自転車乗りの安全意識を高めよう|事故防止30のチェックポイント
自転車は楽しい乗り物です。だけど危険とはいつも隣り合わせ。
事故や怪我をしないように、一人ひとりがリスクマネジメントをすることが大切です。
そこで今回は、筆者が自転車に乗る時に心掛けていることを「30の項目」にまとめてみました。
あなたは安全や事故防止をどのくらい意識&実践できていますか?
「チェックリスト」のような感覚で、あなたも一通りチェックしてみてください。
こうして書いて確認することで、私自身も気を引き締めていきますよ。
- まずは自分から、そして多くの人たちへ。自転車乗りの安全意識を高めていきましょう。
- 共感していただけましたら、ぜひこのページをシェアしてください。
自転車に乗る時に心がけたい30個のポイント
1. 路面の状態をよく見る
段差・凹凸や落下物や水や砂、道路上には自転車を危険にさらす要因が点在しています。
路面をよく見て、リスクを少しでも早く発見することが大切です。
直前で発見して急ハンドルや急ブレーキで回避しようとすると、フラついたりスリップしてかえって危険。後続車との事故にもつながります。
安全に走ること、それはまずは危険を避けることです。
路面の状態をよく見て、転倒や事故を起こさないように気を付けましょう。
2. 交通状況をよく見る
車や歩行者の動き、その先の道路や信号機の様子。交通状況を観察することは大切です。
- 自分の周りにはどんな他者がいるのか(認識)
- この先には何があるのか(予測&確認)
- 次にどんなことが起きるだろうか(可能性)
- その中で自分はどう動けばいいだろうか(判断)
危険を避けて安全に走るために、常に交通状況をよく見て想像力を働かせましょう。
3. スピードを出し過ぎない
道路上の危険を察知できるか・できないか、認識した危険を避けられるか・避けられないか、それにはスピードが大きく関係します。
過剰な速度が出ていなければ発見・回避できる危険も、状況に適さないオーバースピードでは、気付いた時にはもう遅い。自転車は急には止まれないのです。
自転車で風を切るのは気持ち良いですが、周囲の状況に合った安全を破綻させない速度で走りましょう。
4. アイウェアを着用する
よく自転車に乗る人ほど「目の疲れ」や「目の痛み」など目のトラブルを経験をしています。
- 目が風や紫外線に長時間さらされることで、目が痛くなることがあります。
- 目に「虫」や「砂」が入ったり、前走車が弾いた「飛び石」が顔付近に飛んでくることもあります。
- 自転車で走っていると、道路脇から飛び出た木の枝葉が顔や目に当たりそうになることもあります。
そんな数々の目のストレスが原因で「まばたきの回数」や「目を閉じている時間」が増えるのは危険なサイン。
さらに、目がダメージを受けて目を開けていられないようなことになれば、それは必ず事故につながります。
目を守って、いつも安全に自転車に乗るための予防策として「アイウェア」の着用を推奨します。
5. 明るいライトを点ける
夜道や暗いところで前方の様子を視認できるかどうか、それは「ライトの明るさ」にかかっています。
そして、多くの人はライトの明るさが不足していて、前方の様子がよく見えていないまま自転車に乗っています。
安全のために必要なライトの明るさの目安は「300ルーメン以上」。
安全のために、ちゃんと明るいライトを点灯しましょう。
6. 夜や暗所は速度を落として走る
夜道や暗いところでは、危険を察知するのが昼間よりもずっと難しくなります。
自転車のライトや街明かりに照らされている範囲しか見えないからです。
夜道や暗所で危険を確実に察知・回避するためには、昼間よりもスピードを落として走ることが肝心です。
7. 知らない道は速度を落として走る
道路を走っていると時々「事故を引き起こすトラップ」のような場所や「危険を感じる場所」があるもの。
危険な箇所を知っている道と知らない道では、それだけで危険度が違います。
例えば、地元の人だけが知っている「魔の交差点」や「危険な段差」などがあり、地元の人は気を付けていて、よそ者ばかりが事故を起こすような場所もあるのです。
知らない道・走り慣れない道では速度を落として、いつも以上に「路面の状態」や「交通状況」をよく観察して走りましょう。
8. 先が見えない所では誰かいる・何か来ると思っておく
「曲がり角」や「視界を遮るもの」の向こう側には、何があるかわかりません。
車や歩行者、あるいは逆走してくる自転車がいるかもしれません。
そういう場所では向こう側からもこちらが見えません。
