【新製品ニュース】ミニベロ・ロードバイク向けの新製品をメーカーと協力して開発しています
ミニベロ・ロードバイク向けのニューアイテムを製作中
ミニベロ、ロードバイクなど趣味で自転車に乗っている皆さんに、ちょっと嬉しいニュースです。
現在、自転車のサイト「MINI VELO 道」を運営する私ふじたひであきと、
同じく自転車のサイト「ミニベロカスタム入門」を運営する私の友人たけと氏は、
アウトドア&カジュアルスポーツ系バッグのメーカー「クロスター」と協力して、
ミニベロ・ロードバイク向けの新製品の開発を進めています。
「あったらいいな」をカタチに
いま作っているのは、僕らがずっとほしかったアイテムです。
皆さんと同じようにサイクリングや自転車ライフを楽しむ中で、僕らが必要だと思ったものや「あったらいいな」と思ったものを作っています。
『これがあれば自転車の使い勝手・便利さがアップする』、そんな価値を持つアイテムたちですね。皆さんも、使っていただければきっとその良さが解るはず。
ということで今回は、
近日発売予定のニューアイテムに関する最新情報を読者の皆さんにお知らせ・ご報告します。
- 予定していた全ての製品が発売されました。
- その後、「C3ブランド」のアイテムはすべて完売終了しました。
- メーカーによる複数の背信行為があったため、当該メーカーとの取引を解消しました。
- 新たに「POTA BIKEブランド」で継続製品を発売しました。
★このページは、過去の情報です。
クロスターとの新製品の共同制作の経緯
株式会社クロスター(以下、クロスター)は、日本国内のアウトドアバッグメーカーとしては老舗的存在で、歴史と実績がある企業です。
そんなクロスターと僕らの出会いは、あの人気フロントバッグ「シースリーショルダーS」がきっかけでした。
- 私が「シースリーショルダーS」を見つけてサイトで紹介したこと(2015年)
- 人気に火がついて一躍ヒット商品になったこと
- 友人が全在庫を買い上げてAmazonで買えるようにしてくれたこと
- 人気が絶えないまま完売&生産終了してしまったこと
- 私と友人が再生産を求めてクロスターと独自に取引したこと
- 「シースリーショルダーS」の販売再開を実現できたこと(2016年)
(詳しくはこちら)
「シースリーショルダーS」という1つのアイテムから始まった一連の出来事を経て、私と友人とクロスターはつながりました。
そしていま、新しいアイテムを生み出すために協力しています。
自転車ユーザーの目線でデザインし、カタチにする
僕らが具体的なアイデア・設計案を伝えることで、クロスターがそれをカタチにする。試作&試用を繰り返しては改良を重ね、製品化を目指してきました。
このプロジェクトが始まったのは2016年の夏。以来、サイトの裏側で僕らはずっと動き続けています。そしていよいよ、新製品の誕生です。
「C3シリーズ」の新製品として発売予定
僕らが企画・開発したニューアイテムは、クロスターの自転車用バッグブランド「CR|C3シリーズ」の新製品として発売されます。
すべての始まりとなった「シースリーショルダーS」の新しい仲間として、オリジナルアイテムにも「C3」のロゴを冠して発売することにしました。
◎ということで以下、2017年夏以降に発売予定の4つのアイテムをダイジェストでご紹介します。
新製品1|ステムサイドポーチ
『ステムサイドポーチ』はミニベロ・ロードバイク・その他自転車に対応するポーチです。
アヘッドステムなど「ステムが前方に突き出している車種」に装着できます。
このアイテムを使えば、ハンドルの手前/ステムの横に、ボトルや小物を収納できるスペースが作れますよ。
◎もちろん、ステムの左右どちらにも取り付け可能。
「飲みもの」「スマートフォン」「補給食」「モバイルバッテリー」などの小物の収納に便利で、多目的に使えます。
こんな時にオススメです
- ちょっとした小物収納スペースがほしい時にちょうどいい
- ボトルケージが足りない時にドリンクホルダーを増設できる
- ボトルケージを取り付けできない車種にもドリンクホルダーを設置できる
- 走りながらドリンクボトルを取るのが苦手な人もこれなら簡単
主な特徴
- 使いやすさにこだわって、各部の寸法・サイズ感を絶妙に設計しています。
- ハンドルから近いから中身の出し入れが容易なのが特長です。
- 小物入れとして使用時は、中身が飛び出さないように開口部を閉じることもできます。
- 外側にメッシュポケットを装備。メインの収納スペースの他にも小物を収納できます。
知っていますか?ステムの横に収納スペースがあると、超便利なことを。
「ステムの横に装着する小さなバッグ」、そういうアイテムは昔から自転車市場にいくつか存在していて、私も既存の製品を使ってきました。だからこそ、その便利さを知っています。
しかし、従来の製品はお勧めできなかったのです。理由はいくつかあって、「作りが悪い部分がある」とか「値段が高過ぎる」とか「買えるお店がほとんど無い」など。
