MINI VELO 道(ミニベロロード)

ミニベロとロードバイクの初心者向けの情報や、楽しみ方を広げるアイテム・話題を紹介するサイト。BIKE FRIDAYについて詳しい情報も公開中。

トップページ 知識・入門

このエントリーをはてなブックマークに追加

自転車のタイヤの空気圧を調節しよう

00

自転車のタイヤの「空気圧」をちゃんと調節していますか?

「空気が入っていればいい」「空気が減ったら入れる」くらいの考えの人は多いし、べつにそれでも大きな問題はありません。

それじゃあ、

空気圧1つで、自転車の走りが変わることを知っていますか?

空気圧をきちんと調節すると自転車の走りが軽くなったり、乗り心地が良くなったりします。

これって、走りを重視するロードバイクや、乗り心地が悪いミニベロにとっては、無視できないポイントですよね。

また、パンクの予防にも空気圧調節が肝心です。

ということで、今回はそんな「自転車タイヤ空気圧」について、

基本と応用をわかりやすくご紹介します。

スポンサーリンク


1.最適な空気圧の範囲はタイヤ毎に決まっている

空気圧をどのくらいに調節すれば良いか?それはタイヤの製品毎に決まっています。

1-1.タイヤの側面に空気圧の表示があるよ

適正空気圧(または指定空気圧)は、

タイヤの側面のどこかに必ず表示されているので、

タイヤを見ればすぐに判りますよ。ちょっと見にくいんですけどね。

tire
【写真】ピンクの線で示した箇所に適正空気圧の表示がある。こんなかんじで見にくい。

▼空気圧の「範囲」が表示されている場合

空気圧の「範囲」が表示されている場合(例:4.5~7.0bar、100~160psi等)は、タイヤの空気圧がその範囲内でなければならないことを示しています。

▼空気圧の「上限」が表示されている場合

空気圧の「上限」だけが表示されている場合(例:MAX7.0bar)は、タイヤの空気圧はそれを超えてはいけないということ。

▼空気圧の「単位」はいろいろ

タイヤに表示される空気圧の【単位】はメーカーや製品によってバラバラで、
  • bar(読み:バール)
  • PSI(読み:プサイ、ピーエスアイ、ポンドパースクエアインチ等)
  • kPa(読み:キロパスカル)
  • kgf/cm2(読み:重量キログラム毎平方センチメートル)
が混在しています。

空気圧計を見る時や、他のタイヤと比較する場合は、見る単位を間違えないように注意しましょう。

ふつう、空気圧計には複数の単位が表示されているから換算は容易です。

◎ちなみに|豆知識
「kPa」は「bar」の100倍の数値になりますよ。1bar=100kpaです。

「bar」と「kgf/cm2」は単位が違いますが数値はほぼ同じになります。


1-2.空気圧は「車種」ではなく「タイヤ」で決まる

初心者がよく勘違いするのが、「空気圧は車種によって決まっている」という誤解です。

これ、本当に間違えやすいので注意してください。

  • ロードバイクの空気圧はどのくらい入れたらいいですか?
  • ミニベロの空気圧はいくらですか?

みたいな質問をする人がいますが、

空気圧は車種ではなくタイヤの製品によって決まります

例えば同じ車種でも装着するタイヤが違えば適正空気圧の範囲が全然違ってくる場合もありますよ。

これ、勘違いしたまま上限を大幅に超過して空気を入れてしまったら大変ですよね。逆に空気圧が低すぎても、即パンクの原因になります。

◎タイヤの空気圧は人に聞いたり・うろ覚えで調節すると危険です。必ず自分でタイヤ側面の表示をチェックしましょう。


1-3.表示されている範囲内に空気圧を調節する

適正空気圧をチェックしたら、 空気圧計付きのエアポンプ単体のエアゲージを使って、空気圧を表示されている範囲内に調節します。

◎「英式バルブ」にはエアチェックアダプター

ママチャリなどに使われる【英式バルブ】はそのままでは空気圧を測ったり調節することができませんが、 エアチェックアダプターを使えば、 英式バルブを米式バルブに変換して、空気圧の計測&調節ができるようになりますよ。


1-4.どのくらいの頻度で空気圧をチェック&調節する?

タイヤの空気は自然に抜けていきます。だから空気圧は勝手に下がるのです。

より高圧で、タイヤに入っている空気の量が少ないほど、空気圧の低下は早いですよ。

◎空気圧チェック&調節のタイミングの目安

  • ママチャリ・・・7日に1度
  • クロスバイク・・・6日に1度
  • ロードバイク・・・5日に1度
  • ミニベロ・・・4日に1度

自転車に乗る前の習慣にして、なるべく頻繁にチェックするのがベター。

空気圧が低下していたら、適正空気圧まで空気を入れて調節しましょう。


◎「タイヤの性能を発揮」するために空気圧を調節するということ

タイヤ毎に定められた適正空気圧には「その空気圧で使用した時にタイヤ本来の性能が発揮される」という意味があります。

また、適正空気圧は「パンクや破裂を防ぐための安全基準」でもあります。これも大事ですね。

つまり、そのタイヤ本来の「性能を発揮」して「安全に使う」ためには、空気圧を適正に調節する必要があるということです。




2.空気圧を「高め」や「低め」に調節する

適正空気圧の範囲内でタイヤの空気圧を上げたり・下げたりすることで、

タイヤの「転がり性能」や「乗り心地」が変化します。お好みで調節しましょう。

image

スピード・転がりを重視するなら空気圧を高めに

【基本】

適正空気圧の上限を超えない範囲で空気圧を高めに調節すれば、タイヤは硬くなり、変形率が小さくなります。結果的によく転がるようになり、スピードが上がったり、加速が楽になったりします。

