夏のサイクリングにぴったりな「高機能ドリンク」を紹介します
サイクリングで長い時間走るなら、忘れないようにしたいのが「水分補給」と「エネルギー補給」。
また暑い時には、発汗で失われる「電解質」の摂取も大切ですね。

失ったものをちゃんと補給しないと「疲れが倍増」したり、「脱水症」や「熱中症」につながります。
そのため、自転車で走りながらこまめに補給する必要があるんですよね。
特に、たくさん汗をかく夏や暑い時期には、水分補給量が増えるので「飲んで・食べてのくり返し…」で苦しくなることも。
そんな時にぴったりな、「水分+エネルギー+電解質」の3つの補給が1度にできるオススメのドリンクがありますよ。詳しくご紹介しますね。
もくじ
グリコ・パワープロダクション「CCDドリンク」
グリコから発売されている「CCDドリンク」は、
これ1本で水分&エネルギー&電解質をまとめて補給できるドリンクです。

特長1|すばやく吸収される「ハイポトニック」タイプ
「CCDドリンク」は運動中・運動後のすみやかな水分補給ができるハイポトニック飲料です。
ハイポトニック(低浸透圧)とは、かんたんに言えば「吸収が速い」ということ。低浸透圧なので、胃から腸への移動が早いのです。
カラダへの水分補給・水分の吸収というものには「成分濃度」や「浸透圧」が関係しています。
たくさん汗をかいて「体内の電解質濃度が下がった状態」では、それに合わせて通常よりも濃度が薄い・浸透圧が低いドリンクを飲まなければ吸収効率が悪くなります。
そこで、大量に汗をかく状況では「ハイポトニック飲料」を選ぶことで、速やかな水分補給・吸収ができるということです。
ちなみに、熱中症対策で有名なあの「経口補水液 OS-1」もハイポトニック飲料ですね。
特長2|水分と一緒に「エネルギー」も補給できる
「CCDドリンク」を飲むことで、水分と同時に「170kcal」のエネルギーを補給できます。
激しく発汗して「水分補給だけで手一杯」な状況でも、運動に必要なエネルギーをチャージすることができますよ。
1時間でボトル1本飲み干すような時にぴったり。暑い季節に最適なドリンクですね。
スポーツ用の補給用ゼリーなどのエネルギーが1本あたり大体100~180kcal。
水分補給で170kcalが摂取できるなら、必死に補給食を口に入れなくても済みますね。
特長3|電解質と7種のビタミンも補給できる
「電解質」というのはナトリウム・カリウム・カルシウムなどのことで、エネルギーの代謝や生命の維持に欠かせないものです。体内の電解質濃度は、一定に保たれている必要があります。
発汗によって体内の電解質濃度が低下した時、水だけを飲むと電解質濃度がさらに低下して、水分の吸収ができなくなり、脱水症状を引き起こします。
そのため、電解質を失ったら、補給が必要なのです。
「CCDドリンク」には汗で失われる電解質と7種のビタミンが配合されているから、
脱水症・熱中症を予防し、元気とパフォーマンスの維持を助けてくれますよ。
水に溶かすだけでOK、粉末だから携帯性も◎
CCDドリンクは水で溶かして飲む「粉末タイプ」で、水500mlに1袋を溶かすだけ。

水だけ現地調達すれば何本でもハイパフォーマンスなドリンクを作れるので、携帯性も抜群です。

袋は軽くてかさばらないから、飲み切ってしまった時のために、いつも1~2袋余分に携帯しておくと安心ですよ。
サイクリング中に飲んでみた感想&効果
真夏のサイクリングで「CCDドリンク」を飲み続けて感じたことや、気付いたことは次の通り。

