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ブロンプトンって、どんな自転車だろう?

ブロンプトンは「世界で一番有名な折りたたみ自転車」。

でも実際のところ、どんな自転車なのか?いったい何がそんなにいいのか?

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ブロンプトンにはずっと興味がありました。小さく折り畳めることだけが特徴ではないはずです。

よく「ブロンプトンは最強」とか「素晴らしすぎて欠点が無い」みたいに大絶賛されますが、

どんな自転車にも長所と短所があります。それを明らかにして伝えたい。


ブロンプトンを購入して、乗ってみたらすべて解った

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ということで、私がブロンプトンに乗り始めて感じたこと・解ったことをまとめてみました。

つまりは、ブロンプトンのファーストインプレッション&初期考察ですね。

「良い所」も「悪い所」もありますが、結果的に「良い自転車」だと思いましたよ。




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1.はじめはハンドルのクイックさが怖いと思った

初めてブロンプトンに乗った時、最初の一漕ぎで走り出した瞬間に「怖いっ」と思いました。ハンドルがブレて落ち着かない不安定さを感じたんです。

小径車ってその構造上、基本的にハンドリングがクイックなんですよね。ほんの少しの手の動きに、ステアリングは過剰に反応します。

さらにブロンプトンの場合はタイヤが小さいことだけでなく、ステム(=ハンドルの付け根)の突き出しがゼロであることも関係しています。

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小回りが利くといえばたしかにそう、でもふと気を抜くとハンドルがフラついて怖さを感じることがあるので、ハンドルがブレないように、フラフラ走らないように意識する必要があります。

慣れてしまえば別になんでもないことですが、慣れは構造を改善するわけではありません。

「気を付けなければ危ない」という意識はいつも持っておいたほうが良さそうです。

◎バイクフライデーには無いフラつき感が、ブロンプトンにはある
私は普段からミニベロに乗っていますが、いつも乗ってるバイクフライデー・ニューワールドツーリストには、こういうフラつき感が無くて安定してるんですよね。

だから、この小径車ならではの典型的なハンドリング特性に不意を突かれたというか、うわっ!と驚いてしまいました。普通は小径車ってこんなかんじです。

ちなみに「ブロンプトンはホイールベースが長いから安定している」みたいなことがよく言われますが、旋回半径が大きい事とハンドリングの安定性はそれぞれ別の話です。

追記
ハンドルに荷重をかけるか・かけないかで安定性が結構変わることが解りました。

ブロンプトンの場合、姿勢を起こしてサドルにどっかりと座って、ハンドルの荷重を極力抜いてあげると不安定さが弱まるみたいです。




2.スピードは出せば出るけど、最適な速度域は低め

スピードは出せば出る、というかんじ。ブロンプトンは標準で結構ハイギアードな設定です。だからクランクを回せる限り速度はどこまでも上げられます。6速モデルなら時速40kmくらいは出ますね。

ただし、速く走ろうとすれば、無駄にしんどいですね。ブロンプトンの走行性能は低いです。16インチの小径車ですから、逆立ちしても高い走行性能は得られません。

ギアが重たければ誰でも速く走れるということはありません。重たいギアをぶん回せるだけの脚力がなければスピードを出すことは難しいでしょう。

 参考記事:ギアが重過ぎると感じる場合は44Tチェーンリングに交換で軽くできます


また、「小さなタイヤ」や「クイックなハンドル特性」は速度が高くなるほど不安定で危険なので、あまり高い速度で走るべきではないですね。

 参考記事:ミニベロ・折り畳み小径車を買うなら知っておきたいデメリット


ブロンプトンで走っていて、最も快適だと感じられる最適な速度域は時速10~18kmくらい。そのくらいの速度なら安全性も破綻しません。

ブロンプトンが乗り手にゆっくり走ることを勧めてくるかんじです。





3.ポタリングやスローサイクリングにぴったり

ブロンプトンは、ゆっくり走ることやストップ&ゴーが得意です。ホイール径が大きなスポーツ自転車だと、低速走行やストップ&ゴーはしんどいですよね。

これはもう小径車の特権みたいなもの。頻繁に止まったり降りたり、写真とか撮りまくろうという気になります。

ポタリングやスローサイクリングにぴったりですね。「ゆっくり走れる」というのは、実は特別なアビリティーなのかもしれません。





4.ヘンテコな6段変速が使いにくいけど、コツがある

ブロンプトンの「内装×外装6段変速」は使いにくいですね。

変速の扱い易さだけで言えば、「内装3速のみ」か「外装2速のみ」が絶対に使いやすいと思います。

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もちろん、6速モデルはギア比がワイドレンジなので、ある程度の坂も登れるしスピードも出ます

しかし、とにかく操作性が悪いんですよね。
  • 内装ギアはペダリングを止めなければ変速できないし、
  • 外装ギアの切り替えはスポーツ自転車のようにスムーズではありません。

