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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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ミニベロの乗り方・姿勢は「おじぎ乗り(やまめ乗り)」が最適な8つの理由

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タイトルテキスト「ミニベロ×おじぎ乗り」

あなたは「おじぎ乗り」と呼ばれる自転車の乗り方を知っていますか?

自転車のライディングフォームに関心がある人なら「知っている」「聞いたことがある」という人も多いはず。

「おじぎ乗り」とは?

元プロ自転車選手の堂城 賢(たかぎ まさる)氏が提唱する「自転車をより楽に・速く・安全に走らせるための姿勢・乗り方」です。以前は「やまめ乗り」とも呼ばれていました。

「おじぎ乗り」は、言ってみれば自転車の乗り方の基礎

「おじぎ乗り」を練習する事で、自転車に乗るための正しい身体の使い方を身に付けることができ、結果的に自転車をもっと上手に走らせることができるようになりますよ。

私はそんな「おじぎ乗り」を練習・実践することで、

  • ミニベロをもっと楽に走らせることが可能になる
  • ミニベロの乗り心地やデメリットの改善にも役立つ

ということが解りました。

そこで今回は、
ミニベロの乗り方・姿勢は「おじぎ乗り」が最適ということについて、その結論に至った経緯や理由をご紹介してみます。

関連書籍「自転車の教科書」

「おじぎ乗り」の具体的なやり方についてはここで説明し切れる内容ではないので、あえて説明しません。関連書籍「自転車の教科書」を参考にしてください。

この記事では「おじぎ乗り」の入口までご案内します。あなたが「おじぎ乗り、やってみようかな」と考えるきっかけになればと思います。

もくじ

「乗り方」を見直すことで、ミニベロのデメリットを改善しよう

ミニベロに乗っていると「ミニベロって、しんどいな~」と感じる場面はあるもの。

また、ミニベロに乗り始めたばかりの人が「ミニベロって、こんなに乗り心地が悪いの?」と嘆くこともよくあります。

ミニベロには「タイヤが小さい」という特徴に由来するデメリットが色々あるんですよね。

結局「ミニベロって、こんなもんなんだな」と諦めたり、すべてを自転車のせいにしがちです。

しかし「乗り方」を見直せば、ミニベロのデメリットは改善できる可能性があります。

「乗り方」1つで、もっと楽に速く走ることや、より安全・快適に乗ることができるのです。

「乗り方=ポジション」ではない

「乗り方を見直す」ということ、それは「サドルを高くする」とか「ハンドルを低くする」など、むやみに自転車のポジションをいじることではありません

でも「なんとなくサドルを高くしてみたら漕ぎやすくなった」とか「ハンドルを遠くしてみたらスピードが出た」という経験をしたことがある人も多いはず。ではなぜそうなったのか理由を知っていますか?

答えはシンプルで、
「今よりも効率良くカラダを使うことができれば、自転車はもっと楽に・速くなる」のです。

それなら、まずは効率良く動ける理想的なフォームを知る必要があります

どんなふうに自転車に乗れば良いか?それを知り・実践する過程で、もし必要があればサドルやハンドルの位置(=ポジション)も調節していきます。

それが「乗り方を見直す」ということの本当の意味です。

ミニベロには誰でも乗れる、でも「乗りこなす」のは難しい

ミニベロには誰でも乗れる

ミニベロは特別な自転車ではありません。他の自転車と同様に、サドルにまたがってハンドルを握れば、誰でも走り出すことができます。

自転車なので、ペダルを踏んでクランクを回せば前に進みます。「ただ乗るだけ」なら、誰にでもできるはずです。

しかし、ミニベロにはデメリットがたくさんある

誰でも簡単に乗れてしまう一方で、ミニベロには潜在的なデメリットがあります。

ミニベロは「ホイール径が小さいこと」に由来する構造上、走行性能や安定性が低く、自転車の性格として「危険な一面」も持っています。

ミニベロの主なデメリットをまとめると以下の通りです。(一部当てはまらない車種もある)

  • 速度の維持がしんどい、巡航速度が遅い
  • 路面のわずかな凹凸で失速する
  • 路面の段差・凹凸による衝撃が強い
  • 少しの段差でバランスを崩しやすい
  • 安定性が低く転倒しやすい

