自転車のタイヤチューブを傷つけずに携行するための3つのアイデア
サイクリングに、タイヤチューブを持って行く
サイクリングに行く時は、自転車のタイヤがパンクした時のために修理用品が必要です。
パンクの修理は「パッチで穴を塞ぐ」という方法もありますが、
「新しいチューブに交換する」ほうが安心・確実。
「予備のチューブ」を最低1本は持っておきたいですね。
予備チューブを傷めないように持ち運ぼう
タイヤチューブは薄いゴム。簡単に傷付いたり、穴があくもの。だからパンクするのです。
タイヤチューブを丸裸で携行すると、他の荷物と擦れたりして、知らないうちに傷んでいることがありますよ。
いざ、パンクして予備のチューブに交換した時に、すでに穴が空いていたら困りますよね。実際、そんなトラブルを経験する人は結構います。
ということで今回は、タイヤチューブを傷つけずに携行するために、私が実践している3つのアイデアを紹介します。
1. パッケージを活用する
タイヤチューブは箱や袋などのパッケージに入って売られています。
そして「パッケージから出して持って行く」という人が多いですが、
あえて取り出さずにそのまま持って行くというのも1つの方法。箱や袋が保護材になります。
箱や袋は多少かさばりますが、丸裸で携行するよりもチューブが傷つく心配は少ないです。
「箱入りのチューブ」はかさ張るので、小さなサドルバッグや背中のポケットに入れるのは難しいですが、
フロントバッグやリュックなど大きめの収納スペースがある場合は箱入りでも問題ないですよね。
◎ちなみに、私はミニベロにはフロントバッグを装着しているので、写真のように箱のまま放り込んで出かけることもよくあります。
2. 厚手の「チャック付きポリ袋」に入れる
「箱から出したチューブ」や「パッケージが無いチューブ」は袋に入れることでダメージから保護できます。
「チャック付きのポリ袋」が最適で、チューブに合ったぴったりサイズの袋を使えばかさばりません。
また、チューブに使われているゴムやポリウレタンは空気に触れることでも劣化するので、使わない間は外気を遮断して保管するのがベター。
いざという時にベストな状態で使えると良いですよね。そういう意味でも、密閉できる「チャック付き袋」が最適です。
ちなみに「100均」などのペラペラの袋はすぐに穴があくので、厚手の丈夫な袋を使うのがお勧めです。
私が使っているのは「ユニパック D-8サイズ」という丈夫なチャック付き袋で、寸法は120×85mm。
「ミニベロの16~20インチチューブ」から「ロードバイクの700cチューブ」まで大体入るサイズで、写真のように無駄なくピチッとフィットします。ぴったりなので出し入れはキツめ。
もう少しゆとりのあるワンサイズ上は「E-8サイズ」。こちらの寸法は140×100mm。いずれも、持っていると色々と便利に使える袋です。
3. ふんわりやさしく収納する
予備のチューブやパンク修理道具を、サドルバッグやツールケースにまとめて収納しているという人は多いはず。私もロードバイクではそうしています。
この時、小さなサドルバッグなどにグイグイと無理やり押し込むよりも、
大きめのサドルバッグやフロントバッグなど余裕のあるスペースに、ゆとりをもって収納するほうが、チューブにかかるストレスは少ないです。
というのは、ひしめき合う荷物の中で、チューブは隣り合う荷物に負けることがあるからですね。
小さめのスペースに収納する時は、携帯工具など硬くてカドがあるものが直接触れないように注意しましょう。
サドルバッグやツールケースのフタを閉じる時には、中身を押し潰すような力が掛かることがあるので、無理のないように収納しよう。
まとめ:ちょっとした心がけで、安心感アップ
タイヤチューブを丸裸で携行すると、知らないうちに傷んでしまうリスクがあるので、
予備チューブを傷めないように保護して、
収納する時は余計なストレスを与えないように気を付けたいですね。
いざという時に困らないための、ちょっとした心がけ。
あなたも自分なりの方法で実践してみてはいかがでしょう。
お伝えした内容が、豆知識としてお役に立てば幸いです。
【余談】先日、パンクしました
先日、ロードバイクに乗っている時にパンクしてしまいました。
私はこれまで「パンク無し記録が15年以上あった」ので、待ちに待ったパンク(?)でした。
友人など他人の自転車のパンク修理をした経験は豊富なのですが、自分の自転車がパンクすることは長年なかったんですよね。
上の写真はその時のもの。
- パナレーサーのタイヤレバーでタイヤを外して、
- マキシスの超軽量チューブに交換、
- そしてTNIのCO2ボンベでサクッと完了しましたよ。
◎ちなみに、パンクの原因は「リム打ち」でした。段差でやってしまったようです。
修理道具を持っていても、パンクは予防が肝心ですね
サイクリングに行くなら、パンク修理用品は必要なもの。
修理道具があれば、パンクしても大丈夫!と言えます。
とはいっても、やはりパンクは予防が肝心。
パンク修理用品をアレコレ持っておくと安心ですが、
それよりもまずは「パンクしないこと」「パンクする確率を下げること」のほうが大切ですね。
ということで、私が「パンクを予防するためにしていること」を下記ページでご紹介しています。
あわせて参考にしていただければと思います。