飲みやすいスッキリ味
「CCDドリンク」は一般的なスポーツドリンクよりもスッキリとした薄味で飲みやすいです。
変な甘ったるさや酸っぱさがないから、ずっと飲んでいても口の中が気持ち悪くならず、最後まで飲み続けられる味ですね。
本当に吸収が速い
「CCDドリンク」は飲むと速やかに吸収されていくのが解ります。スポーツドリンクやジュースによくある「いつまでも胃にタプタプと水分がある感じ」がありません。
ふつうのスポーツドリンクはすぐには吸収されないから、飲み続けているうちにお腹が苦しくなったり、「飲んでるのに喉が渇く」みたいなこともありますよね。
「CCDドリンク」にはそういうストレスが無くて、少量ずつ飲み続けているかぎり喉が乾くことはなく、「ちゃんと水分補給ができている」という実感がありますよ。
補給食を摂る量が減らせる
「CCDドリンク」を飲んでいるとお腹が空きにくいですね。それってつまり、水分補給と同時に必要なエネルギーが摂れているということ。
運動中に空腹を感じるようでは補給不足だし、お腹が空いてからアレコレ口に入れても吸収が間に合わないので、
水分補給でエネルギーが摂れるのは良いですね。結果的に補給食の量が減らせます。
電解質の摂取がかんたん
たくさん汗をかく時は、水分補給と同時に「電解質補給」にも気を配る必要があります。
電解質を摂らずに水ばかり飲んでいると、脱水症状に陥りますよ。
体内の電解質の濃度は一定に保つ必要があるので、不足しても・摂りすぎてもよくありません。電解質タブレット等を飲むときは「摂取量」の判断がむずかしいのです。
「CCDドリンク」なら、水分補給で電解質も適量を摂れるから、こまめに飲み続けることだけを意識していればいいので、暑くてキツい時も走りに集中できます。
暑くない時は、他の補給食と組み合わせてカロリー調節
水分補給量は発汗量に比例するので、それほど暑くない時にはドリンクを飲む量も減りますよね。
しかし、たくさん汗をかかなくても、自転車で走り続ければエネルギーは消費するので、運動量に見合ったエネルギーの補給は必要です。
時間あたりの飲む量が少ない時は「補給用ゼリー」など他の補給食と組み合わせてカロリー調節するのがいいと思います。
夏や暑い時の補給はむずかしい、だから「CCDドリンク」がオススメです
自転車やスポーツにおける「補給」というのは一見単純なもの。
「汗をかくぶん水分を摂り、運動するぶんエネルギーを摂る」、ただそれだけです。
しかし、夏や暑い季節には、その重要性や難易度が上がるのです。

水分とエネルギーを切らしてはいけない
「補給」は量が不足していたり、タイミングが遅れたりすると、もう間に合わないのです。
脱水症状が表れてから飲んだり・ハンガーノック症状が出てから食べるのでは遅く、そこからすぐに回復することはできません。
そのため、常に切らさないように、積極的に摂り続ける必要があるんですね。
しかし、大量の汗をかく「夏」や暑い時期には、これがうまくいきません。
水分補給量が増えると苦しい
暑くてたくさん汗をかくときは水分補給量がいっきに増えるので、補給食とあわせて口から補給する量・回数が多くなります。
「ドリンクを飲む」+「補給食を摂る」の連続で、なんだか忙しく、そしてお腹が苦しくなってきます。摂取や吸収が追いつかないという状況に。
それでもちゃんと補給し続けなければ、熱中症やハンガーノックが忍び寄ってきます。
暑い時に陥りがちなのが「水分ばかり摂っていて、エネルギーが不足」という状態。
この「暑い時は補給が難しい」という問題をクリアして、サイクリングを楽しみたいですね。
そんな時に「CCDドリンク」が役立ちますよ。
まとめ
サイクリングには水分補給・エネルギー補給が欠かせません。
そして夏や暑い時期には、水分とエネルギーが同時に摂れる「CCDドリンク」なら効率よく補給しながら走れます。

また、汗をかいた分「CCDドリンク」を飲むことで、発汗で失われた電解質もチャージできるから、脱水症の予防に役立ちます。
ということで、今回ご紹介したグリコの「CCDドリンク」は、夏や暑い時期のサイクリングにオススメのドリンクですよ。
暑い季節のサイクリングも、バテずに走り続けられるといいですね。
それでは、楽しいサイクリングを!
サイクルボトルは「キャメルバックのポディウムシリーズ」がオススメです(紹介ページ)
ちなみに筆者は、秋~春の発汗量が比較的少ない時期には「水・補給食・サプリ」を別々に摂っていますよ。
そのほうがカロリー管理がしやすいし、補給食は少しでも食感があるものを口に入れたほうが「腹持ち」がいいのです。
ということで、真夏以外は「CCDドリンク」とその他の補給食やサプリを組み合わせたり・使い分けるのが良いと思います。ご参考までに。
自転車乗りの補給と回復|サプリ・補給食の種類とタイミングを紹介
飲みやすい・漏れない・すぐ飲める、オススメのサイクルボトルを紹介
以上、「夏の自転車の水分補給&エネルギー補給にオススメのドリンク」のご紹介でした。
スポーツドリンクを飲んだ後、いつまでも胃がタプタプと膨れた感じを経験したことはありませんか?
一般的なスポーツドリンクの多くは、緩やかに吸収されるアイソトニック飲料なので、たくさん汗をかいて素早く水分補給をしたい時に飲んでも速やかに吸収されません。
たくさん汗をかく運動中・運動後の水分補給には、低浸透圧なハイポトニック飲料(CCDドリンク等)が適していますよ。
ちなみに、アイソトニック飲料は「運動前の水分補給・糖質チャージ」や「暑過ぎない状況下でのスポーツの水分補給」に適していると思います。
スポーツ選手などは、アイソトニックとハイポトニックを上手に使い分けているようですね。