「曲がり角」や「急カーブ」、「駐車車両」や「公園の植え込み」など、その向こう側の様子が見えない場所では少なくとも減速を、必要なら一旦停止しましょう。
「止まらなければぶつかっていた」
「あぁ止まっておいてよかった」
そんなこともあるものです。
9. 判断に迷うときは、とりあえず減速するか止まる
- 「こちらに気付いてなさそうな歩行者」
- 「横から出てきそうな車」
- 「まもなく変わりそうな信号」
大丈夫そうだけど大丈夫じゃなさそうな、
行けそうだけど行けなさそうな状況はよくあります。
あなたの運命はアウトかセーフの50:50。
判断に迷う時は“賭け”に出ず、迷ったら減速するか止まることです。
ただし急ブレーキは事故の元。なるべく早く気付いて緩やかに減速することが大切です。
10. 危ない・怖いと思う時は、自転車を降りる
- 「滑りやすい路面」
- 「ハンドルを取られるガタガタ道」
- 「狭い道での歩行者や車両とのすれ違い」
など、自転車に乗っていて危ない・怖いと感じる場面はあります。
そんな時は、自転車を降りればフラついたり転倒することはないし、自分から誰かにぶつかることもありません。
自転車に乗っていることで危険を感じるなら、自転車を降りてしまえばいいのです。
11. 人ごみの中では自転車に乗らない
事故は車道だけで起きるわけではありません。特に、歩行者優先の【歩道】や【横断歩道】では自転車乗りは注意深く・謙虚であるべきです。
自転車のために歩道の片側を空けて歩く人はほとんどいません。
横断歩道に【自転車横断帯】があっても、そこを自転車のために空けて歩く人はほとんどいません。
人ごみの中では、自転車は徐行しても危険。もし事故が起きれば自分が加害者になってしまいます。
周りに人がいて安全にパスできない時は自転車を降りて自分も歩行者になりましょう。
12. 無理な「すり抜け」をしない
道幅が狭い道路で、停止している車の側方を通り抜ける「すり抜け」。
すり抜けは方法によっては違法で、違法でない場合でも状況によっては危険です。
道路の一番端には段差や落下物が多いので本来は走行を避けるべき部分。
ギリギリを通り抜ける時にスリルや緊張を感じるなら、それは自ら危険を犯している証拠です。
道幅や車側方のスペースをよく見て、安全が確信できない場合は無理に通り抜けるのをやめましょう。追いついた車の後ろで待てば良いのです。
信号待ち時の「すり抜け」で、自転車が何度も前に出てくることに怒って自転車に幅寄せするなどの「あおり運転」をする車のドライバーもいるので、「すり抜け」が交通トラブルの原因になることもあるんです。
13. 駐車車両に気を付ける
駐車車両を避けるため走行ラインを膨らませることは、図らずも自分から後続車の走行ラインにはみ出す行為でもあります。
後続車の速度や動きをよく見て、自分が事故の原因を作らないように注意しましょう。
もし可能なら、ハンドサインやアイコンタクトなど後続車に意思表示をするのが理想的です。
また、駐車車両のドアが急に開いたり、突然人が降りてくることがあります。
特に「スライドドア」の車には要注意。スライドドアは後ろから見るとドアが開いていることが判りにくいです。スライドドアから子供が飛び出してくることもありますよ。
駐車車両の存在は、走行している車よりも脅威になることがあります。
少しでも早く駐車車両の存在に気付いて、安全にパスしましょう。
14. 車のケツに近づかない
「車は急に止まれない」とはよく言いますが、自転車のほうがもっと急停止が苦手です。
前を走る車が突然ブレーキをかけたり急停止すると、後ろを走る自転車は同じ素早さで減速することはできません。
車の真後ろにぴったりくっついていると、追突事故を起こす可能性が高まります。
自転車も車の運転と同じように安全な車間距離を意識しましょう。
15. なるべく、雨の日は乗らない
自転車のスリップによる転倒事故のほとんどは濡れた路面で発生しています。
「濡れた路面は滑りやすい」「自転車でスリップしたら転倒する」、それは誰でも知っています。
それなら、雨の日には自転車に乗らないというのも立派な危険回避の方法です。
乗らずに済むのなら、雨の日やウェット時の走行を控えましょう。
さらに「どんな時に滑るのか?」の原因を知ることもまた事故予防につながります。
自転車通勤などで、雨でも自転車に乗らなければならない人は、スリップ事故を起こさないように注意しましょう。
16. 周囲から認識されていない可能性を意識する
歩行者や車が、まるで自転車に乗っている自分の姿が見えていないような行動をすることはありませんか?
