折りたたみ自転車をお店・建物に持ち込みする時のマナー&手順の覚え書き
どこにでも持って行ける「折り畳み自転車」は超便利
小さいタイヤの自転車「ミニベロ」の中でも、折り畳みができるものは特に便利です。
自転車を持って電車などで移動する「輪行」がしやすいだけでなく、お店や建物に持って入ることもできますよ。
持ち込み手順&マナーを押さえて、上手に活用しよう
折り畳み自転車を「お店・建物・施設」などに持ち込む時には、
- いくつかの確認すべきポイントや、
- 意識したいマナーがあります。
「持ち込める?持ち込めない?」を判断するなど、
「トラブルを招かない、失敗しない手順」を押さえておきたいですね。
折りたたみ自転車を持ち込みする時のポイントを解説します
ということで今回は『折り畳み自転車をお店や建物に持ち込む時に覚えておきたいこと』を、
筆者の考えや実体験をもとにご紹介します。
実情に沿った、かなり詳しい内容です。
これから「折り畳み自転車を便利に活用したい」と考えている人の参考になればと思います。
- なお、この記事の趣旨は「折り畳み自転車の持ち込み利用をむやみに推進すること」ではありません。
- この記事の趣旨は「折り畳み自転車の持ち込み利用をしようと考えている人のマナー向上や疑問解消、失敗やトラブルの予防」です。
1. お店や建物に自転車を持ち込めたら、自転車で行ける場所がふえる
折りたたみ自転車を「お店・建物などに持ち込む」ということについて、まずはその意味や便利さを簡単に確認してみます。
自転車を置けない場所へは、自転車で行けない
想像してみてください。
- 「サイクリングの途中で素敵なお店を見つけた時」
- あるいは「自転車に乗ってお店や施設に行きたい時」
自転車を置ける場所がなくて困ることはありませんか?
もしくは、置く場所はあっても、建物に入ると自転車に目が届かないという場合もあります。
趣味で自転車に乗っている人なら「イタズラや盗難が心配で駐輪できない…」という人は多いですね。
そうなると、「外に自転車を置けない」→「その場所へは自転車では行けない」ということが起きます。
折りたたみ自転車でサクッと解決
一方、コンパクトに折りたためる「折り畳み自転車」なら、たためば手荷物です。
荷物として持って歩けば、どこへでも自転車と一緒に行けますよ。
いつも自分のそばに置いておけるから「駐輪」せずに済み、「イタズラ」や「盗難」の心配はありません。
お店や建物にも自転車を持って入れるから、自転車で行ける場所が増えるのです。
そういう意味で、折り畳み自転車の行動範囲はスポーツバイクよりも広いですね。
2. 折りたたみ自転車は、どんなところに持ち込める?
それでは、実際に折りたたみ自転車を持って入れるのは、どのような場所でしょう?
私はいままでに次のようなお店・建物・施設に、折りたたみ自転車を持ち込みさせてもらったことがありますよ。
- レストラン
- カフェ
- 服屋さん
- スーパー
- 美容院
- 病院
- ショッピングモール
- 銀行
- 携帯電話ショップ
- 百貨店
- ホームセンター
- 水族館
などなど
これらのカテゴリーのすべての場所が折りたたみ自転車の持ち込み可能というわけではありませんが、お店や施設の人に聞けば、持ち込んで良いかどうか教えてくれます。
持ち込みの可否を聞いてみて、「いいですよ」「どうぞ」と言ってもらえたなら、安心して持ち込めますね。
3. 持ち込めるサイズか?
折りたたみ自転車にも大きなもの・小さなものがあります。
また、折り畳んだ時の形状もさまざま。
よりコンパクトで・場所を取らない車種ほど、持ち込みのハードルは下がります。
また、お店や建物の広さによっても「持ち込めるかどうか?」の判断は変わります。
実際に持ち込む前に、お店や建物の前で一度考えてみましょう。
こんな時は持ち込みOK
「折りたたみ自転車のサイズ」と「お店・建物の広さ」を見比べた結果、
- 置き場所がありそうで、
- じゃまになる心配がないなら、
サイズ面では「持ち込み可能」と考えていいでしょう。
また、一見狭そうなお店や建物も、中は意外に広いことがあるので、入り口で「手荷物の持ち込みの可否」を聞いてみるのも手です。
お店や施設の人が「どうぞ」と言ってくれたなら、持ち込みOKですね。
こんな時は持ち込みNG
- 「このお店は狭い、どう見ても置き場所が無い」とか
- 「ここに持ち込んだら、絶対じゃまになる」と思うなら、
その折りたたみ自転車はそのお店には大きすぎるorそのお店は狭すぎるということ。
迷惑がかかりそうなら、そこは持ち込みを諦めるのがスマートですね。
ふつうに駐輪するか、他へ行きましょう。
4. 持ち込んで良い雰囲気か?
