BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストの折り畳み時にあると便利なベルト&保護具を紹介
BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストを折り畳む際に使用する「ベルト」と「保護具」の参考例を紹介します。
ベルト&保護具は、折り畳みの際の「確実な固定」と「ダメージ予防」のために必要なアイテムです。
ベルトや保護具を探している方は、まずはこの記事を参考にしていただき、そしてご自身でも必要なアイテムを揃えてみてくださいね。
- ご紹介する「ベルト&保護具」は筆者が独自に買い揃えたものです。専用品は売られていないので、市販の使えそうな素材を流用しています。
- なるべく同じものをお買い求めできるように「入手経路」や「購入できるページへのリンク」を記載します。
- 詳しい使い方は「ニューワールドツーリストの折り畳み手順」を参考にしてください。
◎バイクフライデーのその他のポケットシリーズ(Pocket Rocket、Pocket Llama等)にも応用できます。傷や折り畳みの煩雑さに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
1. サドル先端部分を守るカバー
「サドルの先端部分」に装着するカバーです。
折り畳みの際に「サドルとフロントキャリアが接触する場合」にサドルが傷付くのを防ぎます。
ダイワ 「ネオトップガード・ ワイド」を加工
このカバーは元々は「ダイワ ネオトップガード(A) ワイド」という商品で、魚釣りの「竿」や「タモの柄」の先端を保護するためのカバーです。
これを真ん中あたりで切ると、サドルの先端保護にぴったりなサイズになりました。
実際の使用例
丈夫で滑りにくいネオプレン素材で、面ファスナーでしっかり留められるので便利です。
2. 前輪の「スキュアー先端」に付けるカバー
このアイテムは【パイプ椅子等の脚先に装着する防傷カバー】です。ホームセンターで購入しました。
取り外したフロントホイールを車体に固定する際に、スキュアー先端部分が車体に当たると、フレームやリアディレイラーを傷を付けるので、防傷のために装着します。
実際の使用例
なぜかココにピッタリ付くんですよね。本体がゴムで底面がフェルト素材なので、どこかにぶつけてしまっても、あちこち傷を付けません。
3.「リアのジョイント部分」に付ける保護具
折り畳み状態では「リアステーのジョイント部分」が直接地面に接するので、ジョイント部分の傷や変形を防ぐために保護具を装着します。
この保護具は素材をかき集めて自作しました。
使った材料は、
- 穴の開いたゴム円柱
- プラスチック管
- バンジーコード
- プラスチック製フック
いずれもホームセンターなどで購入できます。
実際の使用例
「バンジーコードとフック」を使用することで、片手で着脱ができるようになっています。
また、金属を使っていないので、何度着脱しても余計な傷をつけません。
付けるのも・外すのも、片手で「引っ張る・引っかける」だけ。よく考えて作ったので、大変使いやすく便利ですよ。
自作が必要ですが、簡単なのであなたも作ってみてはいかがでしょう?
