冬に「自転車のヘルメットで頭が寒い」という悩みはカバー1つで解決できるよ
冬のサイクリングの「頭冷える問題」を解消
寒い冬、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている時に、
「頭が寒い…」「おでこが冷たい!」という経験はありませんか?
たくさんの通気口が設けられた「スポーツタイプのヘルメット」は通気性が良いので、
冬は冷たい風がアタマを直撃するんですよね。
額がキンキンに冷えると、頭が痛くなることも…。
そんな「冬のサイクリングで頭が冷える問題」は、「カバー1つ」でかんたんに解決できますよ。
ということでサクッとご紹介しますね。
- 冬のサイクリングに役立つ「ヘルメットカバー」をインプレ紹介
- ヘルメットカバーの「便利な使い方」と「意外な効果」
- 【おまけ】シールド付きのエアロヘルメットにも装着できる?やってみた
ヘルメットカバーで「防風・保温」できるよ
自転車のウェア小物の1つに「ヘルメットカバー」というものがあります。
サイクリング中の雨で体を濡らさないために「レインウェア」があるように、
「ヘルメットカバー」はヘルメットの上にかぶせて使う雨よけカバーですね。
雨だけでなく、冷たい風も防いでくれる
私が使っているのは「パールイズミのレインヘルメットカバー」。
このヘルメットカバーを装着すると、雨をはじいてくれるのはもちろん、
ウィンドブレーカーのように冷たい風を遮ってくれるので、冬のサイクリングの「頭が冷える問題」の解決にも役立つというわけ。
本当にアタマがぜんぜん寒くなくなった
私も以前は「真冬のサイクリングは頭が超寒い!」というのが悩みでした。
そこで、ヘルメットカバーを使うようになってからは、頭はもう全然寒くないですね。
ヘルメットカバーが「ある時」と「ない時」とでは、頭の寒さは大違い。
というわけで、「ヘルメットを通り抜ける風が冷たくてたまらない」という悩みは、
ヘルメットカバーであっさり解決できました。
ここが良い!2つのポイント
1. 通気性があり、ムレにくい
「パールイズミのレインヘルメットカバー」は、蒸れずに快適に使える時間が長いですね。
その秘密は「生地の使い分け」にあるようです。
雨を受ける中央部分が【防水生地】で、両サイドは【通気性のある生地】で作られていますよ。
サイド部分には通気性があるので、蒸れを溜めずに適度に逃がしてくれるんですね。
これにより「雨風を防いで、蒸れは逃がす」という絶妙なバランスを実現しています。よくできていますね~。
2. インナーキャップと違って、頭がキツくなる心配がない
インナーキャップの場合
頭の寒さ対策には、ヘルメットの中にかぶる「インナーキャップ」という選択肢もあります。
しかし、インナーキャップは頭に直接かぶるので、ヘルメットの装着感がキツくなることがあるんですよね。
「ぴったり頭に合ったヘルメットを選んでいる人」ほどフィット感に問題が起きやすいです。
ヘルメットカバーの場合
一方、ヘルメットカバーなら、ヘルメットと頭のフィット感は変わらないので、
「いつも変わらないフィット感」を大切にするなら、ヘルメットカバーのほうがお勧めです。
私も以前「インナーキャップ」で失敗したので、ヘルメットカバーを選びました。
ヘルメットカバーの装着方法
ヘルメットカバーの装着はかんたんです。
フチはゴムになっているので、グイっと伸ばしてかぶせるだけ。
「パールイズミのレインヘルメットカバー」は伸縮性が抜群で、
見た目から想像するよりもずっとよく伸びるので、着脱は容易です。
その伸縮性でヘルメットにピタッとフィットするので、無駄なバタつきなどもないですね。
本当によく伸びてフィットするので、ほとんどの自転車用ヘルメットに装着できると思います。
ヘルメットをかぶったままでも着脱できる
このヘルメットカバーは、慣れればヘルメットをかぶったままでも着脱できますよ。
多少ずれていても、ヘルメット全体が収まっていればちゃんと留まります。
そして外す時は、端から引っぱるだけでスポンッと外せます。
カバーを着脱する度にヘルメットを外す必要はないので使いやすいですね。
ヘルメットカバーには前後の向きがあるよ
通常、ヘルメットカバーには「前後の向き」がありますよ。
「パールイズミのレインヘルメットカバー」の場合、中央の【防水生地の幅】を見ることで前後を区別できます。
もともと雨よけカバーなので、防水生地の幅が広いほうが前ですね。
しかし、前後を逆に付けることもできます。
前後を逆にすると、前側に【通気性のある生地】が多くなるので、通気性を重視するなら、前後逆にするのもアリだと思いますよ。