自転車が居ることや、自転車の速度を正しく認識していない人は多いです。
道路交通の中で「自転車」の存在は、私たちが思っているよりも意外なほど認識されていません。
すぐ横を並走している車や、むこうから歩いてくる人が、もしこちらに気付いていないとしたら?
常に自分が認識されていない可能性を頭において、周囲の他者の行動をよく観察して走りましょう。
17. 自分の存在をアピールできるアイテムを活用する
道路交通の中で、自分の存在が他者に認識されていないのはとても恐いこと。
「光」や「音」で自分の存在を目立たせて、周囲の他者に注意を促すアイテムを積極的に活用しましょう。
特に夜や暗い場所では「リアライト」「反射板」「音が鳴るアイテム」などを1つでも多く身に付けて、少しでも存在感をアピールする工夫を。
18. 目立つ服を着る
少しでも自分を目立たせるなら、視覚的に目立つ「服」を選ぶことも効果的。
服は面積が大きいため誰からも目に付きやすく、派手なウェアは昼でも夜でもよく見えます。
黒やグレーよりも、白やオレンジ・黄色・ネオンカラーが目立ちます。
サイクルウェアなら再帰反射プリントがされたものが多く、1つ1つのアイテムが反射板の役割もしますね。
ヘルメットや手袋なども派手なカラーを選ぶととても目立ちますよ。
「ネオンイエローの反射プリント付きベスト」はオススメで、
- 「普段着の上に着る」
- 「サイクルウェアの上に着る」
- 「暗くなってきたら着る」
というかんじで、着るだけで視認性をアップできます。
私はロングライドの時に「ネオンイエローの反射ベスト」を着るようにしています。
19. デイライトを点ける
昼間でも必要に応じてライトを点ける「デイライト」、バイクや原付なら常識です。
自転車でもデイライトを点けることで周囲の車や歩行者に気付いてもらいやすくなります。
特に、車のサイドミラー越しに見た時に「デイライトを点滅させている自転車」はその存在がわかりやすいです。
交通事故等の統計では「晴天よりも曇りや雨の日」、「真っ暗な時よりも薄暗い時間帯」のほうが見落としが起き易く、事故や危険が多いと言われています。
暗くなるのを待たずに早めにライトを点灯しましょう。
昼間でも、自分が視認されにくいと感じるなら前後のライトを点滅させましょう。
ちなみに、デイライトは周囲が明るい時間帯に使うので、デイライトに使うライトは比較的強い明るさが必要ですよ。
20. 自分の後方にも意識を向ける
車やバイクは自転車よりも速いです。後方から次々に接近し、すぐ横を追い抜いて行きます。
- 「後ろから迫り来る速い車」
- 「今まさに追い越そうとしているバイク」
その存在に気付かないことは危険です。見えない後方にも注意を向けましょう。
後方から接近する「音」に耳を済ませて、必要なら目視をし、その存在や速さ・動きを確認しましょう。
後方の様子を視認するために「自転車用の後付けミラー」を使うのも手ですが、小さなミラーを注視することがフラつきの原因になることがあるので、私はミラーを使わずに目視をしています。
21. 車をイラつかせないように走り、自分も冷静でいること
自転車より速い乗り物は、常に自転車を追い越すチャンスをうかがっています。
思い通りに追い越せないと怒ったり、乱暴な運転でイライラをアピールする人もいます。
自分には悪気がなくても、交通ルールを守って自転車に乗っていても、車のドライバーをイライラさせてしまうことはあるのです。
自転車に乗っている自分が誰かをイラつかせていると感じる時は、進路を譲ったり、相手をやり過ごすなど「大人な対応」をすることも安全のためには必要です。
そして、もし理不尽な他人のイライラ攻撃に遭っても自分だけは冷静でいましょう。
あなたまで怒ってしまったら、事故が起きなくても人間同士の交通トラブルに発展します。
22. 悪意のある人間もいることを忘れない
車のドライバーの中には、理性を失っている者や、悪意を持っている者もいます。
自転車乗りに全く非がなくても、自分勝手にイラついて、嫌がらせや危険な運転をするのです。