「乗れる」と「乗りこなせる」は違う

ミニベロに「ただ乗れるだけ」の人は、デメリットを感じつつ、我慢して気を付けながら乗るしかありません。それでもデメリットは消えないので、しんどい思いをしたり、時には怖い思いをすることも。

一方、ミニベロのデメリットが小さくなるように、少しでも楽に・速く・安全に走れる乗り方を身に付ければ、ミニベロを「乗りこなす」ことができていると言えます。

「しんどくて遅くて危険な自転車」を「楽に速く安全に走らせる」、それは無意識にできることではありません

だから、本当の意味で「ミニベロを乗りこなす」のは結構難しいんです。

初心者でなくても、ミニベロを乗りこなすのは難しい

ミニベロを乗りこなすのは難しかった

私は以前はずっとロードバイクなどのスポーツ自転車に乗っていました。趣味の自転車歴は10年以上。

ミニベロに乗りはじめた時点で私は自転車の初心者ではありませんでした。どんな自転車に乗っても、上手に速く走れるものだと思っていました。

しかし、ロードバイクでは楽に走れる状況でも、ミニベロで同じ乗り方をすると上手くいかず、速く走ろうとするとどうしても体に無理がかかることに気付きました。

また、ミニベロは走行性能が低いだけでなく、安定性や安全性が低いことも実感しました。

試行錯誤しても、解決法はわからなかった

ミニベロをより楽に・速く・安全に走らせるためには、ペダリングやライディングフォームを見直す必要がありました。

それは「もっとパワーが出せるように」とか「もっとケイデンスが上げられるように」とか、そんな単純なことではありませんでした。

しかし、私がそれに気が付くまでしばらく時間がかかり、その間私は間違った方向の努力や試行錯誤、言い換えれば「悪あがき」をしていました。

もちろん、何も考えていなかったわけではないので、悪あがきをした分、確かに「速さ」を手に入れることはできました。

しかしその時、「楽に」と「安全に」が抜け落ちていることに気付きました。

私がミニベロを乗りこなすために「自転車の教科書」が役に立った

「楽に・速く・安全に」、それは「おじぎ乗り」だった

私がミニベロを乗りこなせずにいた時に出会ったのが、おじぎ乗り(旧:やまめ乗り)でした。

元プロ自転車選手である堂城 賢(たかぎ まさる)氏が、やまめの学校(自転車の乗り方を教える教室)で教えてきた、自転車を楽に・速く・安全に走らせるメソッド「おじぎ乗り」。

それは、2013年には書籍『自転車の教科書』として表舞台に出て、ネットや雑誌で話題になり、それは私の目にも留まったのでした。

「おじぎ乗り」を練習したら、乗りこなせるようになった

「おじぎ乗り」は誰でもすぐに出来るというものではなく、練習が必要でした。

また、練習して体が慣れてくると「身体が目覚めてフォームが進化」するので、それに合わせてポジションを調節していきました。

書籍「自転車の教科書」のほか、YouTubeに公開されている「セミナー動画」なども参考にしながら練習を続けた結果、私は「おじぎ乗り」ができるようになりました。

その結果、おじぎ乗りは「ミニベロの弱点・デメリットを補って、安全性と走破性を高めてくれる」ということが判りました。

そこから私はミニベロを上手く乗りこなせるようになったのでした。

ミニベロでより楽に・速く・安全に走るためには「おじぎ乗り」を実践・練習し続けるのが最適解であることが解りました。

ミニベロに「おじぎ乗り」が最適な8つの理由

1. 無意識にペダリングを続けることが可能になる

ミニベロはペダリングの脚を止めると、すぐに失速します。ロードバイクなら脚を止めて惰性で進める場面でも、ミニベロはずっと漕ぎ続けなければなりません。これがしんどいし疲れます。