「大きな荷物を持ち込めない雰囲気」のお店や建物というのはあります。
問題なさそうなお店や建物を選ぶことが、折りたたみ自転車の持ち込みで「迷惑」や「トラブル」にならないための大前提ですね。
持ち込む前に、空気を読む
「雰囲気」の話なので具体的な説明はむずかしいのですが、
折りたたみ自転車を持ち込む時には、まずはいったん「様子を見てみる」ということ。
毎回、その場の空気を読んで「持ち込んでいいかどうか」「迷惑にならないか」を考えることが大切です。
大丈夫そうなら、思い切ってドアを開けてみましょう。
こんなところは持ち込みNGかも?
お店や建物が広くても「中にたくさん人がいて慌ただしい場合」は何かと気を使います。他の人にとって、折りたたみ自転車がじゃまになる可能性が高いですよ。
また、厳粛な空気がただよう建物や、おカタい雰囲気のお店・施設というのもあります。
「折りたたみ自転車なんて、ここに持ち込んで大丈夫なの?」と不安になるようなら、
そこは持ち込んじゃダメな雰囲気ですよ!
というかんじで、空気を読みましょう。
5. 持ち込みの可否を確認する?
折りたたみ自転車を持ち込んでいいかどうかを、
お店や施設の人に確認する必要はあるのでしょうか?
迷ったときは、確認しよう
持ち込んでいいのかどうか?判断に迷うときはお店・施設の人に聞いてみましょう。
お店や施設の人に確認すれば、YESかNOか答えが出ます。
ちなみに、私はいままで「持ち込みの可否」を尋ねてみて「ダメ」と言われたことは一度もありません。思い切って聞いてみる価値はありますよ。
手荷物の持ち込みについて確認すると「置き場所」を案内してもらえることもあるので、聞いてみて損はないですね。
「迷ったら聞く」、これが基本です。
でも「自転車持ち込んでいいですか?」と聞くと、かえってややこしくなることもあるよ
折りたたみ自転車を持ってお店や建物に入る時、それを見て「自転車」だと解る人は少ないです。(特にカバーをかけている時)
だから、お店の入り口などで唐突に「自転車を持ち込んでいいですか?」と尋ねると、かえって驚かれます。
「この人、何を言ってるの?」という状態。相手を困らせてしまいますね。
そして、折りたたみ自転車をしっかり見せると「なるほど、そういうことね」と理解してもらえるわけです。
こういう場合、結果は「持ち込みOK」なのに、「私の荷物は折りたたみ自転車です」と主張したことで、変なやり取りが増えて、ギクシャクしてしまうんですよね。
「自転車アピール」はいらない、あくまでも「手荷物」という体裁で
手荷物を持ち込むとき、他人はこちらの荷物の内容に興味はないので、自分の荷物が折り畳み自転車だとアピールする必要はないです。
「自転車を持ち込んでいいですか」と聞くよりも、
「ちょっと荷物があるんですけど、持って入って大丈夫ですか?ご迷惑じゃないですか?」くらいが適切ですね。
大切なのは「自転車かどうか」ではなく「荷物を置く場所があるか・じゃまにならないか」です。
自転車であることを隠す必要はないのですが、あえて説明する必要もないのが実際のところ。
「必ず確認しなければいけない」ということはない
広さや雰囲気を見て「持ち込んでいいかどうか」をよく考えた上で持ち込むなら、あなたの判断で行動していいと思いますよ。誰にでも、個人の判断力と権利があります。
また、スーツケースなど「キャスター付きの大きな荷物」が自由に持ち込める場所なら、折りたたみ自転車の持ち込みも基本的にOKです。「折りたたみ自転車だけダメ」ということはありません。
私は「持ち込んでいいかどうか」をお店・施設の人に確認するときもあれば、とくに何も聞かずに持ち込みさせてもらうこともありますよ。
状況に応じて、必要な場合は確認する、必要なければ聞かなくてOK。それだけのことですね。
確認する必要がない時は、いちいち聞かないのがベター
