ミニベロと折り畳み自転車の違いが解らない?区別のしかたを説明します【初心者向け】
- 「ミニベロ(小径車)と折り畳み自転車って違うんですか?同じものですか?」
- 「ミニベロとは?」
- 「折りたたみミニベロ??」
ときどきこんな疑問・質問を持っている人がいますよね。
そんなの解ってるよって人には「何を今さら」ってかんじだと思いますが、
「本当に解らない」という人もいるので、ここで一度おさらいしてみましょう。
ミニベロと折り畳み自転車の違いや、区別のしかたを超かんたんに説明します。
ミニベロとは?
ミニベロ(小径車)とは、タイヤが小さな自転車のことです。
大人用の自転車のうち、ホイール径が24インチ(または22インチ)以下の自転車のことをミニベロと呼びますよ。
(24インチの車種は極端に少ないので、繰り上げて22インチ以下と説明することが多い)
ミニベロにも色々あって、カジュアルなデザインのものから、走りを重視したスポーティなもの、実用的なママチャリのようなものもあります。
時々「ミニベロと小径車は違う」と言う人がいます。
そういう人は「ミニベロ=スポーツタイプ」で「小径車=シティタイプ」という感覚のようですね。
しかし「ミニベロ=小径車」です。「アニマル=動物」みたいなもので、言語で呼び方が変わるだけです。でもたしかに、カタカナになるとスポーティなかんじがしますね。
折り畳み自転車とは?
折り畳み自転車(折りたたみ式自転車)とは、折り畳める仕組みを持つ自転車のことです。
何らかの折りたたみ機構を持っていれば、それは「折り畳み自転車」といえます。
中には「折りたたみ式のロードバイク」など、変わった自転車も存在しますよ。
ちなみに、折りたたみ自転車の「折り畳み方法」はさまざまで、
- 車体の一部分を折り畳めるもの
- 車体の一部分を簡単に分解できるもの
- 車体を折りたたみ&分解できるもの
という3パターンがありますよ。
折りたたみ自転車のことを、英語圏では「Folding bike」と言います。
そのため、日本でも折りたたみ自転車を英語読みして「フォールディングバイク」と呼ぶ場合もあります。
折りたたみ自転車をスタイリッシュに表現したい場合などにフォールディングバイクという呼び方が使われますが、日本では依然として従来の「折りたたみ自転車」という呼び方が一般的です。
一部の人だけが「そう呼びたい」というものなので、日本ではフォールディングバイクという呼び方は今後も一般化しにくいと思います。
折り畳みミニベロとは?
ミニベロ(小径車)と折り畳み自転車の定義は解りましたね。
- 「大人用で24インチ以下の自転車」をミニベロと呼ぶ
- 「折り畳める自転車」を折り畳み自転車と呼ぶ
そして、自転車の中には「ミニベロ」であり「折り畳み自転車」でもある車種も存在します。
それを折り畳みミニベロ(折り畳み小径車)と呼びますよ。
【ミニベロ】と【折り畳み自転車】の定義はそれぞれ違いますが、両方の定義に当てはまる自転車は多いです。
「ミニベロと折り畳み自転車の違いがわからない」という人は、たぶんココが引っかかってるんじゃないでしょうか?
- ミニベロには折り畳み機構を持つモデルもたくさんあるし、
- 折り畳み自転車はタイヤが小さいことが多いですね。
だから、【ミニベロ≠折り畳み自転車】であると同時に、
実質的には【ミニベロ≒折り畳み自転車】ということがよくありますよ。
まとめ
以上、ミニベロと折り畳み自転車の違いや区別の仕方の解説でした。
- ホイール径が小さい→「ミニベロ」
- 折り畳める→「折り畳み自転車」
- ホイール径が小さくて折り畳める→「折り畳みミニベロ」
ということで、自転車を見て区別する時は
- ホイール径が小さいかどうか
- 折り畳めるかどうか
をチェックしましょう。
疑問は解決しましたか?