しかし「おじぎ乗り」をすれば脚は勝手に回ります。平地でスピードを保って巡航する時、ペダリングを強く意識しなくても良くなり、踏んでいる感覚も無くなります。

2. より重いギアが回せるようになる

ミニベロはホイール径が大きな自転車よりも加速が速く、1枚1枚のギアを回し切るのが早いので、速度に対してやや重めのギアをパワフルに回せたらもっと速く走れます。

「おじぎ乗り」をすれば、無理しなくても重たいギアを今までよりも楽に回せるようになります。

3. 段差・凹凸が怖くなくなる

ミニベロは段差が怖い自転車です。ホイール径が大きな自転車と比べてより激しくガタガタ揺れるだけでなく、簡単に転倒しそうにもなります。それが「おじぎ乗り」で大幅に改善されます。

おじぎ乗りは「自転車の中心に乗れる乗り方」です。自転車の中心に乗ることで、段差を越える時に自転車がシーソーの様に自由に動くようになり、まるでサスペンションを得たような感覚です。

「おじぎ乗り」で自転車は段差・凹凸を乗り越えやすく・前に進みやすくなるので、段差が苦手なミニベロにとって、それは大きな助けになります。

ミニベロはよく「街乗りに最適」なんて言われますが、歩道の段差などでミニベロが転倒するのも街中です。「おじぎ乗り」でミニベロは本当の意味で街乗りに強くなります。

(ただし14インチ未満の極小ホイールでは改善は難しい、小さすぎるホイールはやはり危険)

4. 段差・凹凸を利用して加速できる

路面の段差や凹凸を踏めば、自転車は減速してしまうもの。走行性能が低いミニベロにとっては、それはより大きな問題として感じられます。

しかし「おじぎ乗り」をすれば、段差や凹凸による突き上げの力が、ペダリングの回転に変換できます。(ちょっとコツが要る)

これにより、ガタガタ突き上げられる度にミニベロは失速するどころか加速し、しかも振動・衝撃が身体にはあまり伝わらなくなります。(振動・衝撃が駆動力に変換・利用されるから)

5. ハンドリング・挙動が安定する

ミニベロは基本的にハンドリングがクイック過ぎる傾向があり、挙動が不安定になりがちです。これがフラついてバランスを崩したり、転倒する原因にもなります。

「おじぎ乗り」をすれば、手に一定の荷重が乗るのでハンドリングが安定し、うっかりハンドルを切りすぎることも少なくなります。

さらに、「おじぎ乗り」に合わせてステムを長くした場合は、同じハンドル操作量でも実際の前輪の切れ角が小さくなるので、操舵性がより安定方向に変化します。(下図参照)

この「ステムが長いほうがハンドリングが安定する」という点については、『Cycle Sports』の以前の記事でも触れられていたので、下記の画像をお借り(引用)させていただきます。

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画像引用元:CYCLE SPORT.jp

6. フラットペダルでも楽に・速く走れる

ミニベロでカジュアルなスタイルにこだわる人は、ビンディングペダル&シューズを使わない人が多いもの。「おじぎ乗り」では、それはデメリットになりません。

「おじぎ乗り」はフラットペダルでも楽に・速く走れる乗り方です

また、ケイデンスに応じて「ペダルに乗せる足の位置」を変えることで、さらにペダリングの効率が良くなります。

足が固定されるビンディングシューズではそれは難しいので、フラットペダルのほうが楽に走れる場合もあるんですよ。

7. 転倒しにくい、安全性が高まる

ミニベロは車体が前後に短く、アップライトな姿勢で乗ることが多い自転車です。体の重心位置が高く、体が前後にも左右にも投げ出されやすい状態なので、そのままでは速く走るのは危険です。

「おじぎ乗り」で速く走ろうとすれば、最終的には深い前傾姿勢になり(それほどしんどくない)、低い姿勢になることで重心が下がり安定します。

ミニベロによくあるアップライトで後荷重な乗り方よりも挙動が安定して転倒しにくく、もし転倒してもより低い位置からなので安全性が高まります。

8.「非スポーツ自転車」でも実践できるライディングメソッド

自転車のライディングフォームのメソッドというのは「スポーツ自転車」「スポーツ走行」が基準になっているので、「のんびり街乗りスタイル」の自転車には応用できない場合が多いです。