手荷物(折りたたみ自転車)の持ち込みについて、お店・施設の人に確認する必要がない場合もあります。明らかに、聞く必要がない場合ですね。
そんな時には、いちいち「これ持ち込んでいいですか?」と聞かないほうがいいです。
もちろん「OK」の返事はもらえるのですが、同時に、
- 「なんでそんなこと聞くの?」
- 「それ、許可いるの?」
- 「何がいけないと思ったの?」
という顔をされることも。
相手(お店や施設の人)が忙しかった場合は、
「忙しいのに、どうでも良いことを聞いてくるなよ!」と不快に思われる可能性もあります。
「どんな時も、持ち込みの可否を毎回聞くのがマナーだ!」という思い込みをしてしまいがちですが、
実際には臨機応変に、必要な時にだけ確認するのが正解です。
「ダメもとで聞いてみる」と持ち込めることもある
「せまいお店」や「持ち込みできない雰囲気」の場合にも、「ダメ」と言われる覚悟で持ち込みの可否を聞いてみるのは1つの手です。
自分ではダメだと思っていたけれど、お店や施設の人が「大丈夫ですよ、どうぞ」と言ってくれるなら、全然OKですよね。さらに「置き場所」を案内してもらえることも。
お店や施設の人に言われた通りにしておけば、トラブルになることはまずありません。
「とりあえず聞いてみる」ことで道が開けることもあるのです。折りたたみ自転車の持ち込みフィールドの「開拓」ともいえますね。
よく行くお店などでは、事前に聞いておくとスムーズ
「よく行くお店」や「今後、折りたたみ自転車で訪れたい場所」などでは、
自転車以外の手段で訪れた時に「こんど来る時、折りたたみ自転車を持って入っていい?」というふうに先に聞いておくのがオススメです。
私も「毎月訪れる美容院」や「行きつけの飲食店」ではそうしてきました。
あらかじめ了解が得られていれば、後日折りたたみ自転車で訪れた時にスムーズに持ち込みできますよ。
「持ち込みの可否」だけでなく、必要なら「カバーをかけたほうがいい?」とか「どこに置いたらいい?」ということも相談しておくといいですね。
6. 折りたたんだ自転車にカバーをかける?
いざお店や建物に持ち込む時、まずはドアの外や歩道上などで折り畳み自転車をたたみます。
そして必要なら、電車で輪行するときのようにカバーや輪行バッグに収納しましょう。
カバーの必要性はケースバイケース。その場の状況を見ることで判断できます。
カバーをかけたほうが良さそうなら、かけておこう
人がぶつかったり、汚れが付くおそれがあるなら、カバーをかけておいたほうが良いですね。
- これは車種にもよります。折りたたんだ時に「チェーンやギアが外側にくる車種」は、接触した対象を傷つけたり、油汚れが付く可能性がありますよ。
- 「せまいお店」や「混雑している施設」などでは、床に置いた折りたたみ自転車に誰かが足をぶつけるかもしれません。
- 「靴を脱いで入るような場所」に持ち込むなら、砂埃などを落とさないように「折りたたみ自転車を完全に収納するタイプの輪行バッグ」に入れるべきですね。
少しでも必要性を感じるなら、カバーをかけておくのがベター
想像力を働かせて、少しでも「カバーをかけておいたほうがいいな」と思う時は、
折りたたみ自転車をカバーや輪行バッグに収納してから持ち込むようにしましょう。
時には「カバーをかける必要がない場合」もあります。その場合はそのまま持ち込んでOKです。
「毎回必ずカバーをかけるべき」と思う人は、何も考えず毎回カバーをかけると良いでしょう。
カバーの有無に関わらず、持ち込み時の取扱いには注意しよう
カバーをかけても・かけなくても、持ち運びの際にはあちこちぶつけないように、取扱いには注意しましょう。
- 備品や建物にぶつけて傷を付けないように注意しよう。
- どこかにぶつけたり・傷を付ける心配があるなら、カバーをかけておこう。
7. 持ち込んだ折りたたみ自転車をどこに置く?
お店・建物に折りたたみ自転車を持ち込んだら、どこに置けばよいでしょう?
