
折りたたみ自転車の最大のメリット・特長は「コンパクトに折りたためる」こと。
自転車を折りたためば、手軽に持ち運んだり、クルマに積んだり、コインロッカーに収納することもできます。
とはいうものの、折り畳み自転車は本当にコインロッカーに入るのでしょうか?
今回は、そんなギモンを持っている人向けに参考事例をお見せします。
もくじ
コインロッカーと折り畳み自転車のサイズが合えば入ります
超あたりまえですけど、あえて確認しておきます。
「折り畳み自転車の寸法が、コインロッカーの内寸より小さければ入ります」。これが大前提ですね。

大型コインロッカーなら収納できることがある
コインロッカーには小さなものから大きなものまで、いくつかのサイズがありますよね。
そのうち、大型コインロッカーなら、折り畳み自転車が収納できることがありますよ。
これは「旅行用スーツケースのサイズ感」と似ていて、
大型スーツケースが入るコインロッカーなら、折り畳み自転車も収納できると大まかに判断することができます。
中型コインロッカーにはギリギリ入らないことが多い
折り畳み自転車のサイズはさまざまですが、最小クラスでも縦60cm×横60cm×奥行き30cm程度はあります。
一方、中型コインロッカーの内寸は縦横60cm未満というものが多いので、
中型コインロッカーにはギリギリ入らない場合が多いですね。
ときどき普通よりも大きめの中型コインロッカーを見つけたなら、その時はラッキーというかんじ。
実際にコインロッカーに収納する様子を見てみよう
実際にコインロッカーに折り畳み自転車を入れる様子を見てみましょう。
こちらは兵庫県、神戸のJR【三ノ宮駅】。

折り畳み自転車が収納できるような大型コインロッカーは、小さな駅にはあまり無くて、交通が集中するターミナル駅によくありますね。

トビラが四角い中型コインロッカーには折り畳み自転車がギリギリ入らないことが多いので、トビラが縦に長い大型コインロッカーを探しましょう。
大きな駅ならこんなふうにすぐに見つかります。

今回はこちらの大型コインロッカーに収納します。
折り畳み自転車は「ブロンプトン」と「キャリーミー」。

まずはサクッと折り畳みます。

ちなみに「ブロンプトン」なら、10秒以内に折りたためますよ。
参考:折りたたみ小径車「ブロンプトン」は10秒以内に折りたためるよ
ブロンプトンを大型コインロッカーに収納した例
折り畳み自転車「ブロンプトン」は、こんなかんじでズドンと収まります。
横幅にはまだ余裕があって、無理なく収まっていますね。

ブロンプトンをコインロッカーに収納する場合にネックになるのは「奥行き」です。
一番飛び出している部分が「サドル」で、サドルの前後位置をどのあたりに調節してるかによって奥行きが変わります。

個人差がありますが、大体57~62cmくらいになりますね。この数字が、コインロッカーに入るか・入らないかの分かれ目になることがありますよ。

私のブロンプトンの場合は「奥行き60cm」で、このコインロッカーにぴったり収まりました。
キャリーミーを大型コインロッカーに収納した例
折り畳み自転車「キャリーミー」はこんなかんじで収まります。こちらは友人の自転車。

キャリーミーは、折りたたんだ時のシルエットが縦に長く、占有面積が小さいのが特長。だからこんなふうに縦長のコインロッカーにぴったりです。
写真ではキャリーミーがよく見えるように、コインロッカー内の手前寄りに置いていますが、ちゃんと奥まで入れれば、3台くらい収納できそうなかんじ。

キャリーミーのタテの長さは1メートル弱。このコインロッカーのタテの内寸は102cmだったので、余裕をもって収納できてますよ。

まとめ
ということで今回は「折り畳み自転車はコインロッカーに本当に入るのか?」というお話と、
「実際にコインロッカーに収納した例」をご紹介してみました。いかがでしたか?

折り畳み自転車はたためばコンパクトになるとはいえ、ある程度の大きさがあるので、
小型のコインロッカーには入らないし、中型以上のコインロッカーでも必ず入るということはありません。
「折り畳み自転車をコインロッカーに収納する」という使い方をするなら、
折り畳み自転車はなるべく小さくなるほうが良いし、なるべく大きなコインロッカーを見つける必要がありますね。
ということで、もしあなたが「折り畳み自転車×コインロッカー」という活用を考えているなら、ぜひ参考にしていただければと思います。
私が持っている折り畳み自転車「BIKE FRIDAY ニューワールドツーリスト」も、タテにすれば大型コインロッカーに収まります。ご参考までに。