいなら必須のカスタムと言えますね。
まとめ
ということで、ブロンプトンの早たたみ&早組み立ての手順・コツを紹介してみました。いかがでしたか?

こんなに素早く折りたたみ&組み立てができるから、ブロンプトンは超便利なんです。
「輪行」や「収納」もあっという間ですよ。
折りたたみ自転車の面白さ、伝わりました?
いままで折りたたみ自転車やBROMPTONにあまり興味がなかった人にも、
動画を見て「これはすごいね、ほしいかも」って思ってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、私は引き続きタイムをもっと縮められるように頑張ります。(←どこを目指しているのか…)
以上、ご紹介した内容があなたの参考になれば幸いです。
動画では見えにくい部分ですが、以下のポイントを押さえています。