自転車のタイヤの汚れを手早く落とす方法|室内保管や車への積み込み時に
タイヤに付いた泥・汚れを、家やクルマに持ち込まない
自転車を室内で保管している人は、
「タイヤの汚れ」が気になることがありませんか?
また、自転車を車に積んでサイクリングに出かけた時、
帰りにまた車に積む際に「うわっ、超汚い!」ということがありませんか?
特に「折りたたみ自転車」は家や車に持ち込む機会が多いので、タイヤの汚れが気になることがあるんですよね。
そんな時、「タイヤに付いた、泥などの汚れ」を
簡単にキレイに落とせる方法・便利グッズがあるので、ご紹介しておきますね。
- タイヤの表面や溝に付いた泥や異物をきれいに落とす方法をご紹介します。
- 白色タイヤやカラータイヤについた「着色汚れを落とす方法」ではありません。
1. サイクリングの後、自転車のタイヤが汚い時がある
楽しいサイクリングの後、自転車のタイヤが砂・泥などで汚れていることがありますよね。
写真のこの日も、サイクリングから帰ってきて、「折りたたみ自転車 BROMPTON」を折りたたんで、家に持って入ろうとしたところ…
タイヤが超汚い。泥でどろっどろですね~。
ちょっと自然いっぱいの未舗装路なんかを走ると、すぐにこうなります。
とくに「溝があるタイヤ」は汚れが食い込みますね。
このままでは家や車に入れたくない。
まずは汚れを落として、キレイにしなきゃ。
そこで・・・
2. 便利グッズ「サッシブラシ」で汚れを落とす
タイヤに付いた泥などの汚れを落とすのには「サッシブラシ」が便利です。
サッシブラシというのは「お家のお掃除グッズ」の一種で、窓サッシの溝をゴシゴシ擦ってきれいにするためのもの。
サッシブラシは色々なメーカーから発売されています。
硬めのブラシに握りやすい持ち手が付いているものが多く、これがタイヤの汚れ落としにも超使いやすいんです。
硬めのブラシがタイヤの曲面をとらえて、溝のゴミもかき出す。持ち手があるから「手を汚さずに作業できる」のが良いところ。
1. 上から下に、すりすり擦る
タイヤの表面をサッシブラシで擦ると、砂や泥・汚れがポロポロ落ちていきます。
ブラシを水で濡らしたほうが、よりキレイになりますよ。
泥が乾燥して固まっていて落ちにくい場合は、ブラシを水で濡らしながら擦ります。
「擦る位置&向き」がポイントで、時計でいう3時か9時のあたりを上から下に擦るようにすると、泥や汚れが飛び散りにくいですよ。こうすると水を使う場合もリムが水で汚れません。
2. 取れにくい異物は「ヘラ」で取る
ブラシだけではなかなか取れない、溝にカチッとはまった小石とか、ガムなどの取れにくい・しつこい異物には、「サッシブラシに付属するヘラ」を使えば簡単にポロッと取れます。
サッシブラシを使えば手が汚れないし、ヘラも付いているからタイヤのお掃除に便利なんですよね。
- たいていのサッシブラシには「ピック状のヘラが付属」しているか、「ヘラが柄の部分と一体」になっています。
- 新しく買うなら「ヘラ付き」のものを選ぶことをオススメしますよ。
3. タイヤがきれいになった
サッシブラシを使ってタイヤの汚れを落としたら、こんなかんじにキレイになります。
「泥だらけ」の状態から「まぁまぁキレイ」に戻りました。
作業時間はタイヤ1本につき1~3分程度。
泥などの汚れはしつこいので、なかなか完ぺきにピカピカとはいきませんが…
- 「室内・車内に汚れをまき散らさない」
- 「砂や泥をできるだけ落としておく」という意味で、
このくらいまで汚れが落ちればじゅうぶんですよね。
これでもう、家や車の中に砂・泥がボロボロ落ちるようなことはなくなります。
ちなみに「水」を使った場合、タイヤに残った水分は数分で乾きますが、急ぐ時は雑巾などで押さえるようにして水気を取るといいですよ。
シクロクロスやトレイルライドなどで「極端にどろっどろな場合」は、あわせて車体全体の洗車も必要かと思いますが、通常の街乗りや軽いサイクリングで「タイヤだけが汚い場合」は、この方法でだいたいの汚れが落とせますよ。
まとめ
ということで今回は「自転車のタイヤに付いた泥などの汚れ」を簡単に落とす方法をご紹介しました。
サイクリングの後でタイヤの汚れが気になった時は、
「サッシブラシ」を使えば手早く汚れを落とせるから、家や車に汚れを持ち込んでしまうリスクが減らせます。
特に「折りたたみ自転車」は家や車に持ち込む機会が多いので、
折りたたみ自転車ユーザーのみなさんには豆知識として参考にしていただければと思います。
便利グッズ「サッシブラシ」はどこで買える?
「サッシブラシ」はホームセンターで売られているのを見たことがあるので、お近くのホームセンターにもあるかもしれませんよ。私はAmazonで買いました。
私が使っているのはコレ
記事中の写真では水色でしたが、現行品はモノトーンの製品が発売されています。
▼ちなみに「シューズブラシ」も同様に使えます。靴用のほうが硬くて大きいです。
以上、「自転車のタイヤのお掃除記事」でした。
ときどきメンテやお掃除もしながら、自転車ライフを楽しみましょう。
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