【応用】

空気圧の上限はタイヤの製品毎に決まっているので、更なるスピードアップを図る場合、同じ太さなら空気圧の上限がより高いタイヤに交換するといいですよ。そうすればもっと転がります。

▼空気圧を上げるデメリット
空気圧を上げると乗り心地は悪くなる傾向がありますよ。また、接地面積が減るのでスリップしやすくもなります。フィーリングを確かめながら、上げ過ぎには注意しましょう。

▼振動吸収性とのバランスを取ろう
空気圧を上げ過ぎてカチカチに硬いタイヤは段差・凹凸で跳ねてしまい、かえってスピードが落ちることも。だからある程度の振動吸収性=タイヤの柔らかさは必要です。


乗り心地を重視するなら空気圧を低めに

【基本】

適正空気圧の下限を下回らない範囲で空気圧を低めに調節すれば、タイヤは柔らかくなり、路面からの振動や衝撃を吸収しやすくなります。自転車の乗り心地が良くなったように感じられますよ。

【応用】

タイヤに入っている空気の量が多いほど振動吸収性は高くなります。空気圧が同じなら、より太いタイヤほど乗り心地は良いですよ。

▼空気圧を下げるデメリット
空気圧を下げると転がり性能が低下する傾向がありますよ。空気圧を下げ過ぎるとタイヤがグニャグニャして全然進まないし、パンクの原因にもなります。

▼下限の表示が無い場合
空気圧の下限が表示されていないタイヤもあります(上限のみ表示)。その場合は走行中にタイヤがグニャっと変形しない範囲を下限として認識しましょう。




3.空気圧は体重に応じて調節する必要がある

同じタイヤ・同じ空気圧でも、乗る人の「体重」によってタイヤの変形率が変わるので、

人によって転がりや乗り心地が変わります。ちょうどいい空気圧は人それぞれ違うのです。

IMG_2792s

「転がり性能を重視する場合」も「乗り心地を重視する場合」も、その最適な空気圧は体重に比例して上下に変動します。

曖昧な表現ですが、いわゆる「中の上」「上の下」みたいなかんじで、「空気圧低めの高めor高めの低め」という調節が必要ということです。

例えばこんなかんじ。


【例1】体重が重い人ほど空気圧を高くしたい

体重が軽いAさんは、空気圧6barがちょうど良く、乗り心地も転がりもいいかんじ。でも、体重が重いBさんには同じ空気圧では柔らかすぎて、サドルに座った瞬間タイヤが結構変形します。パンクする恐れがありますね。乗り心地は良いを通り越して柔らかすぎで、スムーズに転がらずスピードも出ません。Bさんの場合はもう少し空気圧が高くないといけないようです。


【例2】体重が軽い人ほど空気圧を低くしたい

体重が重いBさんは、空気圧を8barに調節するとスピードが出しやすくて快適です。でも、体重が軽いAさんにとっては同じ空気圧では硬すぎて、ガタガタ激しい振動が伝わって乗り心地が悪いです。30分も乗っていると手やお尻が痛くなってしまうので、Aさんにはもう少し空気圧が低いほうが乗りやすいようです。


最適な空気圧は人によって違うということ

同じ空気圧でも体重によって転がりや乗り心地が変わります

「転がりを良くしたい」とか「乗り心地を良くしたい」という目的がある場合でも、一律に「9barにすればいいですよ」とか「5barにすればいいですよ」ということはありません。

誰かにとって快適な空気圧が、あなたにとっても快適であるとは限りません。他人の空気圧設定を聞いて真似することに意味は無いのです。

ちょうど良いと感じる空気圧は人によって違います。転がり&乗り心地の配分がちょうどいいと感じる空気圧を自分で探す必要がありますね。

ということで、空気圧を調節して、自分好みの乗り味が得られる空気圧を見つけてみましょう。



まとめ:自転車のタイヤの空気圧を調節しよう

ここまで読んでもらえたなら、自転車のタイヤの空気は「ただ入っていればいい」というものではないことがお解りいただけたはず。

また、空気圧をちゃんと調節しているつもりで「実はただ上限まで入れていただけ」という人もいると思います。(実際すごく多い)

もし今まで空気圧を調節していなかった人は、これからは積極的に調節してみてはいかがでしょう?

初めは少し面倒に感じるかもしれませんが、乗り味の変化を実感したら、習慣になると思いますよ。

ちょっと大げさに言うと、空気圧1つで今までよりも楽に走れたり、乗り心地が良くなったりするんですから、ぜひやっていきたいですね。


◎空気圧管理にオススメのアイテム

 おすすめの空気圧計、エア漏れしにくくて使いやすいですよ(仏式バルブ用)


 エアゲージ付きフロアポンプは「ゲージが上についているタイプ」が空気圧見やすいです


 ママチャリや非スポーツ自転車の「英式バルブ」でも空気圧管理が可能になる優れもの


 携帯ポンプならこれがオススメ、高圧タイヤでも楽に入ります、しかも空気圧計つき

◎こちらの記事もオススメです

 自転車がパンクする確率を劇的に下げる5つの習慣
ミニベロのタイヤチューブのバルブは仏式・米式が最適な2つの理由

スポンサーリンク

おすすめ記事セレクション

当サイトのオリジナル商品&製作協力アイテム

参考になると思ったらシェア&いいね!をお願いします
このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローしていただければ、最新情報などをお届けします

フェイスブックにいいね!




Instagram


スポンサーリンク

≪ 前の記事
自転車に積めるクーラーボックスが超便利、ロッドスタンド付きで釣り竿も運べます
次の記事 ≫
普段着で自転車に乗る時はインナーウェアが超重要、オススメを2つ紹介します