他の人のじゃまにならないところに置く
- 自分の近くに置ける時・・・足下や、テーブルの下、イスの後ろなどに置く。
- 部屋や空間に置く時・・・壁際、部屋の隅など、他の人のじゃまにならないところに置く。
土足エリア=折りたたみ自転車を置ける場所
基本的には「土足で歩き回れるエリア」が「折りたたみ自転車を置ける場所」です。
靴を脱いで入るお店や建物では、土足OKの場所に置かせてもらうのがマナーだと思います。
例えば、他のお客さんの「ベビーカー」や主婦の「ショッピングカート」、お年寄りの「シルバーカー」が置かれている場所があれば、そこが第一候補になりますね。
自転車のタイヤは、人の靴と同じようなもの。砂埃などが付いていることがあるから、土足禁止エリアに汚れを持ち込まないように配慮しましょう。
お店・施設の人に一声かけて置くことも
「持ち込みの可否」について特に会話をせずに持ち込んだ場合は、お店・施設の人は「荷物の存在」や「持ち主」を把握していないことがあります。
自分から離れたところに置くときは、「ちょっとここに荷物を置かせてもらってます」というふうに、お店や施設の人に一言伝えるのがベターです。
了解が得られて、「ナゾの不審物」扱いを受けるリスクが減らせます。
お店・施設の人が置き場所を指定してくれる場合や、預かってくれることもある
どこに置いたらいいか、置き場所に困った時は「この手荷物、どこかに置かせてもらっていいですか?」と聞いてみましょう。
置き場所について尋ねると、
- 「どうぞ、どこでもご自由に」とか「こちらにどうぞ」というふうに置き場所を指定してくれたり、
- 「こちらでお預かりします」と、荷物の預かりスペースに置かせてもらえることもあります。
そんな時は、お店や施設の人の言う通りにするといいですね。
「運んであげる」と言われても、自分で運ぼう
ときどき、お店・施設の人が「お荷物をお運びします」と言ってくれることがありますが、
運んで行く先が「従業員専用エリア」とかでないなら、なるべく自分で運びましょう。
折りたたみ自転車は、彼らが思うよりもたいてい重たいです。
「持ち方」を知らないと、持ち上げることさえ難しい場合もありますね。
それでも、気を利かせて(勝手に)運ぼうとしてくれる人は実際います。
とくに小柄な人や女性店員さんが運ぼうとしてくれた時は体を痛めかねないので、サッと代わって自分で運ばせてもらいましょう。
8. 折りたたみ自転車を持って入ると、周りの人にどう思われる?
折りたたみ自転車を持ってお店・建物に入ることに、慣れるまでは少し抵抗を感じるかもしれません。
というのは「周囲の目が気になる」ということ。
私も初めのうちは、
- 「本当に持って入って大丈夫だろうか?」とか
- 「他人から自分はどんな目で見られるのだろう?」
という不安や恥ずかしさみたいなものを感じていました。
また「気配りすること」は「周りの人の視線や反応をうかがうこと」でもあります。「誰かに迷惑がられていないか」を察知する鋭さも、時には必要ですね。
しかし、後になって解ったのは「基本的に、周りの人は何とも思っていない」ということ。
むしろ、こちらが「気にしすぎ」だったのです。
実例|周囲の人の反応&感想
- 周りの人は「折りたたみ自転車を持った人」に対してほとんど関心がありません。
- 折りたたみ自転車だと気付かない人も多いです。(カバーをかけていればなおさら)
- カバーをかけている場合、「これ自転車です」と言わなければほとんどの人は自転車だと思っていません。「変な形の大きなバッグ」みたいに見えるそうです。
- 折りたたみ自転車を持ってお店に入ったとき、お店の人やほかのお客さんから見れば、ただの「折りたたみ自転車で来たお客さん」です。
- カバーをかけない場合、折りたたみ自転車だとすぐに解ってくれる人も時々います。
- 折りたたみ自転車だと解ると、周囲の人は「あの自転車便利そう」「あんなに小さくなるなんて」というかんじで会話のネタになったり、好奇のまなざしを向けられることもあります。
- 自転車好きの店主やお客さんが興味を持って話しかけてきたり、「自転車談議」に花が咲くことも。これはむしろ好ましい出来事。自転車が好きな人が意外に多いことが解りました。
