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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストの折り畳み時にあると便利なベルト&保護具を紹介

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タイトルテキスト「ニューワールドツーリスト折りたたみ用ベルト・保護具」と、いろいろなベルトや保護具が並べられた写真。

BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストを折り畳む際に使用する「ベルト」と「保護具」の参考例を紹介します。

ベルト&保護具は、折り畳みの際の「確実な固定」と「ダメージ予防」のために必要なアイテムです。

ベルトや保護具を探している方は、まずはこの記事を参考にしていただき、そしてご自身でも必要なアイテムを揃えてみてくださいね。

  • ご紹介する「ベルト&保護具」は筆者が独自に買い揃えたものです。専用品は売られていないので、市販の使えそうな素材を流用しています。
  • なるべく同じものをお買い求めできるように「入手経路」や「購入できるページへのリンク」を記載します。
  • 詳しい使い方は「ニューワールドツーリストの折り畳み手順」を参考にしてください。

◎バイクフライデーのその他のポケットシリーズ(Pocket Rocket、Pocket Llama等)にも応用できます。傷や折り畳みの煩雑さに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

もくじ

1. サドル先端部分を守るカバー

「サドルの先端部分」に装着するカバーです。

黒いネオプレン素材で出来た細長い袋状の保護具の写真。

折り畳みの際に「サドルとフロントキャリアが接触する場合」にサドルが傷付くのを防ぎます

ダイワ 「ネオトップガード・ ワイド」を加工

黒いネオプレン素材で出来た釣竿用カバー「ダイワ・ネオトップガード・ワイド」の写真。

このカバーは元々は「ダイワ ネオトップガード(A) ワイド」という商品で、魚釣りの「竿」や「タモの柄」の先端を保護するためのカバーです。

これを真ん中あたりで切ると、サドルの先端保護にぴったりなサイズになりました。

実際の使用例

丈夫で滑りにくいネオプレン素材で、面ファスナーでしっかり留められるので便利です。

白いサドルの先端に、黒い袋状の保護具が装着された写真。

2. 前輪の「スキュアー先端」に付けるカバー

このアイテムは【パイプ椅子等の脚先に装着する防傷カバー】です。ホームセンターで購入しました。

パイプ椅子等の脚先に装着する防傷カバーの写真。

取り外したフロントホイールを車体に固定する際に、スキュアー先端部分が車体に当たると、フレームやリアディレイラーを傷を付けるので、防傷のために装着します。

実際の使用例

なぜかココにピッタリ付くんですよね。本体がゴムで底面がフェルト素材なので、どこかにぶつけてしまっても、あちこち傷を付けません。

自転車から取り外されたフロントホイールのシャフト部分の先端にカバーが付けられている写真。

3.「リアのジョイント部分」に付ける保護具

折り畳み状態では「リアステーのジョイント部分」が直接地面に接するので、ジョイント部分の傷や変形を防ぐために保護具を装着します。

黒いゴム製の車輪のような形のものに、パイプが貫通して、バンジーコードとフックが付けられた保護具の写真。

この保護具は素材をかき集めて自作しました

使った材料は、

  • 穴の開いたゴム円柱
  • プラスチック管
  • バンジーコード
  • プラスチック製フック

いずれもホームセンターなどで購入できます。

実際の使用例

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」のリアステーの分割部分に保護具が装着されている写真。
バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」が折り畳まれた状態の写真で、リアステーの分割部分は保護具が装着された状態で地面に接している。

「バンジーコードとフック」を使用することで、片手で着脱ができるようになっています。

また、金属を使っていないので、何度着脱しても余計な傷をつけません。

付けるのも・外すのも、片手で「引っ張る・引っかける」だけ。よく考えて作ったので、大変使いやすく便利ですよ。

自作が必要ですが、簡単なのであなたも作ってみてはいかがでしょう?

4. 車体とホイールを固定する「ベルト×3本」

ラダーロックストラップ 1本

こちらは一般的な「ナイロンベルトにクイックリリース付きバックルが付いたもの」です。折りたたみ状態を保持するために使用します。

ナイロン製の赤いベルトの写真。途中に黒いバックルが付いている。

ネオプレン製ベルト 2本

こちらは釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。適度に伸縮し、滑りにくいネオプレン製です。フロントホイールを車体に固定するために使用します。

ネオプレン素材の赤いベルトが2本ある写真。1本は幅が広く長さが長く、もう1本は幅が細く長さが少し短い。

Rapalaの「ロッドラップ」を流用

この製品は「Rapala(ラパラ) ロッドラップ」という製品。これの良いところは「面ファスナーが両端に付けられているから、向きを気にせず左右どちらからでも留めることができる」ということ。

ほとんどのロッドベルトは面ファスナーが片方にしかないので、これは地味に優れものです。

太さ・長さの異なる2本がセットで、一般的なロッドベルトよりも長めなので使いやすいです。

実際の使用例

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」が折りたたまれている写真で、赤いベルトが3箇所に装着されている。