ということで、手軽に使いやすい「適正な価格」と「品質」「使い勝手の良さ」を兼ね備えた製品を作りたいと考えました。
近年、同様のアイテムが色々なメーカーから発売されはじめていますが、製品の良さでは負けない自信がありますよ。
「C3ブランド」の製品は完売終了となり、
新たに「POTA BIKEブランド」でステムサイドポーチのご提供を開始しました。
下記リンクから「POTA BIKE公式サイト」の製品紹介ページに進めます。
- ステムサイドポーチの紹介ページはこちら(POTA BIKE 公式サイト)
新製品2|ハンドルセンターポーチ
『ハンドルセンターポーチ』は折りたたみ自転車「BROMPTON」に対応するポーチです。
このアイテムを使えば、ハンドルの中央/ステムの手前に、ボトルや小物を収納できるスペースが作れますよ。
この位置に「飲み物」がセットできると、超べんりなんですよね。
メーカー製品において「ブロンプトン専用のドリンクホルダーポーチ」は、おそらくこれが世界初の製品です。(※この製品の発売後、類似品が登場してきました。)
主な特徴
- ブロンプトンのために開発、ベルトの位置や幅等をブロンプトンに合わせて設計しました。
- これ1つで「ドリンクホルダー」としても「小物入れ」としても使えます。
- ボトルケージと違って柔らかいので、ブロンプトンを折り畳んだ時にもじゃまにならないというメリットがありますよ。
BROMPTON用ですが、その他の車種にも流用は可能
『ハンドルセンターポーチ』はブロンプトンに合わせて設計しましたが、その他の「ステムの突き出しが無い車種」や、DAHONやTernの「VROステムが付いている車種」にも装着できることがありますよ。
取り付けベルトが正しく固定できることが必須条件ですが、それさえ満たせばブロンプトン以外の車種に流用することは可能です。(原則として、ブロンプトンに最適化した専用品のため他車種への流用は自己責任です)
折り畳み自転車の中には「ボトルケージを取り付けできない車種」や、ボトルケージをつけると「折り畳み時にじゃまになる車種」が数多くあります。世界一有名な折りたたみ自転車「BROMPTON」もそうでした。
そこで私は「ボトルケージとして使える」なおかつ「折り畳み時にじゃまにならない」というアイテムがほしいと考えました。
これまでは、市販のアウトドアグッズを流用して「ブロンプトン・折りたたみ自転車でボトルケージとして使えるアイテム」をいくつかご紹介してきましたが、やはり専用品ではないため取り付けがスマートにはいかない場合も。
それなら「ちゃんと専用設計のアイテムを作ろう」。そう思い立ったことから、製品づくりが始まりました。
「C3ブランド」の製品は完売終了となり、
新たに「POTA BIKEブランド」でハンドルセンターポーチのご提供を開始しました。
下記リンクから「POTA BIKE公式サイト」の製品紹介ページに進めます。
- ハンドルセンターポーチの紹介ページはこちら(POTA BIKE 公式サイト)
新製品3|シースリーショルダーWIDE
『シースリーショルダーワイド』は使いやすい中容量のフロントバッグ。
ミニベロ向けの人気フロントバッグ「シースリーショルダーS」をベースにリデザインしたニューモデルです。
バッグ本体の縦幅を短く、そのぶん横幅をワイドにすることで、取り付けに必要な縦のスペースを縮小。
★ハンドル下~タイヤ上端までのスペースが22cm以上あれば取り付けできます。
ミニベロだけでなく、多くのクロスバイク、そしてハンドルが高い一部のロードバイクにも取り付け可能になりました。(さまざまな車種で装着・確認しました)
その他の特徴
- ハンドルより上に飛び出さないから、ライトやサイコンがそのまま使えます。
- 「シースリーショルダーS」と同じく、詰め込むと意外に量が入るので、たとえばウェアや輪行袋などかさばる荷物も収納できますよ。
- 自転車から外すとショルダーバッグになります。
こんな時にオススメです
- サイクリングの持ち物をまとめて収納する場所がほしい時に
- ロングライド・ツーリングなど荷物が多い時に
- 荷物を背負わずにサイクリングしたい時に
- リュックやサドルバッグと併用して第3の収納スペースに
まず、ベースになった「シースリーショルダーS」は、ミニベロや折り畳み自転車向けのフロントバッグ。
「シースリーショルダーS」をクロスバイクやロードバイクなどで使っている人もいますが、バッグとタイヤが接触する可能性が高いので非推奨です。それでも「クロスバイクやロードバイクで使いたい」という声がありました。
そこで「シースリーショルダーS」をベースに、タテ幅を短くした製品を作ることに。装着に必要なスペースが1cmでも短くなれば、装着可能な自転車が増えるのです。
設計では「ただ寸法を変えるだけ」では上手くいかない部分があり、色々な調整が必要でした。タテヨコの比率が違うだけで、使用感はずいぶん変わるんです。
最終的に、装着に必要なスペースを3cm短縮。ミニベロだけでなく、多くのクロスバイクと一部のロードバイクにも装着できるようになりました。
