普段着で自転車に乗る時のインナーウェアの選び方、2つの条件を紹介します
カジュアルな服装や普段着で自転車に乗る時には「汗対策」をしておきたいですね。
自転車に乗っているとジワジワ汗をかいて、しだいに服が汗で濡れてくるもの。
そんな時、服の下に高機能なインナーウェア(下着)を着ていれば、不快指数を下げることができますよ。
自転車に快適に乗るために「サイクリングに適したインナーウェア」を選びたいですね。
ということで今回は「自転車で着るインナーウェア」の選び方のポイントを確認してみましょう。
自転車のインナーウェアに必要な2つの条件
自転車の「汗対策」にインナーウェアを使うなら、
次の2つの条件を満たすインナーウェアを選ぶことがポイントです。
- 高い「吸汗速乾性」を持つこと
- 必要以上の「保温性」や「発熱機能」を持たないこと
それぞれのポイントについて、もう少し詳しく見てみましょう。
1. 暑い時も寒い時も「吸汗速乾性」が最重要
自転車で使うインナーウェアでもっとも大切な機能は「吸汗速乾性」。
汗を吸って気化させることが、自転車におけるインナーウェアの一番の役割です。
自転車に乗れば汗をかきます。暑い時はもちろん、冬でも・氷点下でも汗ってかくんですよね。
暑い時に「汗が乾かないと不快」とか、
寒い時に「汗が冷えると寒くなる」というのは誰もが知っているはず。
それを解決するためのインナーウェア、
吸汗速乾性が高くなければ、着る意味がないですよね?
ということで、なるべく吸汗速乾性が高いものを選ぶのがお勧めです。
2.「保温性」や「発熱機能」は基本的には不要
自転車に乗れば、冬でも汗をかきます。ハードにペダリングしたり、坂道を上れば、冬でも体はヒートアップして暑く感じます。するとすぐに服の中は汗だくに…。
そのため、自転車で着るインナーウェアには基本的に「保温性」や「発熱機能」は不要なのです。あまり暖かいインナーウェアを着ると、余計に汗をかくことになりますよ。
しかも、「暖かさを重視したインナーウェア」は、「速乾性を重視」したものと比べて明らかに「吸汗速乾性」が劣ります。この違いは、着比べてみると実感できますね。
「冬はヒートテック(ユニクロの商品)でしょ」というかんじで「冬には冬用・発熱系を使うもの」と思い込んでいる人は多いですが、
運動時の汗対策で選ぶなら、冬でも「速乾性重視」のインナーウェアがベターです。
ということで、運動時の汗対策で選ぶなら、
基本的には「保温性」や「発熱機能」を持たないものを選ぶのがお勧めです。
インナーウェアだけでは寒い時はどうすればいい?温度調節はどうやってする?という疑問が浮かんだ人のために、補足しておきますね。
- 保温や防風は、インナーウェアではなくアウターウェアの役割です。気温や運動量に合わせて、上着を着たり・1枚脱ぐなどして体温調節しましょう。
- そして、「厳寒期」や「運動量が少なく汗をかかない時」など、下着にも高い保温性がほしい時にかぎり、保温性をもつインナーウェアも選択肢にすると良いでしょう。
まとめ
ということで今回は「自転車に乗る時に着るインナーウェア」の選び方のポイントを確認してみました。
インナーウェアは速乾性重視で選ぼう
自転車で使うインナーウェアには
- 「高い吸汗速乾性」が必要で、
- 「保温性」や「発熱機能」は基本的に不要。
この2つのポイントを基本として覚えておいていただければ、インナーウェア選びで失敗することは少ないと思います。
自転車で使うなら「なるべく吸汗速乾性が高いインナーウェアを選ぶ」ということを覚えておいてくださいね。
ちなみに、インナーウェアは必ずしも「自転車専用」や「サイクルウェアメーカーの製品」である必要はありません。
特に「高い吸汗速乾性」で選ぶなら、アウトドア・マルチスポーツ系のブランドの製品にも優れた製品は多く、色々試してみると面白いですよ。
下記のページもあわせて参考にしていただければと思います。
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