3本のベルトを留めるとこんなかんじです。

5. ステムジョイント部分(車体側)に付けるカバー

このアイテムは【こたつテーブル等の脚先に装着する防傷カバー】です。ホームセンターで購入しました。

こたつテーブル等の脚先に装着する防傷カバーの写真。

ステムライザーを外した時に露出する車体側の「ジョイント部分」の保護のために装着します。また、ジョイント部分のグリスがあちこち付着するのも防ぎます

実際の使用例

バイクフライデーの折りたたみミニベロ「ニューワールドツーリスト」のステムコラムのジョイント部分(車体側)に保護具が装着された写真。

ジョイント部分(車体側)の外径32mmにぴったり合うものを使用しています。

6. ステムジョイント部分(ステム側)に付けるカバー

このアイテムは「カメラのレンズや、その他電子機器などを入れるポーチ」です。

「ステムライザーの先端部分」を保護するために装着します。また、ジョイント部分のグリスがあちこち付着するのも防ぎます

カメラの小型レンズやその他電子機器などを入れる黒いポーチの写真。分厚い緩衝材が入っていて丸い形をしている。

エツミ「デジタルクッションポーチSS」を流用

この製品は「ETSUMI デジタルクッションポーチSS」というもので、市販のクッションポーチの中でも特に厚みのある製品です。

実際の使用例

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」のステムコラムのジョイント部分(ステム側)に保護具が装着された写真。

クイックレバー部分ごとスッポリと被せます。「巾着紐」を引っ掛けておくことで、外れないように固定できます。

◎ちなみに「もっと硬さのあるカバーがいいな」と感じているので、他に何か良いもの(なおかつ、かさばらないもの)があったら、試してみたいと思います。

7. ハンドルバーを車体に固定するためのベルト

こちらも釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。折り畳みの最後に、ハンドルバーを車体に固定するために使用します。

ネオプレン素材で出来た黒いベルトが2本ある写真。長さは短いものと長いものがある。

実際の使用例

私はドロップハンドルをこんなかんじで固定しています。

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」が折りたたまれた状態で、ハンドルの両端が黒いベルトで固定されている写真。

このベルトは、先ほど登場した「Rapalaのベルト」ほど立派なものでなくていいので、一般的なロッドベルトで良いと思います。

◎「ハンドルの形状」や「ベルトを巻く位置」によって最適な長さが変わります。迷ったときは「長めのベルト」を選んでおけば、しっかり巻いて留められるので安心ですよ。

8. シートマストの傷を防ぐベルト

こちらも釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。折り畳みの際にシートマストに傷が付くことがあるので、防傷のために装着します。

ネオプレン素材で出来た細くて短い青いベルトの写真。

ネームプレートと接触して傷が付く

シートマストを前方に倒してゆくと、最後はメインフレームに当たって止まりますが、
この時に「シートマスト」と「ネームプレート」が接触することがありますよ。(当たるかどうかは、フレームサイズや個体差が関係する)

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」のシートマストを折りたたむとネームプレートに接触することを示した写真。

ちょうど角の部分が当たってシートマスト側の塗装が削れてしまうので、それを予防します。

実際の使用例

ちょうど「ネームプレートに当たって傷が付く箇所」に巻いています。すでに付いた傷を隠す意味も。

バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」のシートマストに青いベルトが装着されている写真。

このベルトは折り畳みの際にその都度着脱する必要はないので、走行中も常時装着しています。

ベルト&保護具は、サドルバッグに収納して携行

これらのベルト・保護具は「サドルバッグ」に収納して、輪行袋とともに常時携行しておけば、いつでも折り畳み・輪行できますよ。

白いサドルの下に緑色のサドルバッグ「オルトリーブ・サドルバッグM」が装着されている写真。

ベルト&保護具をすべて揃えると結構かさばりますが、上の写真にある「オルトリーブのサドルバッグM」なら余裕で収納できました。

また、このサドルバッグは口が大きく開くので、ベルト&保護具の出し入れが素早くできるのでオススメです。

ベルト&保護具を用意する際のポイント

いろいろなベルトや保護具が並べられた写真。

同じアイテムを2つ以上持たない

同じアイテムが2つ以上あるよりも、すべてのアイテムが1つだけの状態がベターです。

そうすれば「1箇所ずつ確認」しながら確実に着脱ができ、付け忘れや紛失を予防できます。

「似たようなアイテムは色を変える」とか、「同じ色ならサイズを変える」など、簡単な工夫で十分です。

「釣具店」「ホームセンター」は素材の宝庫

釣竿用の「ロッドベルト」やホームセンターの「ゴム素材」などは、使えるものが多いです。「どこに、何が必要か」をイメージして、ぴったりな素材を探してみましょう。

再入手が可能なものを

「ベルト」「保護具」は使い続ける中で、傷んだり・無くなったりすることがあるかもしれません。どれも無いと困るものなので、買い直しや作り直しが容易なものを持っておくのが良いでしょう。

まとめ

以上、BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストを折りたたむ際に使用する「ベルト&保護具」の参考例をご紹介しました。

すべてのアイテムが絶対に必要というわけではないので、あなたにとって必要だと思うものを用意してみてください。

この記事の内容が、新しいBIKE FRIDAYユーザーさんや、購入を検討している人のお役に立てれば幸いです。

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