「清潔感」や「衛生」という視点
「持ち込んでいいのか?」「嫌がる人はいないか?」という不安には、「清潔感」や「衛生」という視点もあると思います。
私の経験上、折りたたみ自転車を「汚い」「不衛生」だという人に出会ったことはないです。
自転車は地面に接するモノなので、けっして清潔とはいえませんが、
それは「靴」や「ベビーカー」「キャスター付きバッグ」などと同じで、土足エリアにある限り何の問題もないというのが実際のところ。
◎もちろん、「ひどい汚れが付いている時」や「靴を脱いで上がる場所に持ち込む時」は、「完全に収納できるカバーをかける」などの配慮をしよう。
手荷物の持ち込みはふつうです、コソコソする必要はない
お店や建物に出入りする人の中には、折りたたみ自転車より大きな荷物を持った人もいます。
そして、他人の荷物の大きさ・中身をいちいち気にする人はほとんどいません。折りたたみ自転車だけが特別扱いされることもありません。(経験談)
あなたは「ちょっと大きな荷物を持った人」。何も悪い事をしているわけではないのだから、後ろめたさを感じる必要はないのです。
あなたがマナーを守り、周囲の人の迷惑にならないように気配り&行動するかぎり大丈夫。
胸を張って折りたたみ自転車を活用しましょう。
9. マナーを守って、自分が「お手本」になろう
最後に、これから実際に「折りたたみ自転車の持ち込み」をする人に、私からできるアドバイスをお伝えしてみます。
マナーを守って活用すれば、折り畳み自転車は受け入れられる
「折りたたみ自転車を持ち込む」ということが、まだまだ珍しく・少数派なので、周囲の目を過剰に気にしてしまう時はあります。
しかし実際には、思っていたよりも「社会には折りたたみ自転車の持ち込み利用を受け入れる懐の深さがある」というのが私の実感です。
周囲に気を配り、謙虚にふるまうことが大切ですが、萎縮する必要はないのです。
ぜひ後ろ向きではなく前向きな姿勢で、折りたたみ自転車を活用しましょう。
折りたたみ自転車の利用者の「お手本」になろう
2017年6月に施行される『自転車活用推進法』によって、日本の自転車を取りまく環境や、自転車利用の考え方が、今後変化していくでしょう。
いま、私たちがマナーアップを意識して、折りたたみ自転車の活用のお手本になることで、近い将来にはもっと折りたたみ自転車の「暮らしの中での利用」が社会に定着するかもしれません。
自分たちだけでなく、後に続く人のために、たしかな道を作るのです。
(もちろん、このような考え方は「折り畳み自転車」だけに限らず、その他すべての自転車カテゴリーにも通じます。)
ご紹介したような流れで、臨機応変に・スマートに折りたたみ自転車を活用することで、
「折りたたみ自転車っていいな」という印象を世に残していきましょう。
まとめ
ということで今回は『折り畳み自転車をお店や建物に持ち込む時に覚えておきたいこと』を、筆者の実体験をもとに構成し、お伝えしてみました。
折りたたみ自転車の「お店・建物・施設への持ち込み」は、臨機応変に・スマートにこなすことが大切です。
- 持ち込んで良いかどうか、お店やほかのお客さんに迷惑でないかを毎回考えよう。
- 「持ち込みの可否」や「置き場所」に迷ったときは、お店・施設の人に聞いてみよう。
- 何も問題がないなら堂々と、マナーを守って颯爽と折り畳み自転車を使いこなそう。
トラブルを避けて、折りたたみ自転車を上手に活用しよう
ちなみに、私はいままで折りたたみ自転車の持ち込みでトラブルになったことは一度もありません。
というのはやはり、
持ち込んで良いかどうかを毎回考えるし、
迷惑になりそうなところには持ち込まないからだと思います。
もちろん、持ち込むときは色々な気配りを忘れないようにしていますよ。
折りたたみ自転車をどこかに「持ち込み」する時は、
その都度「いったん考えること」と「周囲に気を配ること」を習慣にしましょう。
そうすれば、無用なトラブルを引き起こすことなく、折りたたみ自転車を上手に活用していけるでしょう。
今回ご紹介した手順やポイントを押さえておけば、きっとあなたも折りたたみ自転車をもっと便利に使いこなせるようになるはず。
「折りたたみ自転車」を活用される時には、ぜひ参考にしていただければと思います。