自転車に接触するスレスレに幅寄せしたり、本当にこちらが避けなければ事故になるような殺人未遂的な運転をする者もいます。
間違っているのは彼らです。しかし他人は変えられない。自転車乗りが「正義」や「法的な正しさ」を振りかざしても無意味だし、判断を誤れば命を落とすことになるでしょう。
大切なのは正しいかどうかではなく、あなたが無事であることです。
23.「安全」と「円滑な交通」のために自分から譲る
道路交通において「歩行者」「自転車」「車」どの立場にあっても、互いに権利を主張して競り合うことは無益で危険なことです。
実際の交通において「優先順位」というものは絶対ではないし、「安全」や「円滑な交通」は状況に合った判断と譲り合いの中にしかないのです。
「円滑な交通」は時に善意によって成り立ちます。また不本意にも自分が誰かの邪魔になったり、円滑な交通の妨げになるなら、一歩退いたり進路を譲る勇気は価値あるものです。
結果的に、交通からギクシャクがとれてスムーズに流れれば、それはお互いの安全につながります。
24. 道路交通法を守る
欠陥だらけの法律ですが、道路交通法を守ってさえいれば確保できる安全は一定の割合で存在します。
「自転車も信号を守る」とか「自転車は道路の左端を走る」などは当たり前。
「歩道を走る時は徐行する」とか「安全のために夜間はライトを点灯する」等もすべて法律で決まっています。
法律を守ることは大前提ですが、守っていない・できていない人がたくさんいることも事実です。
あなたは道路交通法を守れていますか?
25. 道交法の曖昧な部分を安全のために活用する
- 「自転車は原則車道を走ること→だけど自転車も歩道を利用できる」とか、
- 「自転車は車両→でも押して歩けば歩行者扱い」など、
道交法上の自転車の決まりや扱いには曖昧な部分があります。
危険を回避したり安全を確保するために、必要なら道交法の曖昧さも活用しましょう。
例えば、
- 車道を走ることに危険を感じる時は歩道を通行してもよいのだし、
- 歩行者専用のルートを通るのが安全な場合は自転車を押して歩行者になって通ればいいのです。
臨機応変に判断することが、法律で認められています。
26. 自転車の「安全な乗り方」を身に付ける
自転車は転倒する乗り物です。ちょっとした段差につまづいたり、一瞬でスリップしたり、事故や怪我が起きる時は起きるのです。
しかし「安全な乗り方」を身に付けることで、そのリスクは減らせます。
- どうすれば段差でフラつきにくくなるのか、
- どうすればスリップ事故を予防できるか、
- どうすれば落車のダメージを小さくできるのか。
学習や実践によってあなたの安全レベルを高めることは可能です。
27. 体力的に無理をしない
自転車で長距離を走ると最後は疲れてヘロヘロになり、ただただ早くゴールにたどり着きたい一心に、それ以外は何もかもどうでも良くなってしまうこともあるでしょう。
強い疲労や肉体的な限界を感じる時、「集中力」や「注意力」「判断力」は大幅に低下します。
そして、周囲の交通や他者に対する注意・気配りができなくなるなど、極度の疲労は安全を脅かします。事故に遭う(事故を起こす)確率が上がるのです。
そんな状態で安全に走行できるだろうか?答えはNOです。
安全のためには無理をしないことも大切なのです。
サイクリングの計画段階から、無理なく完走できるように考えていきましょう。
28. 自転車の安全点検をする
自転車のフレームや部品は常に劣化・消耗しているということを忘れてはいけません。
長い期間、無点検・無整備で乗っていると、ボルトが緩んだり、ワイヤーが切れることもあります。衝撃や負荷によって、フレームやパーツが破断することもありますよ。
そして多くの場合、致命的な故障・トラブルには前兆があります。点検すれば事故になる前に発見できるのです。
自転車には車のような「車検」が無い代わりに、自転車乗りが自分で点検する必要があります。
自転車は、事故を起こせば命を落としたり、他人を死傷させることもある乗り物なのだから、乗り物としての点検整備は義務といってもいいでしょう。
整備や部品交換はショップまかせでもいいので、安全点検だけは日頃からやっておきましょう。