両方を同時に操作する時は、旧車のMT車みたいな一呼吸余裕を持った変速が必要です。

さらに、内装変速機の駆動抵抗が大きいので、3段および6段変速モデルは走りが重たいです。

それでも私が6速モデルを選んだ理由は、家の周りが坂道だから。選択の余地はなかったですね。

もしあなたにはロー側のギアが必要ないなら6速は不要だと思いますよ。不要な変速段数を省けば、使い勝手が良く、重量も軽くなります。

◎参考記事ブロンプトンはどのモデルを選べばいい?ハンドル・変速・キャリアを私はこう選びました

「面倒でもアナログな物が好き」「車はマニュアル車が好き」、そういう人はいますよね。

私もそんなタイプなので、この“操作してる感”も嫌いではないですよ。

◎変速のコツ
6速モデルの変速のコツは、ギア比の組み合わせを1~6まで綺麗につなげようとしないこと。ブロンプトンの「内装変速と外装変速」を、スポーツ自転車の「チェーンリングとリアスプロケット」みたいな感じで切り分けて考えれば煩雑な変速操作が不要だと解ります。

6速モデルは変速段数が一番多いとはいえ、どちらにしてもギア間が飛び飛びで段数が少ないので、こまめに変速しようと考えず、ケイデンス(ペダリングの早さ)をしっかり上げて、1つのギアで回す時間を長くとることがポイントです。




5.乗り心地が良い、すごく良い

ブロンプトンは乗り心地がすごく良いですね。小径車は構造上、普通は乗り心地が悪くて当たり前なのですが、ブロンプトンはママチャリみたいなかんじの乗り味です。

路面から伝わる振動で手やお尻が痛くなるとか、振動に耐え続けるうちに身体が疲労するとか、そういう小径車の一番悪い所がうまく抑えられてます

M型ハンドルの適度な“しなり”は手に伝わる振動をやわらげ、リアのショック吸収ゴムも見かけより良い仕事してます。

◎参考記事リアサスを社外品に交換してみたら、乗り心地はあまり変わらなくて、むしろ純正サスの良さが解った話

ゆっくり走れる小径車+乗り心地の良さ」、これがポタリングやスローサイクリングの快適さにもつながっていますね。


◎ガツンと響く大きな段差には弱いよ
「ブロンプトンは小径車としては乗り心地が良い」とはいっても、やはり小径車。ある程度までの振動はしっかり抑えてくれますが、手やお尻にガツンと響くような大きな段差や衝撃は苦手です。そういう場所では速度を落として、サドルからお尻を浮かせると平気ですよ。

◎タイヤの空気圧も大事なポイント
自転車の乗り心地はタイヤの空気圧によっても変わります。ブロンプトンの乗り心地が「硬い」と感じる場合はきっと空気圧の上げ過ぎ。タイヤに表示されたMAX空気圧まで入れる必要はないので、適度な空気圧に調節すると良いですよ。私は普段6bar前後にしてます。

 参考記事:自転車のタイヤの空気圧調節についての「おさらい」




6.折りたたみの早さ・小ささが超便利

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ブロンプトンの折り畳み機構は本当によく出来ていますね、素晴らしい。これ以上小さくは出来ないでしょうってところまで、きっちりギュギュッとまとまってます。

折り畳みスピードが気持ち良いくらい早いです。驚くほど素早く折り畳めるから、輪行したり、建物に持ち込むことが、もはや面倒でも・特別なことでもなくなります。

折り畳みサイズの小ささが良いですね。電車や自宅・お店などに持ち込むと、コンパクトさが実感できます。乗車時の車体の大きさから考えると、ここまで小さくなるのは本当にすごいですよ。

練習すれば10秒以内に折り畳めるよ


 参考記事:ブロンプトンを10秒以内に折り畳み&組み立てするコツを紹介




まとめ:ブロンプトンは、欠点もあるけど良い自転車

ブロンプトンは、良くも悪くも小径車の代表格的な1台だと思います。自転車としての性格や使い勝手には、小径車らしさが際立っていますね。

完ぺきなまでの折り畳み機構や、乗り心地の良さ、デザインの美しさ。どれをとっても、ブロンプトンが「世界で一番有名な折り畳み自転車」であることに納得できます。

良い所もあれば、悪い所もある。しかしブロンプトンの良さは、欠点を補って余りある。そう思えたなら、結果的に「バランスが取れた良い自転車」って言えるわけです。

つまりは、ブロンプトンは良い自転車だなって私は思います。


【続き】ブロンプトンのインプレ記事 第2弾

ブロンプトンを使い倒して解ったことをまとめた「長期インプレ記事」を書きました。こちらもぜひ参考にしてくださいね。

01
 ブロンプトンに乗り始めたら、生活や自転車ライフがこんなふうに変わったよ

 その他の「ブロンプトン」関連記事はこちら

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