使い方のポイント
ウィンドブレーカー感覚で活用する
「ヘルメットカバー」と「ウィンドブレーカー」は機能や使い方が似ています。
どちらもそれ自体に高い保温性はありませんが、冷たい風を遮ることで暖かく感じられます。
また、ウィンドブレーカーは体温調節のために着たり・脱いだりしますよね。
ヘルメットカバーも同じで「寒い時は付けておく、暑くなったら外す」というのがポイント。
例えば、
- 「暑くなりやすいヒルクライムではカバーを外して登る」
- 「風が冷たいダウンヒルではカバーを装着」
というかんじ。
引っ張るだけですぐに外せるので、体が温まって熱がこもるようなら、不快になる前にサッと外せます。
そして、また必要な時がきたらサッと装着。ヘルメットカバーは「頭のウィンドブレーカー」とも言えますね。
「ウィンドブレーカー」と「ヘルメットカバー」はどちらも【急な雨】や【予想外の寒さ】に対応できるアイテムです。サイクリングの持ち物に両方揃えておくと万全ですね。
その他 「べんりな使い方」と「意外な効果」
1. 装着しない時は「小物ポーチ」として活用できる
ヘルメットカバーって「ポケット」みたいな形をしてますよね。
ということで、私はヘルメットカバーを使用ない時は「バッグの中で小物をまとめるポーチ」としても使ってます。
例えば【脱いだウィンドブレーカー】を押し込めば、バッグの中で広がらないのでいい感じ。
また、冬は【イヤーウォーマー】や【ネックウォーマー】【厚手のグローブ】など防寒アイテムが色々あるので、それらを外した時にはモノが多くて困るんですよね。
そんなウェアや小物を外したらヘルメットカバーの中に入れるようにすると、ゴチャつきがちな小物も1箇所にまとめて管理できますよ。
サイクリングの途中で【お店で食事をする時】や【輪行の時】に、こうすると荷物を扱いやすくてオススメです。
2.「エアロ効果」も期待できる
冬は風が強い日が多いです。「寒いうえに、風が強いから、冬のサイクリングはツライ…」という人は多いですね。
ヘルメットカバーを装着するとヘルメット表面がフラットになるので、空気抵抗の低減に効果が期待できます。
通常のサイクリングでエアロ効果を体感するのは難しいですが、
実際、ヘルメットカバーを付けて向かい風の中を突き進んでいる時に「あれ?いつもよりラク?」と感じることがありますよ。
ということで私は「防寒」とあわせて「エアロ効果」にも期待しながら、ヘルメットカバーを使っています。
空気抵抗というのは「凹凸1つ」で想像以上に変わるものなので、ヘルメットカバーも効果はあるはずです。
【おまけ】シールド付きのヘルメットにも装着できる?
ヘルメットカバーは【特殊な形状のヘルメット】には上手く装着できない場合もあります。やってみないとわからない部分ですね。
手持ちの「シールド付きヘルメット」には問題なく装着できたので、触れておきますね。
エアロヘルメット「OGKカブトのAERO-R1」に付きました
私が使っているヘルメットのうち、「OGKカブトのAEROシリーズのヘルメット」には【シールド】が付いています。
このシールドは【強力なマグネット】でヘルメットに張り付いているだけなので、いったんシールドを外せばヘルメットカバーを装着できます。
そして、ヘルメットカバーの上からシールドを装着することも可能。
下の写真のように、ヘルメットカバーとシールドを併用できます。
今のところ「カバーのせいでシールドが外れてしまう」なんてこともなく、問題なく使えていますよ。
上の写真のヘルメット「AERO-R1」は通気性が良すぎて頭が寒くなりやすいので、今後もヘルメットカバーを付ける機会は多くなりそうです。
★「シールド付きヘルメット」での使用は特殊な例ですが、ご参考までに。
まとめ
ということで今回は、
冬に「自転車のヘルメットで頭が寒い」という悩みを解消できる便利グッズとして、
私も使っている「パールイズミのレインヘルメットカバー」をご紹介しました。
冬のサイクリングで「頭が寒い~!」という時には、ヘルメットにカバーを装着すれば、冷たい風があたるのを防いで快適に過ごせますよ。
「ヘルメットカバーは雨の時だけでなく、寒い時にも役に立つ」
ということで、サイクリング中の頭の寒さに悩んでいる人の参考になればと思います。
今回ご紹介したアイテム
組み合わせて使える、耳・首・顔などの防寒グッズ
▼「パールイズミのイアーウォーマー」はヘルメットとの相性が良いイアーウォーマー。ヘルメットカバーと併用すると万全です。
▼「パールイズミのネックウォーマー」は1つでネックウォーマーにもフェイスマスクにもなる便利なアイテム。ヘルメットをかぶったまま着脱できるのが◎