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BROMPTONのリアサスペンションを交換

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折り畳み小径車ブロンプトン。

16インチの小さなタイヤで走る自転車としては乗り心地は良いほうで、とても乗りやすい自転車です。

その乗り心地の良さを生み出している要素の1つに、リアのサスペンションがあります。

これを「社外品のサスペンションに交換すると乗り心地がもっと良くなる」とか、「ブロンプトンに乗るならそれは定番のカスタマイズだ」なんて話をよく聞きます。

それは本当だろうか?そんなに良いの?

私はブロンプトンの乗り心地にはそのままで十分満足していたので、サスペンションを交換する必要性を感じてはいなかったのですが、それでもカスタムパーツには興味があります。

ということで、交換してみました。

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加茂屋「ブロンプトン・ジェニーサス」に交換

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今回私が交換したのは、カスタムパーツメーカー『加茂屋』の「ブロンプトン・ジェニーサス」。

ブロンプトンの社外品サスペンションではコレが定番と言われていますね。使っている人が多いです。

よくワカラナイ説明書(笑)

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加茂屋のパーツはどれも良く出来ていて素晴らしいと思うんですが、説明書がわかり難いです。

サスペンション自体はとても単純な構造なのに、説明書を見ているとなんだか難しく思えてくる不思議。「なるほど、よくわからん」ってかんじです。

ブロンプトンを寝かせて交換

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ブロンプトンのリアサスペンションの交換作業は、こんなかんじでブロンプトンを横に寝かせると作業しやすいですよ。



サスペンション交換の効果は?違いは?乗り心地は?

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「純正サスペンション」と「加茂屋ジェニーサス」を比較して、違いをまとめてみました。

ジェニーサスのほうが若干リニアに動く

「純正サスペンション」に比べて「ジェニーサス」のほうがサスペンションの動きはキビキビとしています。

「純正サスペンション」がゴムの塊なのに対して、「ジェニーサス」はメタルスプリング+エラストマー芯なので、スプリングの特性が出ていますね。

ほんの少しですが、ジェニーサスのほうが振動・衝撃の入力のカドが丸く感じられます。

ジェニーサスのほうが可動域はやや大きい

「純正サスペンション」に比べて「ジェニーサス」のほうがサスペンションの可動域はやや大きいです。

とはいっても、スプリング単体ではなくエラストマー芯によってサスペンションの動きは制限されているので、実用上の可動域は純正とそれほど大きな違いはありません。

入力の大きさに対する反応が違う

振動や衝撃に「大・中・小」があるとしたら、中小の入力に対しては「ジェニーサス」のほうが「純正サスペンション」よりもよく動いているかんじですね。

一方、ガツンと響く大きな入力に対しては、「ジェニーサス」は「純正サスペンション」よりもやや抑えが効いてないかんじがします。

どちらも硬めであることは同じ

「純正サスペンション」も「ジェニーサス」も、どちらも硬めであると印象は共通しています。この硬さは、一般的な街乗りの速度や路面に合っているように思います。

どちらも硬さは選べるようになっていますが、硬さは好みというより体重に応じて選ぶべきなので、体重に対して無闇に柔らかいタイプを使用するのは避けたいところ。

乗り心地は、実はそんなに大きく変わらない

「純正サスペンション」と「ジェニーサス」には確かに違いがあります。しかし、それほど大きな違いではないとも思いました。

それぞれ構造が違うし、動きの特性も少し違うのですが、実際に乗ってみるとそれほど大きな差が表れないんですよね。たぶん、想定されている体重や段差が近いんだと思います。

ここから解るのは「純正サスペンション」が実は結構良い仕事してるということ。ただのゴムの塊みたいなものなので見た目は野暮ったいですが、なかなかの優れものなんですよね。

そしてもちろん「ジェニーサス」も良い仕事してます。でも、「ジェニーサスならここまで違う!」と言えるほどのアドバンテージは感じられませんでした。

大きな段差では腰を浮かす必要があるのはどちらも同じ

「純正サスペンション」も「ジェニーサス」も、どちらも一定の振動・衝撃吸収性を持っていますが、マウンテンバイクのエアサスのような高性能なものではありません。

そもそもブロンプトンは段差が苦手な小径車ですから、ガツンとお尻や腰に響くような段差・凹凸では、サドルにどっかり座っていてはまともに衝撃を食らいます

大きな段差ではサドルから腰を上げて衝撃から逃げる必要があるのはどちらも同じです。

上り坂では、ジェニーサスはトルクが逃げる

「ジェニーサス」にはデメリットも見つけました。入力に対して踏ん張らずにまず動いてしまうので、上り坂ではペダリングのトルクがサスペンションに奪われるかんじがありますね。

大きなパワーや衝撃の入力に対しては「純正サスペンション」のほうが初期動作が鈍い分、踏ん張って押さえ込む性質があるので、トルクの逃げは気にならないんですよね。

極端な話、上り坂ではサスペンションなんて要らないんです。力を逃がしてしまうだけですから。

上り坂では、大きなトルクに対して沈みすぎない「純正サスペンション」のほうが良いですね。



まとめ

意外なことに、「純正サスペンション」と「ジェニーサス」の間には噂に聞いていたほど大きな違いは感じられませんでした。確かに違いはあるんだけど、それは微々たるもの。

「純正サスペンション」がそのままでも十分良い仕事をしてくれていることを考えると、別途出費をしてまで交換する必要は無いのかもしれません。(加茂屋さんゴメンね)

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ジェニーサスをオススメする?しない?

ということで、私は「ジェニーサス」を他の人にも「交換したほうがいいよ!」とオススメするか・しないかというと、今回はあえてオススメはしません

人に勧めてもそれだけのメリットを実感してもらえる自信がないですね。

それはジェニーサスが悪いという意味ではなく、そこまで大きな違いは感じられないだろうという意味です。

見かたを変えれば、パーツ交換を楽しみたい人にはオススメですね。

ジェニーサスは見た目が格好良いというのもポイントです(重要)

ということで、ブロンプトンのリアサスペンション交換を考えている人の参考になればと思います。



◎こちらの記事もオススメです

 ブロンプトンを買ったら必要な用品&やっておきたいパーツ交換を8つ紹介します



【豆知識】サスペンションのシビアな話

最後に「サスペンション」についての小話を1つ。

サスペンションについて考えたり・語るなら覚えてきたいのは、それはシビアなものであるということ。サスペンションって、同じものを使っても人によって効果や感じ方が変わりやすいものなんです。

それはなぜか?サスペンションは「乗る人の体重」や「走るスピード」「路面状況」に合わせて動作の硬さや速さを調節しなければ、期待通りに動作しないからです。

例えば「硬いサスペンション=乗り心地が悪い」とか「柔らかいサスペンション=乗り心地が良い」というほど単純なものではないということですね。

乗る人や走行条件が違えば、サスペンションの効果は変わります。ある人にとっては乗り心地が良く、またある人にとっては乗り心地が悪いということが起こります。

1つのサスペンションで「誰もが乗り心地が良い」という状態を手に入れるのは難しいのです。

今回紹介したブロンプトンの「純正サスペンション」と「ジェニーサス」を比較した感想も、あくまでも私にとっての感想です。あなたにとっても同じであるとは限りません。

なんだか逃げ言葉みたいで気持ち悪いですが、サスペンションというのはそういうものなんだ、ということを覚えておいてくださいね。


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