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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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15年間一度も自転車をパンクさせずに済んだ、たった5つの習慣

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タイトルテキスト「自転車のパンクを防ぐ5つの習慣」と、自転車のタイヤに空気を入れている様子の写真。

自転車のパンクは予防できる

自転車のタイヤがパンクしたら困りますよね。

タイヤのパンクって実際のところ「」もあると思います。

しかし、予防することもできます


筆者は過去15年間、パンクなしで過ごせた

私は長年自転車に乗ってきて、過去にはパンクやバーストを経験したこともありましたが、
現時点で、過去15年間は一度もタイヤをパンクさせていません

友人など周りの人がパンクするので、それを修理したことは何度もありますが、自分の自転車がパンクすることは無いのです。

「いつかまたパンクするだろう」と思って修理の練習をしたり、いつもちゃんとパンク修理用品を携帯しているのに使う機会がなく、もう待ちくたびれました。


なぜ私の自転車はパンクしないのか?

長い間、私の自転車がパンクしない理由、それは「パンクしないようにいつも気を付けているから」だと思います。

ちょっとした習慣を身に付けることで、パンクする確率を下げることができます。

そこで今回は「15年間一度もパンクしていない私が続けている5つの習慣」をご紹介します。

これをすれば、きっとあなたの自転車もパンクする確率がグッと下がると思いますよ

もくじ

1. 空気圧をいつも適正に保つ

パンクの原因の多くは「タイヤの空気圧不足」による「リム打ちパンク」です。

だから、空気圧を適正に保つだけでパンクする確率は下がります

タイヤの「適正空気圧」はタイヤ毎に決められていて、タイヤの側面に必ず表示されていますよ。

空気圧は空気圧計(エアゲージ)を見ながら調節します。エアゲージ付きのフロアポンプが便利ですね。

1週間に一度くらいはタイヤの空気圧をチェックして、空気圧をいつも適正に保ちましょう。

英式バルブは「エアチェックアダプター」で空気圧管理が可能に

ママチャリなどに使われる【英式バルブ】は、そのままでは空気圧を測ったり調節することができませんが、「エアチェックアダプター」を使うことで、英式バルブを米式バルブに変換して、空気圧の計測&調節ができるようになりますよ。

2. タイヤとチューブを傷めないように走る

走行中に次のようなことがあると、タイヤやチューブを直接的に傷める原因になります。

  • 速度を落とさずに段差に進入する(リム打ちパンクの原因)
  • 金属片・ガラス片などの異物を踏む(貫通パンク・カットパンクの原因)
  • オフロード用でないタイヤでゴツゴツした砂利道を走る(タイヤが傷む原因)
  • タイヤ側面をどこかに擦りつける(タイヤが傷む原因)