「シースリーショルダーWIDE」はおかげさまで完売しました。
新製品4|デジカメ&小物ポーチ
『デジカメ&小物ポーチ』はミニベロ・ロードバイク・その他自転車に対応する、フタ付きのユーティリティポーチです。
アヘッドステムなど「ステムが前方に突き出している車種」に装着できます。
このアイテムを使えば、ハンドルの手前/ステムの横に、デジカメや小物を収納できるスペースが作れますよ。
自転車用フードポーチ等のカテゴリにおいて、過去にこのような形のフタ付きポーチは無かったので新規に開発した業界初のアイテムですよ。
◎もちろん、ステムの左右どちらにも取り付けできます。
例えば、コンパクトデジカメを入れておけば、サイクリング中に自転車を停めて「素早くカメラを取り出して写真を撮る」なんてことが可能。
その他、「スマートフォン」「モバイルバッテリー」「補給食」「携帯工具」「コインケース」など、いろいろな小物の収納に使えます。
主な特徴
- ワンタッチで開くフタが付いているから、中身が飛び出す心配はなく、取り出すときは片手ですぐに開くことができますよ。
- 小物の収納に特化しているので、小物を収納してよく出し入れするなら「ステムサイドポーチ」よりもこちらがおすすめ。
こんな時にオススメです
- コンパクトデジカメを収納する場所がほしい時に
- モバイルバッテリーとスマホを入れて充電したい時に
- サングラス・グローブなど、小物の収納場所がほしい時に
- リュックやサドルバッグと併用して第3の収納スペースに
例えば、サイクリングの途中で「デジカメ」や「スマホ」をサッと取り出したい時はありませんか?
もしくは、「サングラス」や「モバイルバッテリー」など、ちょっとした小物を収納するスペースがほしくなる時はありませんか?
そんな時、安心の「フタ付き」で「素早く開け閉めできる」「専用のポーチ」があるといいですよね。
ということで「ドリンクホルダーとは一味違う、小物の収納に使いやすいポーチ」を作ってみました。なかなか便利ですよ。
なお、業界初のアイテムであり、特殊な形状・仕様の製品につき、開発時には多くの試作・改良が必要で、非常に苦労しました。
この製品の発売後、私たちが開発したこのアイテムのパクリ商品・違法コピー商品が出回っています。
外観が酷似する他製品は低品質な偽物・パクリ商品です。悪質なニセモノを購入しないようにご注意ください。
「デジカメ&小物ポーチ」はおかげさまで完売しました。
まとめ|発売をお楽しみに!
ということで、近日発売予定の新製品をダイジェストでご紹介しました。
2017年夏以降に発売予定
現在、発売に向けて準備を進めているところで、準備が整いしだい順次発売の予定です。
生産できる数には限りがあるため、数量限定でのご提供となります。
どのアイテムも、みなさんの自転車ライフの中で便利に使っていただきたくて、手間ひまを惜しまずに作ってきました。
どれか1つでも「いいな」と思っていただけるアイテムがあったなら幸いです。
発売を楽しみに待っていてくださいね。近日、改めて発売をお知らせします。
- 予定していた全ての製品が発売されました。
- その後、「C3ブランド」のアイテムはすべて完売終了しました。
- メーカーによる複数の背信行為があったため、当該メーカーとの取引を解消しました。
- 新たに「POTA BIKEブランド」で継続製品を発売しました。
今後、各アイテムの紹介ページをご用意します
今後、新製品の発売にあわせて「アイテム毎のくわしい紹介ページ」を追加します。
コンテンツは現在制作中で、写真を撮ったり・ページを作ったり、日々忙しく進行中です。
準備ができ次第、このページにリンクを追記し、SNSでもアナウンスする予定です。
- 最新情報は私のTwitterや当サイトのFacebookページで随時お知らせしています。気になる方はぜひフォローしていただければと思います。
- 発売予定時期は、クロスターの生産都合等により変更になる場合があります。
- なお、当サイトのオリジナル製品につき、クロスターではこれらの新製品に関する問い合わせを受け付けていません。ご質問などは上記SNSまでどうぞ。
あとがき
このプロジェクトは2016年夏頃から進行していて、同年9月にはどのアイテムも試作を開始。当初は「2017年春には発売の予定」でした。
SNSでは途中経過を随時お伝えしてきたので、やり取り・ご質問のあった方には「春頃に発売予定ですよ」とお答えしたこともありましたね。
しかし、「ものづくり」は大変で、問題や上手くいかないことがどんどん出てきました。材料の調達や、生産コストの面も考える必要があります。それがデザインに影響する事も。
それでも「妥協」はできず、皆さんに「ちゃんと良いものをお届けしたい」という思いから、ここまでずいぶん時間がかかってしまいました。
そんな苦労やこだわりも詰まった、当サイト発の「オリジナルアイテム」。
ぜひ手にとって、あなたの自転車ライフのなかで便利に活用していただければ本望です。