MINI VELO 道(ミニベロロード)

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バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」の写真。フロントホイールの横にはオルトリーブのパニアバッグ(サイドバッグ)が装着されている。
BIKE FRIDAYバイクフライデー)の象徴とも呼べるベストセラーモデル、旅する自転車「New World Touristニューワールドツーリスト)」。

その「走行性能」や「乗り心地」「使い勝手」などについて、私が『ニューワールドツーリスト』に乗り続けて実感した特長などをご紹介します。

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◎【速度】や【感覚】に関する内容は、車体のパーツ構成や乗る人のレベルによって変わるので、あくまでも筆者の場合です。

◎この記事におけるパーツ構成・性能は【ニューワールドツーリスト|徹底解剖】で紹介している内容と同等で、「ほぼノーマル・標準的な仕様」であるとお考えください。





走行フィーリング

スポーツバイクらしい走行感

「ニューワールドツーリスト」の走行感は【クロスバイク以上・ロードバイク未満】というかんじ。私は普通に走っているとクロスバイクをどんどん追い抜き、ロードバイクには抜かれます。

舗装路をとても快速に走ることができ、またロードバイクほど路面コンディションを選びません。そしてミニベロでありながら、比較的高いスピードレンジで長時間走り続けることができます。


クロモリロードの様な感覚

走行中に感じるスピードや振動や操舵感はクロモリロードに似ています。

適度にしなやかなフレームは乗っていて快適で、小径車らしくないゆったりとした旋回性があり、ひとたびスピードに乗るとフレームそのものが「ぴゅーっ」と前に進んでいく感覚があります。


ミニベロ・折り畳み自転車の悪い面が少ない

ミニベロや折り畳み自転車に特有の悪い面、例えば「ハンドルがクイックでフラつく」「振動・突き上げが強い」「車体にガタつきがある」といったことが、ニューワールドツーリストからはほとんど感じられません。走行中はミニベロに乗っているということを忘れる瞬間があります。




速さ・スピード

巡航速度は30km/hも余裕

平地を普通にペダリングしていれば、速度は30km/h程度まで自然に伸びます。私の平地での巡航速度は28~35km/h位で、街中ではストップ&ゴーを含めた平均速度が概ね25km/h前後です。


トップスピードは平地・無風で45km/hも可能

平地でペダリングだけで加速する最高速度は42~45km/h程度が無理なく出ます。この速度域をしばらく維持することも可能です。私は平地でペダリングのみで48km/h位まで回すことがあります。

現状で既に全ギアを回し切っているので、チェーンリングを大径化すれば速度が伸びるでしょう。


速度維持にはやや体力が必要

ロードバイクと比べてホイール径が小さい分、ホイール慣性が小さく、転がり抵抗が大きいです。
そのため、ペダリングを止めた瞬間からの失速率が大きく、高い速度の維持にはペダリングをし続ける必要があります。

また同じ理由で、向かい風や路面の凹凸などの速度を落とす外的要因の影響を受けやすいので、同じバッドコンディション(=向かい風など)の中を走る場合、ロードバイクよりもしんどいです。
これが、ニューワールドツーリストで唯一感じられる「ミニベロらしさ」です。


その速さは、しばしば人に驚かれる

「ニューワールドツーリスト」で走っていると、信号待ちや休憩などでロードバイクの人に話しかけられることがよくあります。「このミニベロ、めちゃくちゃ速いですね」とか「こんな自転車で、こんなところまで走ってきたの?」ということを言われることが多く、【ミニベロ=遅い・走らない】という概念を裏切られたという反応をされます。

そのくらい、ニューワールドツーリストはよく走るということです。
もっとも、同じバイクフライデーのPocket Rocket(ポケットロケット)ならもっと速いです。




乗り心地

しなやかで疲れにくい

「ニューワールドツーリスト」のメインフレームは高い剛性を持ち、逆に足回りには適度な弾性を持たせてあり、しなやかで乗り心地が良いです。クロモリの良さがよく表れています。

路面からの衝撃を適度に吸収し、車体のタテ振動が抑えられることで、振動による速度の低下が最小限に留まり、また衝撃・振動による体の疲労も軽減されます。

 別記事の「リアステーセクション」についての部分を見る

ミニベロはホイールが小さいため路面からの衝撃・振動を十分に緩和できず、ロードバイク等と比べて大変乗り心地が悪く、体が疲労しやすいのが普通です。その点において、ニューワールドツーリストの乗り心地は理想的であり、一般的なミニベロとは別格と言えます。


高い安定性を感じる

「ニューワールドツーリスト」は走行安定性が高く、ミニベロによくある「ブレ」や「フラつき」が一切無い、安定感のある走りが特長です。

挙動はゆったりとしていて、妙なクイックさはありません。この安定性もまた「スピードの伸び」や「疲労感の少なさ」につながっています。




走行シーンの適応性

街乗り・ポタリング

「ニューワールドツーリスト」は高い走行性能を持っていますが、見た目は可愛いミニベロのスタイルなので、街中をゆっくり走ることも、普段着で乗ることも、違和感無くこなせます。