とりわけ、ミニベロには非スポーツタイプの車種が多いので、乗り方の研究改善は無理だと考えている人もいると思います。

でも大丈夫。「おじぎ乗り」はどんな自転車でも実践できる乗り方です。

おじぎ乗りは「自転車の中心」を知って、真ん中に乗ることさえできれば、アップライトな楽な姿勢でも実践できます。

深い前傾姿勢で速く走りたい人だけの乗り方ではないんですよ。

練習さえすれば「おじぎ乗り」はミニベロでもママチャリでも実践できるので、どんな自転車に乗る時も「より楽に・早く・安全に」を目指すことが可能です。

ただし、リカンベントタイプの自転車では出来ないと思います。

「おじぎ乗り」実践のヒント

カタチだけ真似ても「おじぎ乗り」は絶対に出来ない

ネットや雑誌ではよく「おじぎ乗りは前乗りだ」とか「ステムを長くしてハンドルを遠くするのがおじぎ乗り」みたいな間違った認識や、断片的な一面だけで語られている例が多いです。

誤った情報を鵜呑みにしたり、部分的なカタチだけ真似ても「おじぎ乗り」は絶対に出来ません。正しい認識を持って練習をしないとできないことなんですよ。

参考資料は厳選しよう、「自転車の教科書」と公式動画が一番

私が「おじぎ乗り」を学び・習得する過程で役に立ったのは、

大事なポイントを何度も確認したり、身体を動かして体感・確認するということにおいては、やはり公式情報が一番参考になりました

やみくもに自転車のポジションをいじったり、漫然とカラダを動かして実践する前に、
まずは必要なことを学び、誤った認識に気付くことが大切です。

「やまめの学校」のセミナー動画

「自転車の教科書」と合わせて動画で見ると解りやすいですね。

ネット情報はゴミばかり、でも中には参考になるものも

「おじぎ乗り」については個人のブログ等で語られていますが、その多くは「おじぎ乗り」をざっと掻い摘んで「解ったつもり」になっている人や、間違った理解のしかたをしているものでした。

また、書籍「自転車の教科書」のレビューなどにも、デタラメなことを好き放題に語っている書き込みなどがあります。(おじぎ乗りを体得した人が見ればデタラメだと解る)

私も「おじぎ乗り」のコツをよく掴めていない頃は、そんな間違った情報に振り回されて上達できずにいました。

誤った情報に触れると、かえって遠回りになりますね。

もちろん、中にはかなりとても参考になる情報もあって、やはり「おじぎ乗りを正しく理解して、実践・練習を続けている人の言葉には明確な根拠がある」と思います。

おじぎ乗りは練習が必要

「おじぎ乗り」は無意識にはできません。慣れれば強く意識する必要はなくなりますが、たぶん無意識にできるようにはならないと思います。

練習する過程で、あるいは走行する状況によって「おじぎ乗り」が上手くいく時・いかない時が出てきます。平地では上手く出来ても、坂道の走り方を身に付けるのは時間がかかるかもしれません。

自転車に乗りながら、いつもその時に出来得る最高の「楽に・速く・安全に」を目指しましょう。その意識が上達につながります。

基本をおさえて練習を続けよう

「おじぎ乗り」を実践する中でコツを掴めた時、それで「おじぎ乗りをマスターした」と安易に思わないことが大切です。

「おじぎ乗り」にはいくつかのコツがあります。1つ1つのコツを掴むことは比較的簡単ですが、それらを総動員させるには練習が必要です。

さらに、「おじぎ乗り」に触れて比較的早い段階で「こうしたほうがもっと速く走れるだろう」というふうに“自分流”にアレンジしてしまう人は多いようです。私もそうでした。

しかし、「おじぎ乗り」をちゃんと身に付ける前に“余計な動作”を付け加えると、それはもう「おじぎ乗り」ではなくなってたりして、結果的に「おじぎ乗り」の習得に時間がかかります。

「おじぎ乗り」を妄信しろとは言いませんし、私もその全てが正しいとは思いません。しかし「おじぎ乗り」から何かを得たいなら、まずは基本どおりに練習することが大切です。

