自転車のペダリングが軽くなるチェーンオイル「Keiten(ケイテン)」がすごく良いかんじです
自転車のチェーンオイルを高性能なものにすれば、ペダリングが軽くなるし、変速性能までアップします。
前回の記事では、そんなチェーンオイルの高性能化の効果などを紹介しました。
私はこれまでも高性能なチェーンオイルを使ってきましたが、最近使い始めた最新鋭チェーンオイル「Keiten(ケイテン)」がすごく良かったのでご紹介しておきます。
ミニベロにもロードバイクにも、ペダリングを軽くしたい全ての自転車にオススメですよ。
高性能チェーンオイル「Keiten(ケイテン)」を使ってみた
高性能チェーンオイル「Keiten(ケイテン)」は、高機能ケミカルの専門メーカーVipro’s(ヴィプロス)の自転車用チェーンオイルです。
あの高性能オイル「muon(ムオン)」の進化版
ヴィプロスの自転車用チェーンオイルといえば「muon(ムオン)」が有名で、その性能の高さに定評があるため自転車競技の現場でも使われているとか。
私が以前お世話になったプロショップでも「高性能チェーンオイルといえばコレ」と「muon」を推していました。
そして「Keiten」は、その「muon」の高い性能を継承しつつ、さらなる「軽さ」や「汚れにくさ」を目指してチューンされた新しいオイルです。
「Keiten(ケイテン)」は2015年8月に発売されたばかりの、最新鋭のチェーンオイルです。私は発売直後から使い始めて、このインプレ追記を書いています。
ペダリングが軽い!チェーンの動きが最高に滑らかです
実際に「Keiten」をチェーンに使用してみての感想は「ペダリングが軽い!」の一言です。まさに期待通りの潤滑性能で、明らかな軽さが実感できるレベルですね。
私はこれまでも高性能なチェーンオイルを使っていたので、現状で既にチェーンの動きの滑らかさは相当なレベルに達していました。
しかし、今回「Keiten」を使い始めたことで、さらなる性能の伸びを実感できたので、「Keiten」の潤滑性能はかなり高いことが解りました。
シフトレスポンスが向上
もちろん、変速レスポンスも最高です。高い潤滑性能によってチェーンの動きが最適化されています。
低フリクションなチェーンオイルを使うと、ディレイラーの性能がアップしたかと思うくらい、変速がスムーズになるんですよね。
ほかの高性能チェーンオイルと比べても、「Keiten」の変速レスポンスの良さは際立ちます。変速性能はもうこれ以上良くはならないでしょう。そんな印象です。
「汚れにくさ」は本当だった
「Keiten」はオイルの「汚れにくさ」を目指して開発したとされています。実際の汚れにくさはどうなんだろう?
確かに汚れにくいですね。「汚れにくい」=「砂塵などが付着しにくい」という意味です。
一日走って帰宅してから見てみると、ほとんど砂や異物などは付着していません。
金属の摺動部に使うオイル(油)なので必ず黒化はしますが、粘り気がないので、チェーンやスプロケットに余計な汚れを溜め込む心配はなさそうです。
「低粘度」なのに「耐久性」あります
通常、低粘度・低フリクションなオイルというのは駆動抵抗が軽い反面、「油膜切れ」を起こしやすいという弱点があります。飛び散ったり、摩擦で落ちてしまうからです。
ところが、この「Keiten」は高い潤滑性能を比較的長い時間持続できているように思います。浸透性や付着力が高いということですね。
私はメーカーの人間ではないので厳密なテストはできませんが、300km走行した時点でもまだ油膜が保たれている様子。1回の注油でこれだけもてば十分ですよね。
姉妹製品「muon」では、耐久性について「雨まじりの状況でも450km~500km程度は油膜切れを起こさない
」と説明されているので、雨無しで同程度はもつと期待して良さそうです。
◎「Keiten」は「muon」よりも低粘度。そのため、同じ条件で比較した場合、耐用距離はmuonよりも少し短くなります。
まとめ:とても良いオイルですね、気に入りました
「Keiten(ケイテン)」は本当に高性能なチェーンオイルでした。
潤滑性能が最高レベルに高くて、しかも汚れにくくて、おまけに耐久性もある。素晴らしいですね。夢のようなコンセプトを見事に実現されています。
良いオイルは他にも色々ありますが、このレベルのオイルはなかなか無いです。すごく気に入ったので、私はしばらくこの「Keiten(ケイテン)」を使い続けてみます。
以上、高性能チェーンオイル「Keiten(ケイテン)」のご紹介でした。
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