4. 車体とホイールを固定する「ベルト×3本」
ラダーロックストラップ 1本
こちらは一般的な「ナイロンベルトにクイックリリース付きバックルが付いたもの」です。折りたたみ状態を保持するために使用します。
ネオプレン製ベルト 2本
こちらは釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。適度に伸縮し、滑りにくいネオプレン製です。フロントホイールを車体に固定するために使用します。
Rapalaの「ロッドラップ」を流用
この製品は「Rapala(ラパラ) ロッドラップ」という製品。これの良いところは「面ファスナーが両端に付けられているから、向きを気にせず左右どちらからでも留めることができる」ということ。
ほとんどのロッドベルトは面ファスナーが片方にしかないので、これは地味に優れものです。
太さ・長さの異なる2本がセットで、一般的なロッドベルトよりも長めなので使いやすいです。
実際の使用例
3本のベルトを留めるとこんなかんじです。
5. ステムジョイント部分(車体側)に付けるカバー
このアイテムは【こたつテーブル等の脚先に装着する防傷カバー】です。ホームセンターで購入しました。
ステムライザーを外した時に露出する車体側の「ジョイント部分」の保護のために装着します。また、ジョイント部分のグリスがあちこち付着するのも防ぎます。
実際の使用例
ジョイント部分(車体側)の外径32mmにぴったり合うものを使用しています。
6. ステムジョイント部分(ステム側)に付けるカバー
このアイテムは「カメラのレンズや、その他電子機器などを入れるポーチ」です。
「ステムライザーの先端部分」を保護するために装着します。また、ジョイント部分のグリスがあちこち付着するのも防ぎます。
エツミ「デジタルクッションポーチSS」を流用
この製品は「ETSUMI デジタルクッションポーチSS」というもので、市販のクッションポーチの中でも特に厚みのある製品です。
実際の使用例
クイックレバー部分ごとスッポリと被せます。「巾着紐」を引っ掛けておくことで、外れないように固定できます。
◎ちなみに「もっと硬さのあるカバーがいいな」と感じているので、他に何か良いもの(なおかつ、かさばらないもの)があったら、試してみたいと思います。
7. ハンドルバーを車体に固定するためのベルト
こちらも釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。折り畳みの最後に、ハンドルバーを車体に固定するために使用します。
実際の使用例
私はドロップハンドルをこんなかんじで固定しています。
このベルトは、先ほど登場した「Rapalaのベルト」ほど立派なものでなくていいので、一般的なロッドベルトで良いと思います。
- 関連リンク:「ロッドベルト」はAmazonで購入できます
◎「ハンドルの形状」や「ベルトを巻く位置」によって最適な長さが変わります。迷ったときは「長めのベルト」を選んでおけば、しっかり巻いて留められるので安心ですよ。
8. シートマストの傷を防ぐベルト
こちらも釣竿用の「ロッドベルト」を流用しています。折り畳みの際にシートマストに傷が付くことがあるので、防傷のために装着します。
ネームプレートと接触して傷が付く
シートマストを前方に倒してゆくと、最後はメインフレームに当たって止まりますが、
この時に「シートマスト」と「ネームプレート」が接触することがありますよ。(当たるかどうかは、フレームサイズや個体差が関係する)
ちょうど角の部分が当たってシートマスト側の塗装が削れてしまうので、それを予防します。
実際の使用例
ちょうど「ネームプレートに当たって傷が付く箇所」に巻いています。すでに付いた傷を隠す意味も。
このベルトは折り畳みの際にその都度着脱する必要はないので、走行中も常時装着しています。
ベルト&保護具は、サドルバッグに収納して携行
これらのベルト・保護具は「サドルバッグ」に収納して、輪行袋とともに常時携行しておけば、いつでも折り畳み・輪行できますよ。
ベルト&保護具をすべて揃えると結構かさばりますが、上の写真にある「オルトリーブのサドルバッグM」なら余裕で収納できました。
また、このサドルバッグは口が大きく開くので、ベルト&保護具の出し入れが素早くできるのでオススメです。
ベルト&保護具を用意する際のポイント
同じアイテムを2つ以上持たない
同じアイテムが2つ以上あるよりも、すべてのアイテムが1つだけの状態がベターです。
そうすれば「1箇所ずつ確認」しながら確実に着脱ができ、付け忘れや紛失を予防できます。
「似たようなアイテムは色を変える」とか、「同じ色ならサイズを変える」など、簡単な工夫で十分です。
「釣具店」「ホームセンター」は素材の宝庫
釣竿用の「ロッドベルト」やホームセンターの「ゴム素材」などは、使えるものが多いです。「どこに、何が必要か」をイメージして、ぴったりな素材を探してみましょう。
再入手が可能なものを
「ベルト」「保護具」は使い続ける中で、傷んだり・無くなったりすることがあるかもしれません。どれも無いと困るものなので、買い直しや作り直しが容易なものを持っておくのが良いでしょう。
まとめ
以上、BIKE FRIDAY ニューワールドツーリストを折りたたむ際に使用する「ベルト&保護具」の参考例をご紹介しました。
すべてのアイテムが絶対に必要というわけではないので、あなたにとって必要だと思うものを用意してみてください。
この記事の内容が、新しいBIKE FRIDAYユーザーさんや、購入を検討している人のお役に立てれば幸いです。