不調やトラブルに、前兆の段階で気付くことが大切です。
29. 自転車の状態に不安がある時は乗らない
自転車歴が長くなると消耗パーツの交換も手馴れてきます。すると「まだいける」「このくらいなら大丈夫」という余計な経験則が芽生えます。
点検で傷みや消耗を見つけたのにまだ使ってしまうということは「自転車乗りあるある」です。
「まだいける」かもしれないけれど、「事故につながる」かもしれません。
自転車の状態に一瞬でも「不安」を感じたなら、その感覚を信じること。
- 「少しでも早く不安要素を解消すること」
- 「不安要素を解消するまで乗らないこと」
を自分に約束しましょう。
30. 常に安全を最優先に判断・行動する
ここまで1から29までたくさんのことを書いてきましたが、すべてはこの「30」に帰結します。
大切なのは、自転車に乗る自分が「想像力」と「自制心」を持つこと。
事故や危険につながる可能性を感じるなら、どんな小さなことも楽観視せず慎重であること。
安全のために自分が出来ることはすべてやること。
常に安全を最優先に判断・行動しましょう。
無事に帰れば明日があるのです。
それでも事故や怪我が起きてしまった時のために
ここまでは「事故防止」について考えてきました。
その上で、もし本当に事故や怪我が起きてしまった時のことも考えておく必要があります。
- 事故が起きた時
- 怪我をした時
- 他人に損害を与えてしまった時
を想定して備えておくことが大切です。そのためのリスクヘッジが次の3つ。
1. ヘルメットをかぶる
想像してみてください、ヘルメット無しで頭をぶつけることを。
その怖さ・そのリスクに立ち向かえるたった1つの方法が「ヘルメットをかぶる」ということです。
徐行や時速0kmでも、転倒して頭をぶつければタダでは済みません。
自分がどれほど気を付けていても、事故に巻き込まれることもあります。
他者・他車と衝突すれば、助かるためにはやはり頭部の保護が肝心です。
ヘルメットの着用は義務ではありませんが、事故に備えるなら必要なものです。
2. ファーストエイドキットを持っておく
自転車で転倒すれば怪我をします。小さな怪我であっても手当ては必要です。
万が一大きな怪我をした時には応急手当てが出来ないと困ります。
事故や大怪我など、必要なら救急車を呼ぶのは当たり前ですが、救急車を待つ間に応急処置ができるのがベターです。
また怪我をするのは自分とは限りません。誰かのためでもあるのです。
3. 自転車保険に入る
もしも事故に遭ったら、死ぬかもしれません。大怪我をして入院するかもしれません。
また、自転車に乗っていて他人を怪我させてしまったり、他人の物に損害を与えてしまう可能性もあります。
「自転車乗車中の怪我の医療費」や「自転車乗車中に起こした事故等の他者への賠償」が補償される保険に加入しておけば安心です。
ちなみに、私は「au損保の自転車向け保険」に加入してますよ。
まとめ
今回は、自転車の「事故防止30のチェックポイント」として、
筆者が自転車に乗る時に心掛けていることを「30の項目」にまとめてお伝えしました。
1つでも多く意識&実践しよう
当たり前なこともあれば、普段実践できていないことや意外なこともあったと思います。
出来ることからでいいので、1つでも多くの安全意識をもつことが大切です。
どれも実際に私が意識&実践していることなので「いいね」と思ったことはぜひ真似してみてくださいね。
そして、自転車乗りの友達に「シェア」してください。きっとその人のためになります。
自転車に乗るなら、事故は絶対に避けたいですね
自転車は一人で転倒しても怪我をするし、歩行者と事故を起こせば自分が加害者に、さらに車と事故になれば大怪我につながります。
たとえ自分に非が無くても、事故をするとロクなことがありません。
日頃から事故防止のポイントを意識して、自転車を安全に楽しみましょう。
道交法やマナーの復習も大事ですね
道路交通法やマナーさえちゃんと守っていれば避けられる事故は多いです。
ときどき復習して、マナーアップ&気を引き締めていきたいですね。