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ふじたひであき
サイト運営者
兵庫県神戸市出身。自転車愛好家、フォトグラファー。

自転車のサイト『MINI VELO 道』ではミニベロとロードバイクの初心者向け情報や、楽しみ方を広げる話題などを紹介しています。自転車用品が好きで、最近は自ら製品開発にも関わっています。

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ミニベロで行く秋の淡路島 140km|【前編】岩屋~福良

タイトルテキスト「ミニベロで行く、秋の淡路島、前編、岩屋から福良」

秋深まる10月下旬の晴天の週末。ミニベロ2台で淡路島を走りました。

ということで今回は秋の淡路島でのサイクリングのもようをお伝えします。

今回は淡路島一周(アワイチ)コースを一部ルート変更して「花さじき」にも行きました。おすすめの「グルメ情報」もありますよ。

淡路島でのサイクリングをイメージする参考になればと思います。

この記事の大まかな内容
  1. ジェノバラインで淡路島へ海上輪行
  2. 淡路島の東岸を南へ
  3. 淡路島の南部海岸線&峠越え
  4. 「淡路島ポークのトンカツ」でランチ
  5. 【後編】へつづく
  • 前編・後編に分けてお届けします。このツーリングの【後編】はこちら
  • ルートマップ等は後編ページの最後にあります。
登場する自転車
  • 筆者:BIKE FRIDAY ニューワールドツーリスト
  • 友人:FUJI コメットR
もくじ

明石から「淡路島」へ

朝6時、まずは「明石港」に向かいます。

薄暗い早朝の「明石市立天文科学館」の時計台の写真。午前6時を示している。

早朝の気温はかなり低く、ウィンドブレーカーを着ていても震え上がるほど寒かったです。秋の足は早いので、そろそろ冬支度が必要ですね。

「淡路ジェノバライン」で海上輪行

明石港から【淡路ジェノバライン】で海上輪行。船で明石海峡を渡ります。

明石にある「淡路ジェノバライン」の乗り場付近の写真。

絶景。海上から見る「明石海峡の日の出」

海上を行く船から見た「明石海峡の日の出」の風景は、とても美しかったです。

明石海峡の日の出を海上を走るジェノバラインの船内から見た写真。明石海峡大橋のむこうにオレンジ色の朝日が昇って、海面には朝日が反射している。

この絶景を動画で見る

最近魚釣りに行っていないので、こんな風景を見るのはひさしぶりでした。

淡路島「岩屋港」に到着

明石港から10分で淡路島「岩屋港」に到着。

淡路島の岩屋港に到着したジェノバラインの船と、桟橋に置かれた折り畳み自転車「ニューワールドツーリスト」の写真。

折り畳んでいた「バイクフライデー・ニューワールドツーリスト」を組み立てて、友人の「フジ・コメットR」と2台でツーリングをスタートしました。

早朝の淡路島・岩屋港付近の写真。道路脇に2台の自転車、バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」とミニベロロード「コメットR」が停められている。むこうには「絵島」が見える。

東浦から洲本・由良まで

走りやすい、東浦の道

朝7時、岩屋から「国道28号線」を南へと走り出しました。

淡路島・岩屋付近の国道28号線の道路の写真。左側には海が広がっている。

早朝は人も車も少なくて、静かでとても走りやすいですね~。

淡路島・岩屋付近の国道28号線の道路の写真。道路脇に椰子の木が立ち並んでいる。

前方に巨大な仏像『世界平和大観音像』が見えてきました。

淡路島・仮屋付近の風景。道路脇に椰子の木が立ち並び、むこうには巨大な仏像「世界平和台観音像」が見える。
大観音像は壊れたままだった

前回の淡路島ツーリング】の時に見た『世界平和大観音像』に開いた“穴”は、まだそのままになっていました。

淡路島にある巨大な仏像「世界平和大観音像」の拡大写真。仏像の腰のあたりの外壁が剥がれ落ちて穴が開いている。仏像の外壁を良く見ると、全体的に老朽化していてヒビが入っているのがわかる。

観音像の足下の建物も壊れたまま。この先、どうなるんでしょうね。

追記

この記事を書いたのは2014年。その後、2020年に「世界平和大観音像」の解体決定が発表されました。詳しくは下記ページにまとめました。

続いて、【淡路ワールドパークONOKORO】の前を通過。道路からも「観覧車」と「トゥルッリ」が見えますね。

淡路島・塩田新島付近の風景。むこうには「淡路ワールドパークオノコロ」が見える。

厚浜」の砂浜の風景は、この日も穏やかで美しかったです。

淡路島・厚浜の風景。薄黄色い砂浜と青い海が広がっている。

洲本市街を走り抜ける

朝8時、「洲浜橋」を通過。岩屋からここまでちょうど1時間程でした。

淡路島・州浜橋の写真。白い吊橋である。

ここまでの平均速度は33km前後で、とても良いペースです。

「ミニベロ2台の後ろにロードバイク集団がずっと付いて走る」という変な構図になっていたので、信号待ちの時に「どうぞ」と言って先に行ってもらいました。

淡路島・洲本温泉街付近の写真。アーチ状の看板があり、「歓迎・洲本温泉」と書かれている。その下を何台ものロードバイクが走り抜けてゆく。

由良港】のこの陸橋から見る風景は、なかなか綺麗です。

淡路島・由良港付近の陸橋から見る風景の写真。とても高く、眼下に海が見える。

由良の町を過ぎると、山道エリアに入ります。

由良の峠を越える

洲本市南部の山道エリアは、まぁまぁ走り応えのある坂道が続きます。

淡路島・由良の山道の写真。曲がりくねった上り坂が続いている。

上り坂がダラダラと長く続きますが、斜度はそれほどキツくないので、ヒルクライムが得意な人にとっては何でもないでしょう。

淡路島・由良の山道の風景の写真。坂道のガードレールのむこうに山の稜線と海が見える。ガードレールの前には2台の自転車、バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」とミニベロロード「コメットR」が停められている。その前を1台のロードバイクが坂を登ってゆく。