また、足回りがしなやかで頑丈なので、街中・歩道に多い小さな段差や、公園のような未舗装の小道なども、特に気にすることなく走ることができます。


ツーリング・長距離走行

走行距離や走行時間が長くなるほど、小さなストレスも大きな問題になって表れますが、「ニューワールドツーリスト」は乗り心地が良く疲れにくいので、長距離・長時間の走行が容易です。

「速くて疲れにくい自転車」というのは、理想的なツーリングバイクの特長だと思います。


山道・坂道(オンロード)

「上り坂」では、坂道を登れるだけのギアと脚力さえあればスイスイ登れます。ホイール径が小さい分、同じギア比であればロードバイクよりもロー側に余裕があり、ロードバイクより少ない疲労感で速く登れる場合もあります。ただし、ホイール径が小さい分、上り坂で路面の凹凸を踏んだ時の失速率は大きく、急坂では小さな段差も大敵です。

「下り坂」では、平地と同様に高いスピードレンジで走行することができ、ホイールが小さいことによるデメリットはあまり感じません。ただし、急勾配のヘアピンカーブのような、車体を大きく傾けたり、前後のタイヤのグリップバランスが乱れるような状況では、ロードバイクよりも限界が低く、ロードバイクと同じスピードで突っ込むのは怖いです。これは装着しているタイヤにもよります。


高速走行

「ニューワールドツーリスト」は高いスピードレンジに対応しているので、平地を40km/h以上の速度で駆け抜けることも、下り坂を60km/h近い速度で走ることも、特に無理や恐怖を感じることなく普通にこなせます。平地でのスピードは乗り手のパワー&ペダリングスキル次第です。




折り畳み&輪行

折り畳みは「ひと手間」必要

「ニューワールドツーリスト」は折り畳みの早さ・簡単さに特化した自転車ではなく、あくまでも自転車としての走行性能を重視した自転車です。

そのため折り畳みの簡単さには欠け、ちょっとした手間やコツも必要です。とはいっても、折り畳み・組み立ての作業はものの数分でできるので、慣れれば何の問題もありません。

 「ニューワールドツーリストの折り畳み手順」はこちら


折り畳めることのメリットは大きい

一般に自転車は折り畳めば「手荷物」として扱われます。「ニューワールドツーリスト」はいつでも・どこでも折り畳めるので、お店や建物の中に持ち込んだり、手荷物として運んだり、自転車を押しては行けないところにも連れて行くことができます(お店・施設に要確認)。

私はお店で食事をする時やスーパー・百貨店に買い物に行く時など、外に駐輪することをなるべく避けたいので、お店の人に確認してOKをもらった上で、所定の場所に置かせてもらっています。サービスカウンターで預かってもらう時には盗難の心配がゼロになります。



輪行は容易で、積極的に活用できる

「ニューワールドツーリスト」は折り畳み自転車なので、やはりロードバイク等と比べてパッキングするのが早く、輪行の手軽さは圧倒的です。

「時間を短縮したい」「早く帰りたい」「疲れた」「雨が降ってきた」など、輪行したいシーンは多いものですが、ロードバイクなどでは輪行すること自体が面倒に感じ、なんとか自走で頑張ってしまいがちです。ところが、ニューワールドツーリストなら「よし、電車に乗ろう」と思ったら、駅に着いて5分で電車に乗れます。かなり便利ですよ。





全体的な感想

本当に「買って良かった」と思える自転車

「ニューワールドツーリスト」は、そこそこ速くて、乗り心地が良くて、どこへでも行ける。いつでも・どこでも折り畳んで気軽にお店や電車に持ち込むことができる。こんな便利で自由な自転車はなかなかありません。

万能・全能な自転車というのは無いものですが、ニューワールドツーリストの走行性能と利便性のバランスの良さは、アレもコレもというワガママにもちゃんと応えてくれます。自分の走行スタイルや自転車の楽しみ方に、こんなにもぴったり寄り添ってくれる自転車は初めてです。


ロードバイクから乗り換えて正解だった

私は速い自転車が好きで、以前は何年もロードバイクに乗っていました。

しかし、純粋に速く走るための自転車は、ゆっくりのんびり走ったり、ママチャリの様に使うのは無理があり、自転車としての「自由度」が少ないと感じていました。

ところが「ニューワールドツーリスト」なら、ロードバイクに近い感覚・速さで走ることができ、しかもスポーツ走行からポタリングまで、どんなシーンにも違和感なく使える懐の深さがあります。

私はロードバイクで競技に出場するわけではないので、ニューワールドツーリストがあればもはやロードバイクに乗る意味が無くなりました。

「速さ」と「自由」を併せ持つことは、自転車の理想の姿です。

私は「ニューワールドツーリスト」という自転車に出会って、今こうして乗っていることを、本当に良かったなと思います。


◎関連記事:「ニューワールドツーリスト」という自転車

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