理想の「おじぎ乗り」が出来るかどうかは、自転車次第

「乗り方」を見直すことは「ポジション」を先にいじることではない、と初めの方で書きました。

しかし「おじぎ乗り」を実践して、自分にとって効率の良い身体の使い方が見えてくると、自転車を身体に合わせる必要が出てきます。

その時、「サドルやハンドルの位置を調節」できる必要があります。少なくとも自転車の「中心」に乗れるポジションが作れなければなりません。

多くの自転車でポジション調節が可能ですが、中にはほとんど調節できない車種も存在します。ポジション調節の幅が狭い車種においては、おじぎ乗りの練習・上達には時間がかかるでしょう。

「浅いおじぎ」しかできなくても、「おじぎ乗り」は可能

ミニベロの中には、ポジション調節が自由にできないものもあります。

「おじぎ乗り」は、速度に応じて「浅いおじぎ」と「深いおじぎ」を使い分けることがポイントですが、ポジション調節の自由度の都合で「浅いおじぎ」しかできない車種もあります。

「浅いおじぎ」しかできない場合は、速いスピードで走るのは難しいということになりますが、

それでも「楽に進む感覚」や「安定感の向上」など、おじぎ乗りのメリットを手に入れることができます。

「速さ」を求めるなら、「楽に」は忘れよう

何度も書きましたが、「おじぎ乗り」は楽に・速く・安全に自転車を走らせるための指針です。「おじぎ乗り」は、すべての意識や動作が理に適っていてバランスが取れています。

そして、楽に・速く…の「楽に」はバランスが取れた状態の中にしかありません。そしてバランスが取れた状態の中にある「速く」は最高の速さではありません。

もしあなたが本当に速く走りたいのなら、自転車の中心に乗って自然に脚が回るのを待っていてもそれは叶わないでしょう。その先の速さを目指すなら、楽を捨てて速さを取ることになります。

「おじぎ乗り」を習得した後は「おじぎ乗り」が自転車の乗り方のベースになりますが、それだけを妄信していては、速さを目指すなら頭打ちになるでしょう。

もし股間が痛くなったなら、サドルを交換しよう

「おじぎ乗り」は骨盤を前傾させる乗り方なので、従来のサドルでは股間の尿道・会陰部が痛くなることがあります。

もしどうしても痛む場合は「サドルを交換」すれば解決できますよ。

まとめ

ミニベロの乗り方は「おじぎ乗り」が最適

「おじぎ乗り」は、自転車を「より楽に・速く・安全に走らせる乗り方」です。それってつまり、しんどくて・遅くて・危険な自転車「ミニベロ」にとっては特に必要なことですよね。

そして実際にミニベロで「おじぎ乗り」を実践してみると、ミニベロ特有のデメリットが小さくなって、本当に今までよりも楽に・速く・安全に走れるようになります。

ミニベロで、もっと楽しく気持ち良く走りたい人に「おじぎ乗り」をお勧めします。

「自転車の教科書」を読んでみよう

「おじぎ乗り」を習得するには、少しだけお勉強と練習が必要です。

「おじぎ乗り」を実践・練習するために必要なことは、書籍『自転車の教科書』に全て書かれています。

また、第二弾として発売された『自転車の教科書 ―身体の使い方編―』は、1冊目「自転車の教科書」だけでは上手く習得できなかった人に役立つ多くのヒントが書かれています。

実際「自転車の教科書」だけでは理解できなかった人や、習得に時間がかかった人は多いそうで、私も苦労しました。

これから初めて「自転車の教科書」を読んで、おじぎ乗りを始めてみるという人は、2冊とも読んでおけばよりスムーズに習得できると思いますよ。

「おじぎ乗り」を練習すれば、きっとあなたも自転車の乗り方が変わったり、いろいろなことに気付くはず。

自転車に乗るのがもっと楽しくなりますよ。

この記事の内容に、もし少しでも興味を持っていただけたなら、「ミニベロでおじぎ乗り」、ぜひやってみてくださいね。

「自転車の教科書」で学ぼう

「おじぎ乗り」の具体的な方法や知識を知りたい人は「おじぎ乗り」について書かれている書籍『自転車の教科書』を読んで、練習・実践してみてくださいね。

「おじぎ乗り」については、ネットで調べてもちゃんと理解することはできないと思います。それは「ちゃんと体得せずに書いている人が多い」からです。

書籍や公式動画などの「公式資料」が一番参考になりますよ。

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