タイヤやチューブを傷める原因を知り、それを避けることで、無用なダメージを抑えてパンクを予防できます。

走行中には、路面の変化や異物をつい見落としてしまうことはありますが、

  • なるべく余計なもの踏まないようにする
  • タイヤに過度な負担をかけない

それさえ意識していれば、タイヤやチューブはそう簡単にはダメージを受けません。

漫然と走行せず、路面をよく見て走りましょう。それはパンク予防だけでなく安全にもつながります。

3. タイヤに付着した異物をすぐに取り除く

例えば、

  • 走行中にタイヤから「カチカチ」と音がする
  • タイヤの回転にあわせて振動が伝わってくる

そんな小さな異常を感じたら、一度停まってタイヤをチェックしてみましょう。

タイヤから妙な音や振動を感じる時は、必ずタイヤのどこかに異物が付着しています

異物、それは「ただの小石」の場合もあれば、「金属片」や「ガラス片」の場合もあります。

異物はタイヤ表面に刺さったり食い込んでいる場合が多いです。時々、先に貼り付いた「ガム」等の粘着物が異物をキャッチしていることもあります。

放っておくと、そのうち自然に取れてくれる場合もありますが、すでにしっかり食い込んでいる場合はどんどん深く食い込んでいきます。

異物がチューブまで到達すると、その時パンクが発生します。

タイヤに異物が付着しているのに気付いたらすぐに取り除くことで「貫通パンク」を予防できます。

4. 走行後はタイヤ表面をチェックする

走行後にタイヤをチェックすると、走行中には気付かなかった異物がタイヤ表面に食い込んでいるのを発見することがあります。

また、その日の走行によってタイヤが傷んだり、亀裂が入っているのを発見することもあります。

そんな「異物」や「傷み」を見逃して放置してしまうと、パンクやバーストにつながります。

走行後のタイヤ表面に付いた泥や汚れは、ブラシやウェットティッシュでゴシゴシすれば落ちます。タイヤ表面をキレイにしながら、異物や傷みが無いか一周全部確認しましょう。

走行後のチェックで異物を見つけたら取り除きましょう。もしも傷みを発見したらタイヤの交換が必要です。

自転車に乗った後はタイヤをキレイにして外観をチェックすることで、パンクやバーストを予防できます。

5. チューブとリムテープを定期的に交換する

タイヤは傷みや磨耗が見た目ですぐに判るので、表面が傷んだり・磨り減った時が交換のタイミング。

それじゃあ、タイヤの中のチューブとリムテープはいつ交換すれば良いか?

少なくともパンクする前に交換するべきです
「1年に1度」などの目安を決めて、定期的に交換しましょう

チューブも実はタイヤの中でタイヤ内側の壁と擦れて磨耗しています。また、リムテープはチューブの圧力に押されて凹凸ができ、その凹凸がチューブを磨耗させます。

このチューブの磨耗が「内部磨耗パンク」を発生させます。「スローパンク」の原因って大体これだと思います。

内部磨耗パンクは、一度パンクするとその後連続で発生する例が多く、原因不明のパンクが何度も続くことに。そうなる前に定期的に交換しましょう。

最適な交換頻度は走行距離によって変わりますが、
1~2年に1度はチューブ&リムテープを交換しておくと安心でしょう。

私はタイヤ交換と同時にチューブ&リムテープも替えるので、多い時は年に3回くらい交換してます。

パンクする前に交換しよう

パンクしていないのにチューブやリムテープを交換するのはムダだとかもったいないと思う人もいるかもしれません。でもそれではパンクするのを待っているのと同じです。

チューブやリムテープの傷みが原因で不意にパンクする前に、先手を打って交換することが「パンクの予防」につながります。

車でも、タイヤや消耗部品の摩耗や劣化の具合を定期的に点検して、事故やトラブルが起きる前に交換するのが当たり前ですよね。それと同じ感覚です。

まとめ

自転車のタイヤがパンクしないように私が気を付けていることは、たったこれだけです。

特別なことは何もしていません。

「パンクする原因」を取り除いて、寄せ付けないように心掛けているだけですね。

パンクの予防=パンクの原因を無くすこと

パンクする時、そこには必ず「原因」があります。原因が無ければパンクは起こりません。

パンクの原因を無くすことが「パンクの予防ですね。

今回ご紹介した5つのことを実践すれば、パンクする確率は確実に下がります

私の自転車歴(15年以上)とパンク回数(0回)がその証拠です。(←これ本当です)

「パンクする確率を下げること」がゴール

もちろん、気を付けていてもパンクしてしまう可能性はゼロではありません。運もあります。

しかし、パンクしないように普段から気を付けていれば、不意のパンクに見舞われることはずっと少なくなりますよ。

私が長年パンクさせずに済んできたのも、ずっと気を付けていたからこその幸運です。

パンクが心配な人、パンクに悩まされている人は上記「5つの習慣」を実践してみてはいかがでしょう。

ご紹介した内容が、一部でもあなたのお役に立てれば幸いです。

追記:その後、パンク無し記録「17年目」で、ようやくパンクしました!

こちらの記事もぜひ参考に

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