走行性能では基本的にロードバイクには適わないミニベロですが、登り坂がキツくなってくるとミニベロのほうがギアの低速側にゆとりが出てきて、ロードバイクより楽に速く登れることもありますよ。

淡路島・由良の山道の写真。少し先に、1台のロードバイクが走っている。

こうして自転車を降りて景色を見たり、のんびり写真を撮ったりしていても、再び走り出せば、数分前に通り過ぎていったロードバイクにすぐに追い付くことも。

もっと斜度がキツくなって「激坂」と呼べるレベルまでいくと、そこから先はパワーと重力の戦い。自転車の性能や特性の差よりも「パワーの差」「重量の差」が大きく働くので、軽い自転車&パワフルで軽い人間ほど楽に登れるでしょう。

淡路島・由良の山道の写真。峠を越えるところで、その先は下り坂になっていて景色が開けている。

この山道の2つめの峠を越えると、あとは下り坂。その先には「海」が待っています。

淡路島の南端を走る

山道を駆け下りて海の見えるところまで来ると、爽快な風景が広がります。

ずっと先まで続く、海岸線の道

ここで自転車を降りて海を眺めると気持ち良い。海のむこうには「沼島」が浮かびます。

淡路島の南部「南淡路水仙ライン」から見る風景。まっすぐに伸びる道と、白いガードレール、そのむこうには青い海が広がっている。海の先には「沼島」が見える。

360度ビューで見渡す

この場所で【360度写真】を撮りました。

マウス操作(PC)またはスマートフォンの傾き操作でグリグリ動かして見渡すことができます。

埋め込み表示が上手く動作しない場合はこちらのリンクからも表示できます

海と道路しか無いこの場所は、自転車を置いてカメラを向けると、背景がシンプルで写真映えがします。

ガードレールの前に2台の自転車、バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」とミニベロロード「コメットR」が停められている。そのむこうには海が広がっている。

私の自転車「バイクフライデー・ニューワールドツーリスト」と、友人の自転車「フジ・コメットR」。こうして並べてみると、それぞれの特徴がよく解りますね。

淡路島の南部「南淡路水仙ライン」の道路の写真。「南あわじ市」と書かれた道路標識が立っている。
ちなみに、ここから「南あわじ市」

【南淡路水仙ライン】と呼ばれるこの道は、東西約13kmに渡って平坦な1本道が続きます。この海岸線の途中で、洲本市から南あわじ市に変わります。

「土生港」に立ち寄る

トイレ休憩&飲み物補充に、灘土生港のターミナルセンターに立ち寄りました。

南あわじ市の「灘ターミナルセンター」付近の写真。

登り坂、再び

「土生港」を過ぎると、道路は再び山道になります。

南あわじ市の土生付近の山道の写真。

山の上から「沼島」を眺める

登坂が一段落して平坦になったところで海の方を見ると、沼島が一際大きく見えます。

高台から海を見下ろす風景。海の向こうには「沼島」が見える。ガードレールの前に2台の自転車、バイクフライデーの折り畳みミニベロ「ニューワールドツーリスト」とミニベロロード「コメットR」が停められている。

同じ場所で下を見ると、こちらも目がくらむ絶景。かなり高いです。

ガードレールの外側を見下ろした写真。断崖絶壁で、はるか下のほうに海が見える。
落ちたら、死んじゃうね。

土生港の先のこの山道は、由良の峠よりも短いですが、勾配がかなり急なところがあるので、自転車に乗ったままでは登り切れない人も多いようです。

山道の写真。カーブの外側が断崖絶壁になっていて、その先に海が見える。

私と友人は「ダルい…」「キツい!」とぼやきながらも、一度も脚を止めることなく登り切りましたよ。

キツい峠を越えれば、あとは緩やかな勾配が続きます。

山道の写真。海辺から離れて両側が林になっている。

山道エリアを走り抜けたら、南あわじの大きな町「福良」を目指します。

下り坂の先に農地が広がっている写真。

「福良」で昼食

11時前、福良に到着。

お昼ごはんは【ママン】というお店で食べることにしました。

とんかつ&喫茶「ママン」

お店の外観はいかにも「喫茶店」というかんじですが、お料理にとてもこだわっているそうです。

とんかつ&喫茶「ママン」の店舗外観。古めかしく、カラフルな、いかにも昔の喫茶店という外観をしている。

◎関連リンク:喫茶&とんかつ「ママン」ホームページ

美味過ぎる、「淡路島ポーク」のとんかつ

淡路島ポークの特上ロースカツ定食』。このトンカツが、とんでもない美味しさ。

「ママン」の特上ロースカツ定食の写真。大きなトンカツ、サラダ、味噌汁、ごはんなどが並んでいる。

良質な豚肉の旨み、そして脂の甘味が味わえる、最高のトンカツでした。さすが「特上」だけあって、肉の厚みに驚きました。

これを食べるためだけに、淡路島・福良を訪ねてもいいくらい、絶品なランチとなりました。

食べたら再び走り出す

美味しいランチに大満足した後は、「西浦方面」へと走り出しました。

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